娘の初節句に雛人形を買ってあげたいというありがた迷惑な義両親に悩んでいるお母さんは少なくありません。
旦那ってこういうことは疎かったり「もらっとけばいいじゃん」的な考えだったりするので、相談する相手として役に立たないこともしばしば。どうしたらよいのでしょうか。
今後のお付き合いのことを考えると、きっぱり断るのもどうかと思ってしまいますし…。義両親の気持ちを逆なですることなくお断りする方法、あるなら知りたいと思いませんか?
雛人形を勝手に買うような義両親は意外に多い
あんなに厳しかった両親が、孫のこととなると顔も財布の紐もゆるくなると思いませんか?なぜか初節句で孫のために雛人形を買ってあげたいという親バカならぬ「祖父バカ」「祖母バカ」が後を絶ちません。
なぜ孫のこととなると甘くなるんでしょう。
「子供のひな人形は自分たちで買います」
「実両親が購入してくれます。
こんな感じでちゃんと意思を伝えている伝えているにもかかわらず、です。でもこれはある意味では仕方のないことでもあります。
義両親は見栄を張りたいのです。
お孫さんに「おじいちゃんありがとう」「おばあちゃんありがとう」と言ってほしいのです。
そして、あわよくば母方の両親よりも なついてほしいのです。
まあ、出しゃばりすぎるのは迷惑な話しなんですが。
雛人形を勝手に買おうとしている義両親への断り方は?
そんな出しゃばりすぎる義両親にやんわりと雛人形の購入をお断りするにはどうしたらよいでしょうか?
正攻法で攻めるなら「雛人形は母方の実家が揃えるのが昔からの風習らしいよ」と伝えることです。もちろん地域によって違いがありますし、いまは誰が買いそろえても良いという考え方もおかしくありません。ですが「両家の顔を立てる」という面から説得するのが無難でしょう。
または「母方の両親が雛人形を買うことになっている」というのもいいですね。ただしこの場合は見栄えのしない小さい雛人形や見るからに安っぽい物だったりすると「こんなのしか買ってもらえなかったの。かわいそう」と両家の関係をややこしくする可能性もあります。
雛人形の購入は母方、お祝いの席は父方、のように分担するのも「なにかやってあげたい」という希望を叶えることができます。
そのほかには、正直に理由を言うのが裏表なくて良いかもしれません。
- 飾るスペースがありません
- 収納場所がありません
- 自分たちで買いたい雛人形があります
ある意味では「せっかくですが、雛人形は私(嫁)が選びたいんです。わがままですみません」といってしまうのも良いかもしれません。自分が悪者になってまとまるなら、という訳です。
時間をかけても「私のわがまま」が通じるようにできるなら、それに越したことはないのかもしれません。どんな理由を伝えても出しゃばってくるんでしょうから。
今後、ランドセルとか学習机とか度あるごとに両家の両親から「買ってあげたい」攻撃の可能性があります。毎回それっぽい理由を考えるのも大変です。両親の財布を当てにせずに自分たちでやっていきたいなら、きっぱりと「夫婦のできる範囲でやっていく」という意思表示をして理解してもらう努力をしましょう。
さいごに
もし断り切れない場合には実家で飾ってもらうという提案はどうでしょうかね。結局は、「孫に買ってあげる」という行為ではあっても自己満足です。
孫のために自分がやってあげた証を自分たち(義両親)の家に飾るのは理にかなっているとは思いませんか?ひな祭りの時期に帰省して、義両親が買った雛人形を見ながらひな祭りのお祝いをするという風にすれば丸く収まると思うのです。
今回のひな人形に限らず、何事にも「しゃしゃり出てきて迷惑!」と考えてしまうとストレスになります。「孫に何かをやってあげたい」という「祖父バカ」「祖母バカ」の気持ちを受け止める余裕を持ちたいものです。
誰もが気持ちよくなれる解決策が見つかるといいですね。
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