せっかく買い物をしたのに、その食材を冷蔵庫に入れ忘れてしまった…!なんてことはよくありますよね。ありますよね!?
平日仕事をして、その帰り道によく買い物をします。仕事の疲れがひどいときには冷蔵庫に食材をしまうのはついつい後回しに。
そんな時に限って一晩キッチンの床に放置したまま朝に気が付く…なんてことがよくあります。
生鮮食品は温度管理が必要じゃないですか。卵なんて、私にとっては悪くなりやすいものの代表のようなものです。
夏に一晩冷蔵庫に入れ忘れてしまった卵って、大丈夫なのか心配になりませんか?
生卵は常温保存でも可能って本当!?
スーパーの売り場を思い出してみてください。卵は常温保存で売られていますよね。生産者から流通される時も、もちろん非冷蔵で運ばれます。
そうなのです!卵は常温保存が可能な食品なのです!!
そのため、家に帰ってきて、卵を冷蔵庫に入れずに一晩放置しても問題はありません!
賞味期限内であれば、卵を冷蔵庫に入れずに、常温で置いといても大丈夫だそうです。
スーパーの生鮮品(野菜や魚)売り場は周りよりひんやりしていたり、運送中も温度管理をしていることもあります。
そう考えると、やっぱり冷蔵庫で保存する方が良いのでは?とも思います。
冷蔵庫で保存する理由とは?
卵は常温保存可能な食材ですが、できれば冷蔵保存をしてほしい理由があります。これが、先ほどの売り場や運送中の温度管理にもつながっています。
それは、冷蔵保存によって黄身・白身の「弾力」や「張り」などの見た目を新鮮に保てるためです。
冷蔵庫に入れ忘れた卵と、冷蔵保存していた卵を比べてみたことがありますが、冷蔵保存していた卵のほうが、白身の見た目ががプルっとして、黄身がより丸く保たれているなと感じました!
多くの方々が卵を冷蔵保存しているかと思いますが、「忙しくて卵を冷蔵庫に入れるのを忘れてしまった!」「冷蔵庫がパンパンで食材が入り切らない!」などのトラブルがない場合、卵は冷蔵保存する方が新鮮に保てるでしょう。
冷蔵保存する際に、気を付けてほしいのは「温度変化」です。
冷蔵庫を開け閉めする際に、冷蔵庫内の卵が外気の暖かい空気に触れることで、卵表面に水滴がつきます。
その水滴には細菌が多く含まれており、それが卵の内部に入ると衛生上よくありません。
だから、卵を冷蔵庫で保管する場合は外気に触れやすい扉付近ではなく、冷蔵庫奥のほうに保管することがいいんですよ。
さいごに
卵を一晩、冷蔵庫に入れ忘れても、その卵は安全ですが「本当に食べても大丈夫なのか」とまだ心配な方はいらっしゃいますよね…。
そんな時に、卵が食べられるものなのか確認する方法を簡単にお教えいたします!
- 殻を割った際に、黄身がすでにくずれている場合
- まだ割ってない卵を振ると、中で音がする場合
- 殻を割っていない状態で水の上に浮かべると、沈む場合(新鮮な卵は浮かび上がります!)
これらの方法を試してみて、当てはまらなかったら食べられます。
それでも心配な場合は、加熱して食べてみてくださいね!