一人暮らしで引っ越しの荷物が少なかったり、引っ越し先が近かったりして、業者を使わずに自力でやってしまうこともあります。
業者に頼めば段ボールは都合つきますが、そうでないなら自力で見つけなくてはいけませんよね。
買っても良いですが、無料で揃えることができるならそうしたいところです。そこで無料で段ボールがもらえる場所や、もらうときに気を付けることなどをチェックしておきましょう。
一人暮らしの引越しで必要な段ボールの数は?
気づかないうちにモノは増えているので、 引っ越しはある意味増えすぎた荷物を断捨離する良い機会です。
ワンルームに引っ越すときに必要な段ボールの数は知っていますか?
少なくて段ボール10箱ほどです。多いと15箱くらいでしょうか。もし1DKの部屋ならその倍、20~30箱くらいを見ておきましょう。
自分が引っ越しをしたときは、たしか段ボール11箱だったと思います。それでも本を200冊くらい捨ててきました。それを入れたら15箱ではおさまらなかったかもしれません。
いま思うともったいないのが、当時はまだスキャナーで取り込む自炊が一部で流行しだした頃で、自分でやろうとは考えていなかったことです。
もし初めての引っ越しで段ボール何箱分になるのか見当もつかないなら、無料の見積もりを依頼するのが得策です。
WEBで複数の業者に見積もりを依頼して、実際に家の荷物を見てもらうんです。
プロの目から見て、段ボール何箱くらいになるか、その箱の大きさはどのくらいかを質問しておきます。そうすれば、自分で段ボールを手に入れるときの目安がわかります。
で、業者には後日電話をして「ほかの業者に頼むことにしました」とでも断りの連絡を入れます。
ちょっとずるい方法ですが、素人のあなたよりも確実です。学生を卒業したばかりの若い人だと罪悪感があるかな?
でももし自分でやる手間と時間を考えて、値段との釣り合いが取れれば本当に業者に任せてもいいと思いますよ。そのためにもしっかり質問をしておけば、相手も「本気なんだな」と思ってくれるはずです。
段ボールが無料でもらえる場所はどこ?
ではその段ボールをどこで入手するか。
スーパーで入手する
よく空の段ボールを目にするのは近所のスーパーですね。でもここはやめた方が良いです。なぜなら小さい箱が多いのと、破れているなどの状態が悪いものが多いからです。
小物用にいくつか確保するくらいでしょうか。でも大きさが不ぞろいなものしか手に入らないと思った方が良いです。
野菜や果物をいれてたものは、濡れていたりにおいがついていたりと、最悪です。
コンビニで入手する
コンビニは、500mlペットボトルの箱が使えます。返品用にいくつか確保してあって、状態は悪くありません。
ただし、あまり大きな箱は期待できません。それに1店舗当たりでは数が少ないので何県下のコンビニに声をかける必要があります。
ドラッグストアで入手する
おすすめはドラッグストアです。おむつやティッシュペーパーを梱包していた段ボールは大きめで使いでがあります。ぬれたり破れたり撮ったこともなく、きれいな状態のものが多いですね。
でもシャンプーや石鹸の類はにおいがついているので、気になるようなら避けた方が良いかもしれません。
電気屋で入手する
街の電気屋さん、意外に良いです。家電製品を入れている段ボールなので濡れることはありませんし、そもそもが精密機械が入っていたものなので強度が高めです。
緩衝材の発泡スチロールやプチプチシートなんかももらえるかもしれません。そういう意味では、ドラッグストアよりもおすすめかも。
難点は、大き目な箱が多いことでしょうか。お店によるからわからないけど。
大きな箱に重いものをぎっしり梱包すると業者からは嫌がられます。大きい箱でも余裕をもって重量を控えめにしましょう。
カーショップで入手する
穴場ではカーショップのタイヤを入れていた箱が丈夫で良いそうです。すみません、これは聞いた話なのでちょっとわからないのですが、近くにあるなら覚えておくと良いでしょう。
無料の段ボールで気を付ける点
いくつか無料で段ボールをもらえる場所をピックアップしましたが、いずれも善意で譲っていただくので誠意をもってお願いをしましょう。
気持ちよく譲ってもらうために
仕事で出るごみは、お金を払って引き取ってもらうので家庭用のごみと違ってコストがかかります。だから段ボールが欲しいという要望には高確率で良い返事がもらえることが多いです。
ですがお願いのしかたには注意を払いましょう。望みの大きさや数がそろわなかったからと不満げな態度をするなど、相手の期限を損なう態度はとるべきではありません。
そしてできれば事前に話をして、取っておいてもらうようにすると対応が良くなります。
突然おねがいをしても回収済みかもしれませんし、数が少ないかもしれません。話を通しておけば数を確保してくれるはずです。
たとえば当日にもらいたいときでも、納品のあとか、段ボールが回収されたあとか、タイミングをみましょう。声をかけるのも忙しいときでは相手にしてもらえないかもしれないでしょ?
お店によって違いはあるでしょうが、たとえばお昼過ぎとか、17:00過ぎとか、余裕のありそうな時間帯を狙っていくのがコツです。
もらったら段ボールの中身を確認しよう
お店からもらう段ボールは、もちろん新品ではありません。スーパーの生鮮品を入れていたもののように濡れていて明らかに使えないものは別ですが、そうでなくても必ず中を点検しましょう。
良く調べないで持ち帰ってから、中にゴミが入っていたとか、ゴキブリがいたとか、汚れが目立つとか、いざ使おうとしたときに後悔するようなものも混ざっています。
まとめ
引っ越し用の段ボールを無料で入手するには、どこに行けば良いかわかりましたか?
1か所で目標の数を集めようとしないで、いくつかのお店に声をかけるようにすると短時間で質の良い段ボールを手に入れる確率が上がりますよ。