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ドライヤーで静電気から髪の毛まもって潤いある髪になるには?

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冬はお風呂上りにドライヤーを使うたびにバチバチッっと静電気が発生する嫌な季節です。髪の毛を乾かしているときに静電気が起きないようにするにはどうるすればよいのでしょうか?

原因を探りつつドライヤーの使い方、髪の毛の乾かし方に注意すれば静電気を抑えることができます。

しかもセットしやすくなるし、髪の毛に潤いがでてくるおまけつきです。個人差はありますが、試してみる価値はありますよ。

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ドライヤーを使っても静電気が起きないようにするには?

ドライヤーで髪を乾かしているときに静電気が発生する原因は乾燥と摩擦です。これに注意するだけでも静電気を抑えることができる場合があります。

原因の1つである乾燥とは、空気の乾燥と髪の毛の乾燥の2種類が関係しています。

冬はとくに空気が乾燥しているので室内の湿度を上げる必要があります。空気が乾燥していると髪の毛を乾かすときだけでなく、金属に触れたときにもバチッときます。

これは浴室に洗面台が併設されているなら、そこで乾かすのが手っ取り早いでしょう。または加湿器などで湿度を上げた部屋で髪を乾かせば空気の乾燥は防ぐことができます。

そして髪の毛の乾燥は、トリートメントやリンスなどで髪の自体の保湿を心がけることです。

トリートメントとリンスには、それぞれ別の役割があります。ちょっとだけウソを交えつつ、わかりやすく説明すれば次のようになります。

  • トリートメント 髪の毛の補修をして潤いを取り戻す
  • リンス 髪の毛の表面をコーティングして水分の蒸発を防ぐ

リンスをしなければ、せっかくトリートメントで潤いを取り戻しても水分が蒸発してしまいます。トリートメントしなければ、パサパサな髪をリンスでコーティングしても意味がありません。

つまり両方かかせないということです。

使う順番もわかりましたよね?潤い成分を浸透させてから表面をコーティングしますから、トリートメントの後にリンスです。

シャンプーだけの無防備な髪の毛にドライヤーでは、乾燥を防ぐことができないというのは容易に想像できますよね?

髪の毛の潤いを保つためのドライヤーの使い方は?

リンスとトリートメントでは静電気を防げない場合があります。そんな人のために、ドライヤーを使う前にできる防ぎ方を紹介します。

それは、ドライヤーを使う前に髪に「あるもの」をつける方法です。

  • 椿油
  • 流さないトリートメント
  • ベビーオイル
  • ハンドクリーム

ざっとこれだけのものが静電気を防ぐのに有効とされています。効果のほどは個人差があって、ある人はベビーオイルで防げたという人もいれば、ある人は流さないトリートメントが良かったという人もいます。

この中では、椿油か流さないトリートメントで解決できればそれが良いでしょう。

椿油ははるか昔から使われていて実績がありますし、美容師のような髪の毛の専門家が静電気防止のために流さないトリートメントをすすめるからです。

いずれにしても付けすぎは良くありません。とくにトリートメント以外は、行ってみれば油です。少量にしておかないとベトベトになってしまいます。

また使うタイミングにドライヤーの前か後かで説がありますが、ドライヤーを使う前にこれらで表面をコーティングします。これでドライヤーの熱で髪の毛内部の潤いが逃げていくのを防ぐのです。

そしてドライヤーのかけ方にも注意が必要です。ドライヤーで髪の毛を完ぺきに乾燥させてはいけません。

髪に触れるとしっとりしているが濡れていない

これが理想です。そのためには「温風を長時間当てない」とか「最後は冷風で仕上げる」と良いでしょう。「毛先を乾かしすぎない」とも言います。ロングヘアの人は毛先には多めにトリートメントや椿油を浸透させておくと良いそうです。

温風を当てるときも風の吹き出し口を振りながら、適度な温度になるようにしてあげます。

温度が高くても短時間で乾いた方がダメージが少ないのではないか?との疑問もあるかもしれませんね。

でも高温で焼いた肉や魚を思い浮かべてください。中はジューシーかもしれませんが表面は黒焦げです。髪の毛も同じで、温度の高いドライヤーの熱を当て続けていると表面にダメージを受けてしまいます。

冷風で仕上げると良いと言われているのは、キューティクルを閉じさせる作用があるからです。風呂上がりの濡れた髪はキューティクルが開いています。

これは髪の毛が傷つきやすいだけでなく、内部の潤いも失ってしまいます。キューティクルが開いている分だけ表面積が大きくなって、気化熱によって水分も失われると考えられるからです。

広がったキューティクルは髪の毛を冷やすクトで閉じることができます。

キューティクルは毛根から毛先に向かって魚のウロコのように並んでいます。だからその方向に向かってドライヤーの風を当てれば、キューティクルの向きに逆らうことがありません。

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髪を乾かすときに静電気を防止するブラシの使い方

もう1つの原因である摩擦は、ドライヤーの風を当てているときにブラシや手ぐしで髪をこすることで起こります。

ブラシを手早く動かすほどに摩擦力が強くなるので、静電気は起こりやすいのです。

例えば下敷きなどで頭をこするときに、ゆっくり動かすよりも早く動かした方が髪が逆立ちますよね?考え方は一緒です。

湯上りで最初に髪を乾かすときは、手ぐしで髪の毛を持ち上げるようにしてドライヤーの風を通して乾かすようにすると静電気の発生を抑えることができます。

そのあとはブラシをゆっくり通しながら乾かします。

このとき使うブラシは、できれば自然素材のものが望ましいでしょう。中でも豚毛やつげのブラシが良いとされています。

個人的なおすすめは、つげのブラシです。豚毛などの場合は毛の密度が高くてブラシの通りが悪いことがあります。

また安価なものは豚毛100%と言いながら、質の悪い豚毛の表面を静電気が発生しやすい素材でコーティングしたものが売られています。注意しましょう。

つげのブラシは多くの品は目が粗いですし、椿油を染み込ませて使うために自然とオイルコーティングが可能です。

値は張りますが長く使えるものですし、使い込むほどに油がブラシに馴染んで髪にツヤが出てきたりします。

ああ、そうそう。そういう意味では手ぐしだけでも良いんですよ。手に元々ある脂分が髪をコーティングしてくれるのでしっとりした感じになります。

朝よりも夕方の方が髪のおさまりが良いという人は、日中髪を触ったり、頭皮からの皮脂で、髪表面に適度な脂分がついたからです。

湯上りでは手に脂分が少ないので、ハンドクリームやベビーオイルでも代用できるという訳。

さいごに

ドライヤーで髪を乾かしているときに発生する静電気を押さえるにはどうしたら良いのか、長々と紹介しました。

いま加湿器を導入している家庭は多いでしょうから、髪の毛の保湿に注目してみてはどうでしょうか。

結局は髪質が悪いと静電気が起きやすく、ツヤツヤとかサラサラとかの綺麗な髪だと静電気が防ぎやすいということなんでしょうかね。

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