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砂糖が固まったら戻すには?固まる理由と固まらない保存方法も

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どこの家庭にもある調味料、砂糖。料理を頻繁にする人であっても減るスピードはゆっくりで、油断していると固く塊になってしまいます。

塊を崩そうと、フォークを使っても全く歯が立たないときはありませんか?できたとしても意外に力が必要なのでか弱い女性には難しいこともあります。

腕力不要で固まった砂糖を元に戻す方法と、もう塊にならないための保存方法について紹介します。

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砂糖が固まったら戻すことができる?

カチカチの砂糖をサラサラに…できます。一番簡単な解決方法はフードプロセッサーにかけることです。「うち、そんなのないし!」という人もいますよね。自分ちもそうです。

それ以外にもいくつかの方法があります。

1.電子レンジで1分ほどチンする

耐熱のお皿に乗せて、ラップをしないで1分ほどチンします。やりすぎると溶けてしまうので様子を見ながらやりましょう。チンした後にフォークで崩します。

4.霧吹きで少量の水分を与えて密閉容器に入れる

砂糖の塊に霧吹きで水分を与えます。密閉して放置するとほぐれやすくなるので仕上げにフォークで崩します。与えすぎると溶けてしまうので、ほんの少量です。

3.密閉容器に食パンと一緒に入れる

密閉容器に砂糖と食パンを一緒に入れて放置します。食パンから適度な水分が砂糖に映って崩しやすくなります。

上の2つは加減が必要でした。この方法は密閉容器に食パンと一緒に入れるだけなので、失敗しても取り返しがつきます。できればこの方法から試した方が良いでしょう。

2.サラサラの砂糖の中に入れる

余分な、固まっていない砂糖があるならこの方法が一番安全でしょう。使っているうちに崩しやすくなるので何も苦労はいりませんし、待ち時間も気になりません。

砂糖が固まる理由は「湿気」と「乾燥」の繰り返し

ところで、なぜ砂糖は固まってしまうのかというと、水分が関係してきます。

塊を戻す方法の中で、電子レンジで水分を飛ばすのと霧吹きで水分を与えるすのの両極端があるのに気がつきましたか?普通に考えると、何か変だと思いませんか?

砂糖は部屋の湿度から水分を得ることで固まり、その状態から乾燥することでさらに固くなるのです。砂糖の使用頻度が少ない家庭で、この湿気と乾燥が繰り返し与えられることでドンドン硬さが増していきます。

固まる理由がわかれば、その逆をしてあげれば元に戻せるというわけです。

  • 湿気の多い季節に固まったら水分を抜いてあげる
  • 乾燥する季節に固まったら水分を与えてあげる

こう考えても良いかもしれません。

理由がわかった上で、一番簡単なのが固まっていない砂糖の中に入れること方法なのがピンとくるでしょう。塊になった砂糖の水分が周りの砂糖に移って水分量が薄まることで崩しやすくなるというわけです。

塊になる原因が湿気と乾燥とわかったところで、保存方法についても考えてみましょう。

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砂糖が固まらない保存方法とは?

単純なことです。水分が入りすぎず、乾燥しすぎないところで保存すればよいのです。

スーパーから買ってきたときの状態は少し湿っているような気がしますが、あれがベストな水分量だと考えてください。

そこから湿気を与えないように、そして乾燥しすぎないようにするために密閉できる容器に入れて保存すればよいことがわかりますね。

水分量がベストではなくなりますが、ジップロックのような密閉できる袋に乾燥材を一緒に入れて、使い終わったらできるだけ空気を抜いて閉じるのがベターな気がします。

密閉が難しいなら、プレーンヨーグルトなどについてくる顆粒の砂糖を混ぜておくと良いそうです。試しに取っておくと良いかもしれませんね。

さいごに

砂糖や塩は固まりやすいのですが、ついフォークでガシガシ崩そうとしてしまいます。そしてことごとく跳ね返されることも多いでしょう。

ここに紹介した方法を試せば腕力はさほど使わずに使える状態に戻すことができます。ベテラン主婦には当たり前のことでも一人暮らしをしたばかりだったり、料理の話をする機会の少ない男性には役立つ情報だと思います。

こういう普段は使わないけどいつかは必ず必要になる知恵は、Evernoteにクリップするとかブックマークしておくことをおすすめします。

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