カラコン装着後の瞳の大きさは着色直径とデザインがポイント
カラコンには「着色直径」というものがあって、これによって瞳の大きさが決まりますす。
どうも着色直径とDIAを混同している人が多いようです。DIAの大きなカラコンをつけても瞳は大きくなりません。
瞳を大きく見せたいなら着色直径で選ばないとですよ!
着色直径とは?DIAとは?
自分も勘違いしていた着色直径とDIA。ちゃんと知れば、なりたい瞳の大きさを手に入れることができます。
着色直径
着色直径というのは、カラコンの色が付いた部分の直径を言います。レンズはお椀上にカーブしていますが、そのカーブに沿って計った数値です。
ということは、レンズを付けているときの瞳はこの数値よりも少し小さく見えることになります。
カラコンの種類によって計り方が違うようです。着色直径とあるように、レンズを上から見て平面と考えて計った数値です。
計り方が違う、というのは着色直径を大きく見せるために潰した状態で計った数値だったり、カーブに沿って図った数値だったりと説明がいろいろあります。ここでは直径という言葉から上のように説明を修正しました。
DIA
DIAというのは、レンズの直径のことで、レンズを上から見て平面と考えて直径を計った数値です。簡単に言えばレンズの大きさのこと。
DIAは色はついていない部分も含まれます。だからDIAが大きなカラコンを付けてもデカ目とは関係ありません。あくまでも着色直径で瞳の大きさが決まります。ここを勘違いしている人が結構いるようでした。
DIAより着色直径の数値の方が大きいレンズがあった場合は、上で書いた計り方の違いを思い出してください。
BC(ベースカーブ)
かかわりの深い言葉なので、ここでBC(ベースカーブ)についても触れておきます。
BC(ベースカーブ)とはコンタクトレンズのカーブ(湾曲)の度合いを数値で表したものです。
数値が大きいほど緩やかなカーブになって、数値が小さいほど急なカーブになります。近視の人はカーブの度合いが比較的急になります。
目に対して、カーブが急な(BCの数値が小さい)レンズをつけるとズレたり外れたりしやすくなります。
反対にカーブが緩やかな(BCの数値が大きい)レンズをつけるとキツく、張り付くような感じになります。
目に合わないコンタクトレンズを使い続けていると瞳(角膜)を傷つける場合もあります。できれば専門のクリニックとかで検査をしてもらって正確なデータをもらっておくと良いかもです。
着色直径とデザインの関係
瞳の大きさはレンズの着色部分によって決まるので、着色直径が大きな要素です。でもそれだけでは決まりません。
レンズの縁の色とデザインも重要な要素になります。デカ目になりたいのか、瞳の色を変えたいのか、なりたい瞳を決めるときに気にしてみてください。
色の濃さ
縁の着色が濃い色のレンズと淡い色のレンズを比べると、同じ着色直径でも濃い色のレンズの方が大きな瞳に見えます。
デザイン
縁のデザインがはっきりしているレンズとグラデーションなどでぼかしているレンズを比べると、同じ着色直径でもはっきりしているのレンズの方が大きな瞳に見えます。
美人の瞳の黄金比
瞳がデカければいいってものでもないんですよ。美人に見える白目と黒目の黄金比があって、1:2:1なんだそうです。1が左右の白目、2が黒目ですね。
自分の目のバランスがこの比率に合うようにカラコンを選ぶと、より美人度がアップするというわけです。
日本人の瞳の大きさは?
平均的な日本人の瞳の大きさは12mmほどだそうです。裸眼でもこれより大きい瞳を持っていれば、すでにデカ目をもっているってことですね。
さっきの黄金比を使えば、左右の白目が6mmほど見えていると「美しい目を持った女性」と言えそうですね。
Putia(プティア)はほんとうに瞳が1.5割増になる?
以前に記事を書いたカラコン Putia(プティア)の場合は、縁のグラデーションデザインのためか、思ったほど大きな瞳にはならないという声も多いようです。Putiaの着色直径についてはどうなのでしょうか。
Putia(プティア)は、瞳がいつもより1.5割増しになりたい人におすすめのカラコンと言われています。すると平均的な日本人の瞳の大きさで考えると12mmの15倍だから13.8mmとなるはずです。実際のところはどうなんでしょうね?
調べたところ、Putia(プティア)の着色直径は13.6mmでした。デザインもあわせて考えると、実際につけた感じではもう少し小さ目に見えるかもしれません。
PutiaのDIAやBCといった他のデータは「吉川ひなの カラコンPutiaはパッケージがかわいい感じ」の記事にあります。
デカ目になりたい人より、つけていける場所を増やしたいとか、瞳の色や輝きに変化をつけたい人にピッタリなカラコンなのかもしれませんね。