コンパクトにもほどがあるスティック型PC
マウスコンピュータからスティック型のPCが発売されたということで、びっくりしました。パソコンというとデスクトップ型やノート型のように「パソコン本体」があるものという先入観がありました。どんなに小さくても「本体」と呼べる独立した筐体があるのが普通だと。
今回知った「スティック型PC」はでっかいUSBメモリのようにも見えますが、これでもパソコンなんですね。44gと軽量でポケットに入る大きさなので持ち運びも収納も余裕でしょう。
本体サイズが100×38×9.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量が約44gと手のひらに収まるスティック型のWindows PCです。
マウス、容量64GBとなったスティック型Windows PC - PC Watch
リビングPCとして活躍しそうなスペック
さすがにパソコンをガンガン使うヘビーユーザーには物足りなさを感じるでしょう。
でももしあなたが、大きなテレビ画面でHuluの動画を見たいとか、ちょっとネットショッピングをしたい、なんて人なら十分な性能じゃないかと思います。
Windowsがインストールされていて、SSDディスクという比較的高速なディスクが使われているので起動時間をはじめ、データの読み込みもスムーズなはずです。
USB端子があるのでマウスやキーボードも普通に使えます。だからメールの読み書きもできます。スマホやタブレットがメインの人が「一台くらいパソコン持っとこうかしら」みたいな需要にマッチしそう。
無線LAN(WiFi)はIEEE802.11 b/g/n、Bluetooth v4.0にも対応しているからネットが使えるし配線だらけにならずに済みます。
弱点は、CPUの処理速度が遅めなのとメインメモリが2GBと少な目なところ。たくさんのアプリを起動したり大きなデータを処理させたりには適さないかな。だからライトユーザー向け。
自宅のテレビにHDMI端子さえあれば、それがモニターになります!今までの経験でパソコンと言えばデカイもの、という時代から触っていたからこその衝撃です。