クリスマスの時期にイルミネーションを飾るのはすっかり定着してきた感があります。最近ではハロウィンでもチラホラ見られます。
「じゃあそろそろうちもベランダにイルミネーション飾ってみようか」と意気込んだはいいけど、外に電源がなかったらどうしましょうか。古いマンションにはベランダに屋外用コンセントがない場合があります。
賃貸だと屋外用コンセントの増設工事をするわけにもいかず、どうしたらよいのかわからないというのが良くある疑問です。
解決方法としては室内のコンセントから電源をとるのが簡単ですが、いくつか方法があるので確認してみましょう。
ベランダにイルミネーションの電源がない!そんなときは?
ベランダ側にコンセントの増設工事ができれば一番です。室内側に配線が通っているところから屋外側に分岐させるだけなら費用は安く済みます。場合によっては5,000円くらいという低価格で、まあだいたい1万円前後を見ておけばよいでしょう。
賃貸の場合は、まず不動産屋や大家に相談です。
もし許可が下りなかったら、室内のコンセントから延長コードで外に持ってくるしかありません。その方法は2つあります。
- エアコンの配管用の穴から通す
- フラットケーブルで窓のすき間から通す
エアコンの配管用の穴には、延長コードが通せるくらいのすき間があります。ここが利用できれば一番スマートです。でもしっかりとカバーでガードされてしまって通せないこともあります。
そんなときはフラットタイプの延長コードを使うことで対処できます。
短いのを買って、外でさらに延長させる方法もありますね。Amazonの方が30cm/50cm/1m/2m/3m/とバリエーションが豊富です。
イルミネーションの防水はコンセントだけじゃダメ
マンションのベランダにイルミネーションを飾るのに気を付けなくてはいけない一番のことは「防水」です。
室内から延長したコンセントもそうですが、プラグの接続部分も雨がしみこんだりしないように注意が必要です。その場合はプラグカバーを使うことも検討しましょう。
ほかにも雨だけでなく、ベランダ菜園をしているなら水やりの跳ね返り、真夏の水まき、ふとした瞬間に水がかかってしまうことが考えられます。
あとLEDイルミネーションも防滴よりも防水を選んで購入しましょう。それでもコントローラーには防水対策をしておくとさらに安心度が増します。簡易的な対策としてビニール袋にくるんだり、ビニールテープで水滴がにじまないような処置くらいはしておきます。
決して野ざらしにしてはいけません。最悪だと2日目には使い物にならなくなっている、なんてこともあり得ます。
自宅でイルミネーションをやると電気代は?
イルミネーションをはじめて気になるのが電気代です。たとえば100球のLEDイルミネーションを使った場合の1か月の電気代を計算してみました。
電気代はこの式で計算できます。
※ 電力量料金25円/kwhで計算しました
Kw数×1日の使用時間×日数×電力量料金
(6W÷1,000) × 6時間 × 30日 × 25kwh/円 = 27円/月
計算してみると意外に安いですね!実際には100球では寂しいので300球くらいあると良いのではないでしょうか。それでも1,000円しません。コスパで考えたらLEDは良い選択です。
まとめ
マンションでクリスマスやハロウィンのイルミネーションを飾るにはベランダ側に電源が必須です。
もしなければ室内から延長してこなくてはいけません。そのときは必ず防水、防雨ととった文字を確認して使用しましょう。
電球はLEDを使えば、電球の数が常識的な範囲ならイルミネーションの電気代はそれほど高くありません。今年はあなたのマンションのベランダでもイルミネーションを飾ってみてはどうでしょうか。