オムレツを作ると高確率でフライパンにくっついてしまうというあなた!火加減を間違えていませんか?
玉子は火の通りが早いからと弱火にすると、玉子料理はほぼ失敗します。
オムレツもそう。くっつくかないようにするポイントは多めの油とと強めの火加減です。強火に慣れると玉子料理がワンランクレベルアップしたのを実感できるはずです。
オムレツがフライパンにくっつくのは火加減と油の量
そもそも論で言えば、テフロンの剥がれ落ちた古いフライパンを使わなければ良いって話なのですが、自分ではどうにもできないことってありますよね。
鉄のフライパンしかなかったり、自分で勝手に買うことができなかったり。そうするといまある道具でやらなきゃいけない、だけどこれだとオムレツが絶対にくっついてしまう、そんなときどうするかってことで。
自分は、オムレツをうまく作れるようになりたいと思って、毎日のように作っていた時期がありました。初めて作ったオムレツをInstagramに残していました。
こんな失敗も。
最終的にそれほどうまくはなりませんでしたけどね(笑)
オムレツのコツを動画を見てたら発見した
勉強のために国内外のオムレツを作る動画をYoutubeで大量に見ました。
とくに何度も繰り返し見たのはこの2つの動画。
卵2個で、オムレツの作り方
たかシェフのオムレツの作り方 How to make omelettes
読書の乱読のようにプレーンオムレツの作り方を見続けることで、2つのポイントを発見しました。
- 最初から最後まで強火で調理する
- 慣れないうちは油を多めに使う
オイルを多めに使うというのは何となくわかりますが、強火というのがどうしても抵抗ありました。
「強火じゃ、すぐに火が通って固くなるんじゃないの?」って思いません?
強火でも均一に火を通すのには時間がかかる
オムレツを作るときの工程を思い出してください。だいたいこんな感じです。
- 玉子を溶いて塩コショウ、牛乳を入れるする
- フライパンを熱してバターを入れる
- 玉子液をフライパンに入れる
- 菜箸でかき混ぜる
- フライパンをトントンしながらまとめる
- 皿に盛る
工程4の「菜箸でかき混ぜる」は部分的に玉子が生にならないように、均一に半熟状態を作るために混ぜるのが目的です。やってみればわかりますが、均一に火を通そうと思うと強火でも時間がかかります。
火が早く通るのはフライパンに接している部分だけなんです。その内側は生のままの状態が結構続きます。
オムレツというとタンポポオムレツの印象が強いからか、中がトロットしてないといけないと思ってませんか?オムレツは日本でいうところの玉子焼きと一緒です。ちゃんと中にも火が通っています。
# ちなみに日本の玉子焼きは「ジャパニーズオムレツ」といいます。
怖がらずに練習あるのみ
無理にトントンしてひっくり返そうとがんばらなくて大丈夫です。寄せてクルッと返して形を整えてあげればいいんです。
あとは、皿に盛ったらすこし休ませること。お肉もそうですが、できてすぐに切ると中がまだ不安定な状態なので汁が出てきます。他の準備をしている間に時間が仕上げてくれるのを待ちましょう。
回数を重ねれば誰でも慣れます。プロ並みのテクを身につけなくても美味しいものは作れます。自信をもって練習しましょう!