医者嫌いのインフルエンザ市販薬で治る?飲んではいけない薬とは?

公開日: : 最終更新日:2015/11/14 健康

Medicine photo

医者嫌いで、インフルエンザだろうが何だろうが病院に行きたがらない人がいます。高齢者に多いような印象があるのは偏見ですかね。

本人曰く、寝てれば治る。

ある意味真実ではありますが、見ている方が心配です。処方された薬を飲むのと飲まないのとでは症状のキツさが違いますし、初期に診察してもらえば治りも早いので、できれば病院に行ってほしいですよね。

高齢者なら肺炎の併発とかも心配じゃないですか。そんなとき、どうやって説得しますか?

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医者嫌いとインフルエンザ

若いときに健康だった人の中には、よほどのことがないと病院に行きたがらない人がいます。からだが動かなかったり、見た目に傷ついていなければ「寝ているうちに治る」と。

まあ、そんな人に限って静かに寝ていてくれないものですが。

親友だろうが家族だろうが誰からの説得も受け付けないほどの頑固な人だったら、どうやって説得したらよいのでしょうか。ここでは説得しないで自由にさせておくという選択肢は無しの方向で。

大の大人に対して「首に縄を付けてでも…」というのも難しいので、説得することになります。

  • 薬をもらった方が早く治る
  • 肺炎とかになったら大変
  • 子供にうるかもしれない
  • とにかく泣き落とし

説得の内容は、だいたいこんな感じでしょうか。どれも恐怖をあおっていますね。で、一通り行った後の返事は「自分の体のことは自分が一番よく知っている」です。まだ我慢できるから大丈夫という論理。

ここで立ち止まって考えてみましょう。

じつは本人としては病院に行きたいのかもしれません。でも何か気がかりがあって病院に行きたくないと言っているだけかなのかもしれないんです。

たとえば「待ち時間が嫌だ」「ほかの病気を見つけられるかもしれないから怖い」こんな理由から医者嫌いと言っている人もいます。

そして意外に見落とされがちなのが「病院に行ってどうしたらいいのかわからない」ということです。

何十年も病院に行ったことがなければ、いろいろ不安なこともあるでしょう。高齢者だと素直にわからないことを聞くことができない人だっています。

受付に行って症状を伝えるだけですが、わからないことへの戸惑いや、できないかもしれないことで恥ずかしい思いをして自尊心が傷つけられるのが嫌なんです。

あなたが「一緒に病院に行こう」と一言いえば、ソノ気になってくれるかもしれません。手続きをしてあげて、一緒に先生の話を聞いてあげて。いつもそばにいることで安心するもんです。

可能なら窓口のやり取りを見せてあげると、何度かののちには一人で病院に行くようになるかもしれません。

たとえば窓口で「次は診察券を出すだけでいいですか?」とでも聞いてあげれば、何をすればいいのかがわかるので安心します。

一回だけでは無理かもしれません。一緒にいかないと腰が重いかもしれません。それでも少しずつ変わってくれるのではないでしょうか。

インフルエンザは市販薬でも治るの?

そんな医者嫌いな人が市販薬を飲んで治そうとしたら、それは本当に効果があるのでしょうか?

まず、ドラッグストアではインフルエンザの薬は売っていません。だからインフルエンザウイルスを市販薬で退治して治すということは不可能です。

似たようなものということで風邪薬を飲むことになるとは思いますが、それすらも風邪を治すための薬ではありません。

じゃあ何?というとベンザブロックという薬を例に出すとわかりやすいです。ベンザブロックは風邪の3つの症状に合わせて薬が3種類販売されています。

  • 鼻からくる風邪
  • のどからくる風邪
  • 熱からくる風邪

なぜ症状によって薬の種類があるのか、わかりますか?つまりベンザブロックは風邪を治すための薬ではなく、鼻、のど、熱の症状を緩和する薬ということです。

薬を飲んだ人は、症状が抑えられたのを風邪が治ったと言っているかもしれませんが、風邪のウイルスや菌を退治するわけではありません。

そんな風邪薬を飲んだところでインフルエンザが治る(ウイルスが退治される)はずはないと思いませんか?それどころか飲んではいけない市販薬があるほどです。

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インフルエンザになったら飲んではいけない薬は?

インフルエンザになったとき、飲んではいけない薬というものがあります。ただし大人の場合には問題ないことも多いので必ずしもこの限りではありません。

薬の成分にアスピリン(アセチルサリチル酸)が入っている薬(バファリンとか)は、インフルエンザウイルスとの相性によっては脳や肝臓に障害をおこすことがあります。

そもそも発熱はインフルエンザウイルスを退治するためのものです。頭痛もそのための副作用みたいなものです。

発熱や頭痛を薬で抑えるということは、ウイルスへの攻撃力を弱めるということになるので、症状も長期化します。

市販薬では症状を抑えることと攻撃力を弱めすぎないところの加減ができません。また市販薬は万人向けに作られたものなので、複数の症状に効くように作られています。

なので個人の年齢や体質からしたら飲んではいけない成分が含まれている可能性もあります。だから飲まずに済むならその方がいいです。

そういう意味では「寝てれば治る」は真実ともいえるわけ。

でも体力が弱っているようならそうもいっていられないので、医者と相談の上で効果的な薬を処方してもらう方がいいんですけど。素直に病院に行ってくれればね。

まとめ

何かしらの信念をもって医者に行きたくないと思っている人を説得するのは非常に厄介です。

ここで紹介した病院へ同行して手続きをする、医者の診断を一緒に聞く、というのは効果的なので、ぜひ試してみてください。

それでも病院には行きたくないと説得に失敗したら、首やわきの下などを冷やしてあげると多少楽になります。そして水分補給ですね。

またインフルエンザウイルスは乾燥を好んで湿気を嫌います。室内は湿度を60~70%ほどに保つようにしてウイルスが活動しにくい環境をつくりましょう。

医者嫌いでもできれば診察を受けて、インフルエンザ発症中も身体に負担が少なくなるように薬を処方してもらうのが一番なんですが、なかなか思うようにはいきませんね。

看病、がんばってください。

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