PCで動画を見ていて、画面の前から離れるときは一時停止するのが普通だと思っていました。
一瞬離れるときはそれでも良いのですが、家事などで比較的長い時間は慣れるときは一時停止すると無音状態が続くのでどうにかならないかとも思っていました。
もちろん一時停止しなければ良いのです。でも解説動画は聞き取れないと、結局PCに戻ってから聞き直すことになって無駄です。
この小さな不満を解決できないものかと気にはなっていました。
そこでワイヤレスヘッドホンを購入したんですが、快適すぎて自宅では常につけています。音声だけ聞きたい解説動画とかを家事しながら聴ける環境がこんなにも良いとは思いませんでした。
このワイヤレスヘッドフォンを選んだ理由は?
いま持っているワイヤレスイヤホンはお試しだったので「安いは正義」が唯一の条件でした。今回のヘッドフォンは、次のような条件で選びました。
- 予算10,000円
- Bluetooth対応
- 密閉型ヘッドフォン
- マイク付き
- 長時間の連続再生
ネットで口コミなどを見てると「1万円未満と1万円以上で音質が違う」との意見がいくつか見られました。なので、安くて値段の割に口コミも良く、売れている商品でも候補からは除外しています。
この価格帯だとSONYの商品が候補としてあがるんですが、どうしても” ソニータイマー”の文字が頭から離れません。「そんなものは存在しない」「迷信だ」と言い聞かせてもダメでした。
いくつかの商品を比べた結果、Cleer Enduro100を購入しました。
さすが10,000円クラス。ちゃんとした箱に入っています。
手に持つとこんな感じ。耳当て部分(イヤーパッド)が予想外に分厚いです。
最終的な決め手は「30%OFFクーポン使ったら1万円超が1万円未満になる」こと。「今回も決め手はおカネかー」と思いつつ、考えていなかったノイズキャンセリング機能が付いているのも良い点です。
連続再生が売りな商品は27~30時間が多い中、100時間てすごいですね。1日中使ってもバッテリー切れを起こさないのは大変うれしい点です。
まー、100時間もいりません。ふつうに27~30時間で十分ですけどね。
20,000円まで手を伸ばせばありましたけど、10,000円付近の価格帯では、他に触手が動く商品はありませんでした。
カラーは商品ページを見てホワイトを選びました。でも、ホワイトって言うよりベージュです。
ペアリングと接続はマニュアル見なくても簡単♪
Cleerってアメリカのメーカーなんだそうです。で、とうぜんだけどマニュアルも英語。それがネックでマニュアルの解読に苦労したというレビューがいくつかありました。
でもマニュアルいりません。楽天の商品ページにボタンの説明がありますから。
そこに書いていない操作はペアリングするときの待機モードのやり方くらいかな。電源OFFの状態で電源ボタンを長押しすると電源ONで、そのまま押し続けるとペアリング待機モードになります。
LEDパイロットランクの状態はだいたいこんな感じで、色さえわかっていればOK。
- 消灯 : 電源OFF
- 白色 : 電源ON。bluetooth接続中 or 接続待ち
- 赤色 : ペアリング待機モード
音声でもアナウンスされます。
- Power ON
- Power OFF
- Audio Connected
- Audio Disconnected
アメリカ製品はいろいろ大雑把なイメージがあるんですが、それで十分使うことができる商品です。
Bluetoothへのペアリングと接続は簡単にできる
自分はWindows10につなげて使用しています。
順序として、初めて接続するときにはペアリングと言ってWindowsにヘッドフォンを登録しておく作業が必要です。ペアリングしていないと接続してヘッドフォンで音を聞くことができません。
また、ペアリングの前にはヘッドフォンをペアリング待機モードで起動しておく必要があります。電源が入っていない機器をWindowsは(Bluetoothは)見つけることができません。
ペアリング待機モードは、先ほども書いたようにヘッドフォンの電源を長押し&長押しですね。
さて、Windows10でのペアリングの方法です。
- スタートメニューから歯車(設定)をクリックして設定画面を表示する
- 「デバイス」をクリックして「Bluetoothとその他のデバイス」を表示する
- 「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」をクリックして「デバイスを追加する」を表示する
3種類のメニューがあります。
- Bluetooth
- ワイヤレス ディスプレイまたはドック
- その他すべて
この中で今回は「Bluetooth」を選びました。
ヘッドフォンがペアリング待機モードになっていれば、ここでペアリングすべきヘッドフォンを見つけてくれるはずです。見つかったらそれをクリックするだけ。
「Bluetoothとその他のデバイス」に戻ると、オーディオのところに聞き名が表示され「ペアリング済み」となっているはずです。
その危機をクリックすると「接続」と「デバイスの削除」が選べます。「接続」をクリックすれば、ヘッドフォンから音が出てくるようになります。
ヘッドフォンから音が出ないんだけど!?
