多チャンネル録画可能なレコーダーはマニアだけのものじゃない
全録レコーダーの需要が育児中のお母さんにあるそうです。
テレビの不振、視聴率が低くなったのは「番組がつまらなくなったから」「若者のテレビ離れ」なんて言われてますが、まだまだテレビが手放せないようです。
テレビとネットはお互いに意識し合ってる
なかには、テレビよりネットを利用する時間の方が長くなった、テレビはもう見てない、という人もいるかもしれません。でも意外にテレビとネットは交流があるんです。
Youtubeの映像がテレビ番組で「おもしろ映像」として紹介されることが増えましたよね。また、番組で紹介された食べ物や話題性のあるCMがネット上の検索ランキングの上位を占めることも多いです。
お互いが意識しているのは間違いありません。
テレビ離れはどこいった?
気になったきっかけはこの記事でした。
デジタル3波チューナを9基内蔵し、地デジ/BS/110度CSの中から最大9chの全録が行なえる「タイムシフトマシン」を備えた同社の最上位モデルだ。
【鳥居一豊の「良作×良品」】地デジもBS/CSも。最大9ch全録のレグザサーバー「DBR-M590」 - AV Watch
「どんだけテレビ好きなんだよ(笑)」
テレビ離れはしているはずなのに、こんな多チャンネルレコーダーがありますし、テレビの方も4Kや8Kと高画質に、インチ数も年々大きくなっています。
3Dテレビが失敗だったので必死の戦略とも見えますが、採算の取れない事業はやらないでしょう。テレビの周辺にはまだまだ需要があるという証拠ではないでしょうか。
需要は意外にも女性にあるらしい
この手のAV機器は、AVマニアが主なターゲットだと思っていました。もしくはアニメおたくとか。
はるか昔なら、投資家が情報収集のたにブラウン管テレビを並べて全チャンネルを流していたと聞いたことがあります。
さきほどのAV Watchの記事によると育児中のお母さんに需要があるそうです。
ちなみに子育て中のお母さんが録りたいチャンネルは、子供向けのアニメ専門チャンネルだとか。子供たちの好きな番組を自分がいちいち録画しておこなくても、たっぷりと貯め込んでおいてくれるのは、忙しいお母さんにはなによりありがたいのだろう。
女性をターゲットと考えると、ジャニーズファンにも需要がありそうです。裏番組にもジャニタレが出演していれば取りこぼしのないように録画したいという気持ちになるかもしれません。
つぎは高齢者への需要掘り起こしかな?
AV機器は若い男性の需要が多いと思っていましたが、意外にも女性が興味を示していることが今回わかりました。
「機械音痴だから…」
と敬遠しないで興味を持ってみると新しいテレビの楽しみ方が発見できるかもしれませんね。