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フローリングで布団のカビ対策は除湿シートだけ?使い方次第で逆効果にも!

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新生活を始めて数か月。まさかフローリングに布団を敷きっぱなしの万年床にはしていませんよね!?それ、カビが生える可能性が非常に高いですよ。

「いや、万年床でもカビ対策は除湿シートでちゃんとやってるよ」と安心してはいけません。使い方を間違えれば逆効果です。

では、どんなことに注意すればよいのでしょうか?

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フローリングに布団を敷くならカビ対策は必須!

フローリングに直接布団を敷いている人が後を絶ちません。そして「布団がカビた~!」と公開の叫びをあげる人々…。畳ならまだしも、フローリングでは布団との間に湿気がこもってしまいます。

床と布団との間に湿気を逃がす空間を作らなければ、そこはカビとダニの住処となります。過去の記事「トゥルースリーパーで夏の快眠は暑さ対策なしでは絶望的か?」では除湿シートとスノコベッドを使うことを提案しました。

トゥルースリーパーで夏の快眠は暑さ対策なしでは絶望的?


 

でも除湿シートだけ、スノコベッドだけとどちらか一方だけではカビの発生が抑えられないことがわかりました。より効果を発揮するには除湿シートとスノコベッドを併用することです!

スノコベッドだけでも大きめのものを使うことで回避できますが、スペースの関係上できないという場合を考えれば、併用する方が現実的ではないかと思います。

さらにずぼらな万年床の先人の知恵を借りるなら、布団乾燥機すら万年床に仕込むという暴挙もあるそうです。たしかにスノコベッドはかさ張りますからね。

この方法を目にしたときは「上手いこと考えたなあ」と感心したものです。なにせ除湿のカビ対策と温度のダニ退治を万年床でありながら実現するという悪魔の装置を手に入れたわけですからね。

でもこれ、一人暮らしでないと絶対に家族から苦情が出てくるだろうなと予想できます。その辺をよく考えてから実行に移しましょう。

さて、除湿シートも使い方次第では単独でも湿気を溜めない方法はあります。それはどんな使い方でしょうか?

敷布団と除湿シートは使い方次第でカビが出る

すでに除湿シート単独ではかびる可能性がゼロではないと書きました。その場合の使い方はこうです。

  • 床 → 除湿シート → 敷布団 の上に寝る

この順番で敷いて万年床をにすると、除湿シートの処理能力がいつか限界を迎えます。頻繁に除湿シートを干して復活させればよいのですが、その頻度が高くなることは容易に想像できますよね。

  • 床 → スノコベッド → 敷布団 の上に寝る

この場合でも、スノコベッド自体に湿気が溜まってカビてしまいます。布団を干すのが面倒で万年床になっているのに、スノコベッドも干さなくてはいけないという本末転倒な状況です。

ただしこれには解決策があります。畳んで布団干しにできるものを購入すればよいのです。万年床のスペースを開けることができるという意味でも良い手段です。敷きっぱなしから一歩抜け出す最初のステップとしては考慮する価値があると思います。

最適なのは、床と除湿シートの間にスノコベッドを敷くことです。

  • 床 → スノコベッド → 除湿シート 敷布団 の上に寝る

これだとスノコベッドの下から湿気が抜けるので除湿シートとの相乗効果でカビが生えるのを防ぐことができます。が、除湿シートを干して復活させる必要があることには変わりがありません。

最後にスノコベッドを使わない方法です。敷布団2枚の間に除湿シートを挟むことで、完全な万年床には不安が残るにしても、あらゆる手軽さという意味で優っています。

寝起きの背中や腰痛が和らぐ敷布団の使い方」にも書いたように、フローリングで寝ると起きる腰痛への対策としても敷布団の2枚重ねは効果があります。一石二鳥ですね。

寝起きの背中や腰痛が和らぐ敷布団の使い方


 

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布団を干す頻度と干せないときの対策

「そこまで万年床にこだわってないよ」という人は、ぜひ天日で布団を干してください。その頻度は、できれば毎日が理想です。日光による乾燥と殺菌の効果は侮れません。

日中は働いているから毎日は無理という場合でも、休みの日には雨でもなければ外に干した方が良いですね。曇りでも湿気取りという意味ではやる価値があります。

干し始める時間は早すぎても朝の朝露があるのでおすすめできません。できれば10:00以降の午前中から始めて、その日の最高気温を記録することが多い14:00を超えて15:00までに取り込むのが理想です。これは洗濯物を干すときも同様です。

もし梅雨時で外には干せないという場合でも、イスなどにかけて空間を作って風を通してあげましょう。それだけで湿気対策には十分です。

ダニ対策も…ということなら、布団乾燥機でダニ退治&湿気対策をして、レイコップなどの布団掃除機でダニのエサになるフケや髪の毛、死骸などを吸い取ることが効果的です。

さいごに

フローリングに布団を敷いて寝ている人のカビ対策について、以前書いた記事の保管も兼ねて紹介しました。

万年床で干しもしないでいたらカビもダニも増える一方です。寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといいますから、何かしらの手段で子の水分を布団から放出する必要があります。

あなたはどんな方法を選びますか?

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