都内できれいなしだれ桜が見たいといわれたら、六義園の一本桜ははずせないでしょう。
しだれ桜はソメイヨシノとは見頃の時期が違うのを知っていますか?桜を楽しめるのは短い間だけなので、タイミングを間違うとがっかりしてしまいます。
六義園で日中に花見をするベストな時期と混雑を避けられる時間帯はいつなのか、事前に知っておけば失敗せずに済みます。
六義園のしだれ桜はいつが見頃なの?
東京の桜の見頃については「東京の花見がいつまでか桜の開花と満開までの日数でわかる」にも書いたように、平均で3月26日です。そこから約1週間で満開を迎えます。
これまでの記録によると東京の平年の開花日は3月26日です。日々の気温の上下を加味しても一週間ほど前後するくらいでしょう。
ただしこれは東京の開花宣言を決めるソメイヨシノの場合です。しだれ桜とは開花の時期が違うので鵜呑みにしてはいけません。
しだれ桜の開花時期は、ソメイヨシノに比べて1週間ほど早くなります。そして六義園の「しだれ桜と大名庭園のライトアップ 」もそれに合わせるかのように早めに開催されます。
2016年の日程は、次のようになっています。
六義園「しだれ桜と大名庭園のライトアップ」
2016年03月17日(木)~2016年04月03日(日) 09時00分~21時00分
※最終入園20:30
ソメイヨシノだったら、よほど早く気温が上がり始めないと同じ時期に開花はありません。しだれ桜が満開のピークを迎えたころにソメイヨシノが開花し始めてバトンタッチする感じでしょうか。
六義園にはそれほど多くの桜があるわけではありませんが、違う種類の桜があるおかげで長い期間桜が楽しめるようになっています。ライトアップの期間ならいつ行ってもきれいな桜が楽しめるということですね。
六義園の桜が混雑を避けてゆっくり見れる時間帯
六義園と小石川後楽園は江戸2大庭園とも言われ、20万人もの人が訪れる名所です。
中でも六義園のシンボルともいえる一本桜のしだれ桜は、高さ約15m、幅は約20mと非常に立派なものなです。期間中のライトアップは幻想的な夜桜が楽しめるので機会があればぜひ。
ライトアップ期間中の六義園は、タイミングが悪いと非常に混雑します。でもそれを避けられる方法と時間帯があります。
日中の場合、人出が多くなってくるのは午後になってからです。土日ともなれば非常に混雑してきます。入園するまでも時間がかかります。へたをすると1時間近く行列に並ぶなんてことに。
なので混雑を避けるなら、人出がまださほど多くない平日の午前中に入園すると良いでしょう。しかも事前に年間パスポートを購入しておけばさらにスムーズな入園が可能です。
六義園の入園料と、その年間パスポートの料金は次のようになっています。
入園料:一般300円 65歳以上150円
年間パスポート:一般1200円 65歳以上600円
※ 入園料、年間パスポートともに小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
春の桜と秋の紅葉を含めて4回訪れれば元が取れることになります。並ぶ時間と溜まるストレスのためと思えば安いものだと思いませんか?
庭園ガイドが11:00と14:00にあるので、それの時間に合わせてもいいでしょう。参加費は無料で60分程度です。申し込みはサービスセンター前か染井門売札所前でできます。ただし雨天中止なので注意が必要です。
六義園へのアクセスと近くの駐車場
六義園の最寄り駅はJR山手線か東京メトロ南北線の駒込駅で、徒歩7分のところです。なお、繁忙期の春と秋には、液晶面の染井門が開かれます。
六義園には駐車場はなく、周辺の駐車場は小さいものばかりです。できるだけ公共機関を使ってきた方が良いでしょう。
まとめ
時間帯さえ間違えなければ混雑を避ける方法はありますし、年間パスポートの購入も効果的です。
オフシーズンの散策にも適した場所なので、忙しい日常を忘れて散策をするなどのゆっくり過ごすのにも適しています。この機会に買っておくのも良いかもしれませんよ・
さて六義園の桜の見ごろはわかったでしょうか。ソメイヨシノよりも開花は1週間ほど早いということでしたね。
テレビのニュースでも流れるほど有名な場所ですし、ライトアップが始まれば見頃が近いとわかります。混雑を避けて、楽しいお花見でリフレッシュしましょう。
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