夏休みや年末年始の帰省、家族や親しいグループでの旅行といった、どうしても時間通りに電車や新幹線に乗りたい場合ってありますよね。
みんながチケット購入に手中する時期、モタモタしていると良くても自由席でギューギュー詰め、悪ければ日程の変更を迫られます。
そんな大変な時期でもスマートにチケットを購入するには、どうしたらよいのでしょうか?
窓口、ネット、券売機、使い分ければ上手くいく
新幹線やグリーン車のような指定席のチケットを購入するにはいくつかの方法があります。
- みどりの窓口
- インターネット(JRおでかけネット、えきねっと)
- 自動券売機
この3つについて知ることがチケット争奪戦に勝利する第一歩です。
購入できるのは1か月前の10:00から
「早めにチケットを買って安心したい」
もしそう思うなら、帰省や旅行の1か月前に手続きを済ませましょう。正確には1か月前の10:00です。
ただし「早くほしい」と思っている人は日本全国にたくさんいる、つまりライバルが多いと思ってください。彼らの先に行くには、窓口、インターネット、自動券売機のうちどれを選ぶかで有利不利が変わってきます。
じつは10:00からではないヤツがいるんです。
窓口、ネット、券売機、ビリは誰だ?
この3つのすべてが10;00から購入可能になるわけではありません。ややこしいですね。
- 窓口 10:00
- ネット 10:00
- 券売機 10:20
見て分かる通り、購入開始時刻が一番遅いのが自動券売機です。JR西日本では「みどりの券売機」と言うそうですね。今回はじめて知りました。
もし窓口に行列ができていて自動券売機がガラガラだったとしても、20分のタイムラグがあります。騙されてはいけませんよ。
みどりの窓口での購入も、ちょっと待った!
「ネットはややこしい」とか「窓口の人に相談できる方がいい」といった向きの人には、みどりの窓口での購入が安心します。場合によっては、よりよい情報を得られる可能性もあるのでバカにはできないのも事実です。
ただし「早くほしい」という希望を胸に窓口で購入するなら、いまひとつ考えてから行動しましょう。それはなぜか。ポイントは「行列」です。
あなたがチケットを買いたいと思っている日には、ほかにもたくさんの人が購入したいと思っています。その証拠に、窓口には行列ができているはずです。
そしていま、あなたは何番目ですか?あなたに順番が回ってくるのは何分後ですか?もしかすると自動券売機の購入受付開始の10:20分よりも後ではありませんか?
そう。10:00から購入できるみどりの窓口も、並んでいる順番が遅ければ意味がないのです。窓口での購入を考えているなら、2番じゃダメなんです!1番を目指して早起きしましょう。
じゃあ、一番賢い購入方法はネット?
残ったのはインターネットでの購入です。
地域によって専用のサイトがあります。どちらも購入は1か月前の10:00から可能です。
欠点としてはパソコンやスマホに不慣れな人には敷居が高いということ。慣れてしまえばどうと言うことはありませんが、普段からパソコンやスマホに弱く、年に何度もない帰省のときだけの利用では時間がかかってもしかたありません。
せっかくのアドバンテージもモタモタしていたら他の人に出し抜かれます。
慣れてしまえば、ネットでチケットを予約して、自動券売機で発券する方法が一番早く確実です。窓口や券売機の前で行列している人を想像しながら、どこにいても10:00になったらスマートにチケット予約をすませてしまいましょう。
あとは仕事帰りにでもゆっくりチケットを手にするだけです。