良い靴を使っていると、道具にも気を使うようになります。
サラリーマン時代に奮発してソコソコの靴を買ったときに揃えたのがこれ、Abby Horn Worksのアビィシューホーン P11です。
同じものが二つと無い、自分だけの靴べらを即買い
せっかくの良い靴なんだからかかとの形を崩したくないなと思いながらも、携帯できる靴べらのことはよく知らなかったので、漠然とネットで検索をしていました。
しかも、それまで靴べらは何となく使う程度でした。でも靴のことを大事にしたいと思うなら、毎回使わないとなんですよね。それなのに使いたいときに限って近くにないというマーフィーの法則発動が多いこと。
ネットをさまよっているうちに携帯できる大きさの靴べらを知りました。また、様々な材質の靴べらがあることも。
- プラスチック製
- 木製
- シルバー製
- 革製
革物が好きだから、最初は革製をと思ったんですが、天然素材で一つひとつ模様が違うということで興味を持ったのが水牛のツノでできた靴べらアビィシューホーンP11でした。
気が付いたらAmazonでポチッてました。本当は模様が確かめられる店頭で実際に見てから買った方がいいんでしょうけど、「あ、欲しい」→ポチリ。みたいな即断即決でした。
実際、自分にとっては革製の靴べらは買わなくて正解でしたね。後に使う機会があったんですが、柔らかくて使いにくいんです。
知り合いから「靴べらをプレゼントしたいけど、どんなのがいい?」という話をぶつけられたことがありました。それを考えてみた「携帯用の靴べらをプレゼント ブランドで選ぶか材質で選ぶか」も参考になります。
じつは2代目
アイキャッチに使った写真の靴べら、じつは2代目なんです。そして初代(写真左の黒い方)が見つかりました。
同じアビィシューホーンなのに全然違うでしょ?絶対に人とかぶらない靴べらを探しているならこれ以上のものはなかなかないと思うよ。
アビィシューホーン P11は使い心地の良い靴べら
商品が到着してさっそく手にしてみると、なかなか良い質感です。手にしたときの硬さ、厚み、丸み、重みなんかが手にしっくりきます。温かみすら感じるようでした。それからは毎日のように持ち歩いています。ポケットの中で無駄に触ったりします。
もちろん靴べら本来の使い心地も良好です。靴べらの長さが適度で手で持ったときのおさまり具合が抜群です。それに革と違って固いので、かかとをしっかり靴の中に導いてくれます。
一つひとつの動作が決まるから、使っていてなんか気持ちがいいですね。
そんなお気に入りの靴べらがこれ。買ったのは5年以上前ですが、いまだに持ち歩いてますよ。
裏と表で模様が違います。半透明で模様がすけたりして見ていても飽きません。
約4,000円の一生モノ
靴べらを携帯している人は少ないので、酒の席なんかでは話のネタにもなります。「そんなものにカネかけて…」みたいな扱いを受けることもありますが、人それぞれこだわりを持ったものがあるので、その辺のフィーリングが合うと盛り上がったりします。
それに、自分の靴べらをサッと取り出して使うのはスマートでいいもんですよ。
この靴べらは、一生使い続けられる相棒です。