若いうちの結婚は、2人共余裕がないので結婚式の費用もできることなら抑えたい。でもグレードは下げたくない。そんなワガママもゴールデンウィーク中なら叶えられます。
でも「GW中の結婚式は迷惑」「ゴールデンウィーク中なんて非常識!」という声もあるんですよね~。
なぜ非常識と言われてしまうのでしょう。そしてゴールデンウィークでも迷惑と思われない日はあるのでしょうか?
GWの結婚式が安いのはなぜ?
GW中の結婚式が安いのにはもちろん理由があります。それはこの時期に結婚式を挙げるカップルが少ないからです。
では、それはなぜでしょう?
理由の1つ目は、5月という時期です。4月は何かをスタートさせるのにうってつけのタイミングです。それに初旬であれば、桜が咲いている中での結婚式なんて素敵ですよね。そして6月は「ジューンブライド」という言葉があるくらいですから人気があります。
その中間に位置する5月は、どうしても谷間になってしまいます。
理由の2つ目は、大型連休のGWです。一部の業種を除いて全国的に休暇をとるこの期間なら予定を開けやすいであろうと思うところですが、逆です。
すでに家族で出かける行楽の予定が入っていたり、普段は行けないような長期の海外旅行などで埋まっている可能性があります。仕事や友人関係の結婚式よりも家族との時間を大事にしたいというわけです。
結婚式に招待しても欠席する人が多いなら…と、GW中は避けたいと思う人が少なからずいます。
理由の3つ目は、費用の関係です。GWは宿泊費や交通費が特別価格になっているかもしれません。遠方からわざわざ出席するうえ、いつもより高いお金がかかるということで、嫌がる人もいます。
これは家族旅行も兼ねて計画するから何とも思わない人もいて、まちまちです。快く思わない人もいることを頭に入れておきましょう。
そんなわけで、結婚式を挙げる側から見ても、結婚式に出席する側から見ても、5月というのは微妙な時期だということです。そしていまでは”微妙”より”非常識”と認識されるようになっています。
ゴールデンウィークに結婚式をするのは非常識なの?
そう。いまではゴールデンウィーク中の結婚式は、迷惑とか非常識とまで言われています。
理由はすでに書いた通り、大型連休に式の予定を入れられると長期の計画が立てられないとか、家族との予定を優先させたいのに…などの理由です。
ただし回避する方法がないでもありません。受け取り方は人の思いの数だけあるので必ずしも成功するとは限りませんが。
その方法とは、半年や一年のスパンで余裕をもって式への出席を打診することです。
しかし「相手のことを思って事前に」との思いもむなしく「そんなに前から言われたら、断るに断れない」と考える人もいます。
ゴールデンウィーク中の結婚式は、親友なら喜んで出席してくれるでしょう。親族も何とか説得できそうです。
やっかいなのが会社関係の人たちです。大人ですから、祝福はしてくれるでしょう。面と向かって嫌な顔をされることもないでしょう。でも陰で何か言われるというケースがあります。明らかな「数合わせの招待」の場合にはなおさらです。
もしゴールデンウィーク中に円満な結婚式を挙げたいのであれば、近親者や親友のようにごく限られた方たちを招いての小規模な指揮を計画した方が良いでしょう。
少人数であれば費用も抑えることができるので、資金的に厳しいなあと思って躊躇していてもできるかもしれませんよ。
あと、ゴールデンウィークの中でも比較的嫌がられない日というのもあります。
ゴールデンウィークでも初日の結婚式なら嫌がられない?
連休のまん中あたりに結婚式をやられると、かなり嫌がられます。そのために予定を泣く泣くキャンセルしたという人もいるくらいです。恨まれてもしかたがないでしょう。
まだ良心的な日としては初日です。連休が分断されることがないのでネガティブに受け取られにくい日ではあります。ゴールデンウィークの本番は5月なので、 初日が難しくても4月中ならまだ良いかなとは思います。
この時ネックとなるのは、費用の他に渋滞も考えられます。都心部で式を挙げるなら、行きは空いていますが「帰りは渋滞で疲れた」という超えも少なくありません。とくに帰省ラッシュに巻き込まれるのは最悪のケースです。
可能ならその辺りも配慮して式場選び、日程選びをした方が良いかもしれませんね。
逆に最終日はあまり歓迎されません。結婚式って、招待された側も結構疲れますよね。翌日から仕事の人は連休中の疲れと合わさるので、式の後に1日くらい休める日が欲しいと思うものなのです。
さいごに
ちょうど予算内におさめるにはここしかなかったという理由のほかに、大安吉日の良い日取りを選んでいたらゴールデンウィークだった…なんてこともあります。
一般的には非常識と考える人もいますが、呼ばれる側の立場によっても意識が変わります。前もって知らせる、近しい人だけ、会社関係は極力避ける、といった配慮をすれば円満に計画できることも少なくありません。
一生に一度、せっかくの結婚式なのですからみんなから笑顔で祝福されたいですよね。