エアコンのリモコンは故障か調べて買い替える安く売ってるのは？

久しぶりにエアコンを使おうとしたらリモコンのボタンを押しても動かなかった…なんて場合は焦りますよね。エアコンが壊れた！とあせらずにチェックしてみると実はリモコンが壊れただけという場合も少なくありません。

エアコンが動かなかったときにできることと、リモコンが壊れていたとわかったらできることには、こんなものがあります。

エアコンのリモコンが故障したときに買い替える前にできること

エアコンが動かなかったとき、最初に疑うのは電池切れですね。リモコンの電池なんて普段から気にしているわけではないですし、シーズンオフで使わなかった期間が長ければなおさらです。

これで素直に動いてくれればよいのですが「久しぶり」の場合には簡単にいかないことも多いでしょう。そうなったら疑うのはリモコンの次のようところです。

本体とのやり取りが赤外線なら携帯電話のカメラ機能で簡単に確認できます。

カメラでリモコンの赤外線信号発信部分を映します。そこでリモコンのボタンを押してみると緑に光れば信号は正常に発射されています。まずはテレビのリモコンなどで正常な状態を試してみると良いでしょう。

リモコンのボタンのすき間が汚れていて接触不良を起こしていたり、発射部分にホコリが溜まっているなどもあるので、強く押してみると動作するかもしれません。

何はともあれ、まず久しぶりに動かすなら最初に掃除をしてみるのも良いと思いますよ。

リモコンの電池を頻繁に交換したり状態をチェックするようなものではないですよね。乾電池は長期間の使用や機器内での放置、高温多湿などのときに液漏れを起こすことがあります。

乾電池にはマンガン電池とアルカリ電池があって、どちらも液漏れの可能性はあります。どちらが起こりにくいかというのは諸説あって、アルカリ電池の方が液漏れしにくいとか、いまのマンガン電池は以前とは構造が違うので昔ほどではないとか。

また、マンガン電池は液漏れを起こしにくいが、もし液漏れしたときには使っている機器を腐食するので注意した方が良いとか。

最悪なのはマンガン電池とアルカリ電池を混ぜて一緒に使っている場合です。表面上は使えていても放電する電流量が違うので残った方の電池の放電によってむりやり充電される「逆充電」状態になります。通常そのような使い方はできないので危険です。

それではエネループのような充電池はどうかというと、液漏れはしませんが機器よりもエネループの電圧が低いとか、自己放電しているとか、早く使えない状態になるのが早いので止めた方が良いですね。

電池を入れるところの金具が汚れていませんか？白い粉とか緑色のカビっぽいナニカがついていたら、いくら電池を新しくしても使えません。

きれいにふき取って、場合によっては紙やすりなどをかけてあげると使えるようになることがあります。電池を入れっぱなしにしていたら要注意です。

なお、いちおうリモコンも電子機器なので、作業前には手を洗っておきましょう。

リモコンが壊れたとわかったので新しいのを買おうと思っても、家電量販店を含む電気屋ではメーカー純正のリモコンは、修理ではなくパーツとして販売しています。

なのでメーカーから取り寄せになります。しかも純正は高い。下手をすると10,000円以上するものもあります。いずれにしても本体機種名をメモしてリモコンを持っていくとスムーズに話ができるでしょう。。

店員に相談したい場合は電気屋に駆け込むのが良いですが、自分で探せるのであれば他にも購入できる場所はあります。それはオークションとリサイクルショップです。

いわゆる中古品になるので価格的にも安いので、予想以上に純正品が高かった場合には探してみる価値はあります。

うちのエアコンのリモコンも壊れまして、そのときはネットで汎用リモコン（ユニバーサルリモコン）を購入しました。基本的な機能しか使えませんが、500円＋送料くらいの値段だったので満足しています。

エアコンのリモコンが動かないので安価な汎用リモコンを買ってみた

エアコンのリモコンが動かないときに「うわ、エアコン壊れた！買い替えか！？」と焦る前にリモコン自体が壊れているかどうかのポイントを紹介しました。

エアコン側の故障は業者にみてもらわないとわからないので素人判断はできません。本体が壊れるよりもリモコンが故障する方が可能性が高いので、余分なお金を使う前に一度調べてみましょう。