初めて接続してみようとすると、音が出ないことがあるかもしれません。音の出力先がヘッドフォンになっているか、確認してみましょう。
- スタートメニューから歯車(設定)をクリックして設定画面を表示する
- 「システム」をクリックして「システム」の設定を表示する
- 左側のメニューから「サウンド」をクリックして「出力デバイス」がヘッドフォンになっているか確認する
もしヘッドフォンになっていなかったら、変更してください。「Cleer ENDURO 100 Stereo」です。
入力(マイク)もここで確認できます。出力(ヘッドフォン)のすぐ下にある「入力デバイス」がヘッドセットになっていることを確認してください
もしヘッドセットになっていなかったら、変更してください。「Cleer ENDURO 100 Hands-Free AG Audio」です。
初日から手放せない必須アイテムに!!!
カナル型のワイヤレスイヤホンは持っているのですが、耳の穴が小さくて一番小さいイヤーキャップでもフィットしません。
耳に合わないので付けていると耳が痛くなるので「無いよりマシ」と通勤時専用。もちろん長時間の装着は無理です。室内で試したら、PCから(bluetoothから)離れると音飛びや雑音が入って不快です。
そんな中、商品が到着してCleer Enduro100を試すと…快適です♪家にいるときはほぼ常時つけています。家事しながら、トイレ入りながら(!)、音飛びもなく安心してつけていられます。
長時間使用しても大丈夫?
一番使っているときは、朝起きてから寝るまでずっとつけてます。ざっと15時間くらい?外しているのはお風呂の時くらい?
あ、休日は引きこもりホームステイを守って買い物すら行かないことが多いです。文字道りずっとつけていますよ。
ホールド感も適度で頭や耳が痛くなることもありません。メガネをかけてても大丈夫です。口コミには、頭痛・耳の痛み・メガネの痛みなどを感じる人もいるようなので、個人差があるのかなとは思います。
音質はどうなの?
今回購入したCleer Enduro100は有線接続もできるタイプなので、音質にこだわる人も満足できるのではないかと思います。
自分は高性能な聴覚を持っているわけではないので、元々あまり気になりません。もし気にしているなら、ワイヤレスタイプは選ばないでしょう。
それでもやっぱり5,000円クラスより音が良い気がします。イコライザを通さなくても物足りなさを感じることはありませんので。
マイクの性能は?
普通に話して十分聞き取ってもらえるので問題ありません。カナル型イヤホンのマイクは、ちょっと大きめに話さないといけませんでした。
マイクには、音声入力やPCでのLINE通話などの使用に期待をしていました。
ところがPCでの音声入力はマイクがあるからと言って快適に使える環境わけではありません。使い勝手も悪いです。スマホ並みの手軽さで使えたらいいなと思っていたんですが…。
LINE通話のマイクとしては、スマホのLINEは当然ですが、PC版LINEでも問題ありません。スマホは、これまでスマホのスピーカーONにしてハンズフリーで通話していました。ワイヤレスヘッドフォンでさらに快適になりました。
気になるのは各種ボタンの位置
この商品に限ったことではなく、ワイヤレスヘッドフォン全般に言えることだと思います。
ヘッドフォンをつけは図示するときに指がボタンに当たるんです。意図せず音量が変わったり、電源がOFFになったりします。「自分が気をつけろ」と言われればその通りですし、「じゃあどうしろって言うんだ」って話でもあります。
でも、いままで有線のヘッドフォンしか使ったことが無い人が、初めてワイヤレスヘッドフォンを使ったらどうでしょう。つい触っちゃいませんか?
さいごに
商品ページでのイメージよりゴツかったので、外につけていくには恥ずかしさがあります。外出時はカナル型、室内ではCleer Enduro100と使い分けるようになりました。
それ以外の不満点がほとんどなく、良い買い物ができたと思います。
音にこだわりのある人であれば、もっと良いヘッドフォンを知っているかもしれません。でも自分のような凡人の耳には十分です。
「有線のケーブルが邪魔だな」「動けないのは不便だな」と思ったら、ワイヤレスヘッドフォンをぜひ検討してみてください。
まずは安いのをお試しで買ってみるのも良いです。場所に縛られないメリットを体験してしまうと、有線のオヘッドフォンには戻れません。