セブンイレブンから12月8日発売の「至極の口どけ ベリーソースのレアチーズ」を食べました。夜中に。
さわやかな口当たりが夜中にスイーツを食べる罪悪感をごまかしてくれる半面、濃厚な満足感を与えてくれます。どことなく後ろめたさを感じてしまって心置きなく食べるには、夜はだめですね。
さて、商品名にある”至高の口どけ”を味わうためには上品にチビチビと食べてたらダメです。間違った食べ方はしてはいけせんよ。
セブンイレブンの「至極の口どけ ベリーソースのレアチーズ」は酸味と甘みが絶妙
この時期に新発売ということで、色味からクリスマスを連想させますね。セブンイレブンのロゴに入っている緑も計算しているのかも。
最近コンビニでスイーツを買っていなかったし、目に留まってつい買ってしまいました。
蓋を開けてもベリーの香りがするとかの驚きはありません。コンビニのカップケーキにそこまで求めるのは酷というものでしょう。
下の方に敷かれている全粒粉入りクッキーのところにすき間があるのが気になります。びっちり詰めないのは少しでも内容量をケチろうという考えではないでしょうね?
言いがかりはそこまでにして、ベリーソース、レアチーズ、クッキーすべてをすくって、ひと口食べてみます。
口の中で酸味が主張します。ベリーソースとレアチーズケーキが主役です。それをクリームとクッキーが中和する感じですね。
甘いのに甘くない。酸味があるのに甘い。
上からちょっとずつ食べるのではなく、すべての素材をひと口で味わうことで完成しますね、これ。後味の濃厚さを感じるころには最初のさわやかな印象が薄れているから、それをもう一回味わおうと2口3口と食べすすめる感じです。
ただし最後。最後の後味で重いのがずっと残ります。紅茶か何かを用意した方がいいでしょう。コーヒーじゃなくて紅茶。ストレートで。
セブンのベリーソースのレアチーズはカロリー何kcal?
原材料を見てみましょう。
ベリーソースは何種類もあるのではなくてラズベリーだけです。全粒粉入りのクッキーは砂糖が先に書かれていますね。甘みが強く感じるのはそのためでしょう。
気になるカロリーなどの栄養成分は次の通り。
カロリー:342kcal
たんぱく質:3.8g
脂質:26.8g
炭水化物:21.3g
ナトリウム:107mg
とびぬけて高カロリーというわけではないですが、夜のおやつで食べるには凶悪か。パン1つ買ったと思えば同じくらい?…なんとか罪悪感をごまかそうとしている自分がここにいる。
レアチーズのクッキーが味と舌ざわりで絶妙なアクセントに
カップの中で、クッキー粒がパラパラとしています。作りが雑だと水分を吸って固まっていたり、食感が悪かったりしますが、そんなことはありません。適度に空間を作っていたのは、この食感を得るためだったんですね。
口の中でクッキーのカリカリした食感が楽しめます。粒が小さく軽いのでクッキーカスのようにも見えますが、そこはしかたがないでしょう。
クッキー単体で食べると甘みが感じられます。原材料に書かれている順番からもわかるように砂糖の量が多いからでしょう。
これは、ベリーソースとレアチーズ2つの酸味をクッキーが支えるには必要な甘みの強さなんだと思います。クリームは甘みというより、ふんわりした食感を演出しているように思う。
”クッキーカス”のようなパラパラ感もレアチーズと一緒になることで適度な水分を吸ってボリュームを出しつつカリカリした感触も残します。絶妙です。
クッキーなしの商品だったら、ねっとりした濃さと食感で飽きてたと思います。クッキー粒の甘さがあってパラパラ、カリカリ、しっとりの食感のバリエーションが加わることで全体をまとめているんじゃないかなあ。
まとめ
商品名の「至高の口どけ」はクッキーなしではあり得ません。やわらかいクリームと歯ごたえのクッキーにはさまれているから、レアチーズの食感が引き立っているんです。
食べるときにはスプーンで上から下まですくって、ひと口で全部を味わいましょう。あと、クッキーが水分を含みすぎないように時間をかけずに食べきった方が良いと思います。
セブンイレブンのスイーツは酸味と甘みの扱いがうまいように思います。たまに酸味強すぎな時があるんですが、それは甘さが足りないから。でも全体的には好きな味にまとめてくれるセブンイレブン、好きです。