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チアシードが人気なのはアノ栄養成分のため?長く続く食べ方も教えます

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チアシードは、有名人がダイエットや美容のために積極的に食べて話題になりました。テレビや雑誌では観ているけど、じつはよく知らないという人も多いようです。

主に女性に人気の食品ですが、その秘密はどのへんなのか?どんな美容効果、健康効果が期待されているのか?と言ったところを紹介していきます。

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チアシードが人気なのはなぜ?

少し前から海外セレブや人気モデルが美容と健康のために食べているスーパーフードとして「チアシード」が注目されていますが、これはどんなものなのでしょうか。

チアシードとは中南米原産のチアというシソ科の植物の種子で、マヤ文明の栄えた時代から食べられていたといわれています。

なぜ美容と健康に良いと世界中から注目されているのかというと、第一にその栄養価の高さからです。 必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、脂質といった人間の健康維持に必須な栄養素をバランスよく含まれています。

サプリメントで栄養を摂るよりも自然の食べ物から栄養補給した方が当然と思いませんか?でも食物に含まれる栄養素が減ってきているとも言われていて、野菜や肉から1日に必要な栄養素を毎日欠かさず摂取することは難しくなっています。

そこでチアシードです。栄養豊富で、少量で良く、満腹感もあり、便秘に効果的と言われれば、世の女性たちから注目されるのは当然ですよね。

しかもそれだけではありません。痴呆症への効果にも注目されている「αリノレン酸」が豊富に含まれています。同じようにαリノレン酸が豊富なエゴマ油は独特なにおいがありますし、油です。「ダイエット」の文字が頭を離れない人にとっては躊躇しますよね。

そのαリノレン酸というのは、血流を滑らかにして脳梗塞や心臓病のリスクを下げる効果があります。特に脳梗塞や心臓病のリスクが高まる中高年の方はチアシードを毎日食べることが有効です。 メタボにも効果があるかもしれません。お父さんも一緒にダイエットなんてどうでしょうか?

チアシードに含まれる栄養成分は?

チアシードは様々な栄養成分が豊富に含まれていて、それにより色々な効果が期待されています。

チアシードはダイエットにもよいといわれる食品ですが、これはチアシードが低カロリーで栄養豊富であるとともに、グルコマンナン(水溶性食物繊維の一種)が豊富に含まれているためです。

チアシードの特徴と言えば水を含むと膨らむことです。これは含まれるグルコマンナンによるもので、食べることによりお腹で膨らむので満腹感を得られると共に便秘解消効果があります。

また食物繊維ですから、便通がスムーズになったという声も多く、腸に蓄積しがちな老廃物の排出を促す働きががあります。これにより痩せやすい体質をつくる効果が期待できます。

ただしこれは水分を一緒に取る必要があります。水の中にいれて十分膨らませてから食べる理由はここにあります。もしそのまま食べてしまうと、体内の水分を吸収して膨張しようとします。これによって町内の水分が不足して便秘になるといったことが考えられます。

10倍にも膨らむチアシードの良い効果としては、グルコマンナンが水を吸って大きく膨らむということです。十分に水分を吸ったチアシードは、少量でも腹持ちがよくてダイエット中でもお腹がすきにくく、ダイエット中の方にもおすすめの食品と言えるのです。

また、チアシードにはアンチエイジング効果のあると言われているオメガ3脂肪酸も豊富に含まれています。このオメガ3脂肪酸は普段の食事ではなかなか摂りにくい栄養素ですが、チアシードなら簡単に豊富に摂取することができます。

その他にも人が体内で生成できないロイシン、リジン、トリプトファンなど必須アミノ酸を8種、代謝に必要なビタミンB群、カルシウムやリン、鉄分などのミネラル類も豊富に含んでいます。

しかもミネラル類は種類も豊富ですが、一つ一つの含有量も他の食品に比べ豊富です。例えばカルシウムは牛乳の6倍、鉄分はほうれん草の6倍含まれています。

このように豊富な栄養成分を含んでいるため、健康はもちろん、美容にも効果があるヘルシー食材として注目されているのです。

定番の食べ方はヨーグルトと一緒に食べるとか、スムージーに混ぜて飲むとかでしょう。ここではそれ以外の方法を紹介します。チアシードに興味をもったのなら、参考にしてみてください。

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チアシードの食べ方をヨーグルトやスムージー以外で

美容と健康にいいと聞いてチアシードを始めたものの定番のヨーグルトやスムージーはもう飽きてしまった、という方、こんな食べ方はどうでしょうか。

でもその前に、まず1日にどのくらいの量を食べたらよいのかおさらいしておきましょう。別の記事にも書きましたが、個人的には薬ではないので量もおおざっぱで良いと思っています。でも気にする人が本当に多いんです。

ということで、一応書いておきますね。

チアシードは1日およそ15g(大さじ1)が適量です。シードの周囲にしっかりゼリー状の膜が張るまで水で最低10分、できたら30分以上浸しましょう。夜に仕込んで朝に食べる、または朝に仕込んで夜に食べるというのが良いかもしれません。

水分を含ませたチアシードは日持ちが良くありません。数日は保存できますが、できればその日のうちに食べてしまいましょう。

さて、それでは食べ方を紹介します。

チアシードとココナッツミルク、砂糖もしくはハチミツを混ぜて冷蔵庫で冷やすだけでプディングの完成です。ココアパウダーをいれてチョコ味にしたり、ブルーベリーや苺をトッピングしたり応用の幅が広いのがチアシードプディングのいいところです。ね、簡単でしょ?

豆乳を使用する場合はゼラチンか寒天で固めてください。お腹に溜まりやすいので満足感があるので、よりダイエットへの効果が期待できます。いつもお腹を空かしているダイエッターの方はぜひお試しを!

味についてですが、チアシードは無味なので実はどんな料理にも合います。

たとえば粒マスタードと混ぜても違和感がありません。これを肉料理に使用するとプチプチした食感が二倍楽しめますし、ゴマダレやドレッシングなど調味料と合わせると和洋中何にでも使えて便利です。

独特の見た目や食感が苦手な人でもこれならジュレ風になるので食べやすいでしょう。もずくやオクラのようなとろみのある食材とも水分を吸ってプルプルしたチアシードと相性抜群です。

さいごに

うちの定番はヨーグルトとミューズリーの中に入れて無調整豆乳をかけるのが定番です。でも毎日ではありません。飽きますから!

ということで、ちょっと違うチアシードの食べ方も紹介してみました。

でも熱を通す食べ方はおすすめできません。αリノレン酸が熱に弱いためです。お椀に盛ったみそ汁の中に入れるのはOKらしいので、どうしてもという場合でも油で揚げたりフライパンで焼いたりしないようにしましょう。栄養素が壊れてしまいますので。

毎日少しずつ続けて、理想の自分を手に入れてみませんか?

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