Nature Remo miniとGoogle Nest Miniを導入したことによって家電の電源オンオフは声で行なっています。これがすっごい便利♪
スマートリモコンとスマートスピーカーを合わせて1万円くらいで実現できたんだけど、ここまで便利で使っていてわくわくして家に帰るが楽しくなったことってすごく久しぶりです。
だけど一つ気になることがあって、それはNature Remo miniがオーバースペックだったのではないかということです。
色々な機能があっていろいろな設定があって実際にいくつか使ってみましたが、結局使わなくなったものもありますし、便利だと思って使っていたものが状況によっては煩わしくなっているものもあります。
もしいま、どこのスマートリモコンを購入しようか悩んでる人がいたら参考になるのではないかと思います。
Nature Remoでやっていること
Nature Remo miniを使うようになってよかったなって思うことはいくつものリモコンを出しぱなしにしなくて良くなったところです。
実際には今は声で電源のオンオフなどの整理をしているわけですが、そうでなかったとしてもスマホひとつですべての家電を操作できるのはとても便利です。
それぞれの家電のリモコン代わりになる以外の便利な機能があります。
複数の家電を制御する シーン機能
シーンという機能を使って1回の操作で複数の家電を動かしたり止めたりすることもできます。
- シーン「おはよう」
→ 電気とテレビをつける - シーン「おやすみ」
→ 電気とテレビを消す
温度センサーによる家電の制御
何℃以上(以下)になったらエアコンをつけるという使い方もできます。赤ちゃんやペットがいるご家庭でもあると便利そうですね。
GPS機能による家電の制御
エリアに入ってきたら操作する、逆にあるエリアから出たら操作するということもできます。
- 家に近づいたらエアコンをつける
- 家から離れたら電気を消す
なんてこともできます。Nature Remo miniにはありませんが、Nature Remo(Nature Remo miniの上位機種)だと湿度センサーや人感センサーで家電を制御することもできます。
この辺りは YouTube とかで実際に使っているところを見てみるとイメージがつくかと思います。
自分は、Google Nest Miniと連携して、声で制御しています。一言命令するとそれに連動して一連の家電操作をすることができます。
- 「ねえ、Google。寒くなってきた」
→ エアコンと扇風機をつける(Nature Remo miniのシーン機能でも可能) - 「ねえ、Google。暑くなってきた」
→ エアコンと扇風機を消す(Nature Remo miniのシーン機能でも可能) - 「ねえ、Google。早番で起こして」
→ 目覚ましアラーム設定と、起床20分前にエアコンをつけ、起床5分前に電気をつける
Nature Remo miniだけだと家電の制御をするだけですが、このようにGoogle Nest Miniを組み合わせるとそれ以上のことが出来ることが飛躍的に上がります。
使いづらいところ
便利なんですけど、使い続けているうちに不便なところが出てきます。それは主に一個のボタンで電源のオンとオフを管理している場合に起きます。
電源のONとOFFの状態が管理しきれない
たとえば、何かの電源がオフになっている時に「○○を消して」と言うと意に反して電源が入ってしまうのです.
これはGoogle Nest MiniもNature Remo miniも電源がオン状態なのかオフ状態なのか正確に把握していないことが原因です。
家から離れたら電源が消えるはずなのに、すでに電源オフ状態だと逆に電源が入ってしまいます。また逆の場合もあり得ます。
電源が入りぱなしになると無駄に電気を消費することになりますし、ペットが家にいる場合に冷房が切れてしまっていたら温度が上がりすぎて生命の危機になるなんてこともあり得ます。
Nature Remo miniと Google Nest Miniの機能がバッティング
Nature Remo miniのシーンという機能はとても便利ですけれどもGoogle Nest Mini(実際はGoogle Homeアプリ)にも同じようなルーティンという機能があります。そしてルーティン機能からNature Remo miniのシーン機能を利用することもできます。
一見便利ですが、あまり考えずにシーンやルーティンを作っていると、同じ動作をするシーンとルーティンを両方に使っ作ってしまい、どっちで何をしているのか把握しきれなくなる可能性があります。
個人的な感覚では、家電の制御はNature Remo miniに任せてそれ以外をGoogle Nest Miniで制御するのがシンプルで良い気がしています。
シーンやルーティンでは融通が利かない
複数の家電をいっぺんに制御できるのは便利ですが、一部の家電は使いたくないときも出てきます。たとえば、冬の間は電気とテレビとエアコンをつけていたけど、季節の変わり目で暖かい日はエアコンがいらないときとか。
シーン機能で一連の家電をオンにして、個別でオフにするのって何かスマートではありません。
それならいっそ、個別で制御することを基本にした方が良いのではないかと思うのです。その場合、めんどくさくなるのが困りものですが…。
「ねえ、Google。電気をつけて」
「ねえ、Google。エアコンをつけて」
「ねえ、Google。テレビをつけて」
シーン機能を使えば1回ですみますが、融通が利きませんからね。
でもこれはさすがにめんどくさいので
「ねえ、Google。電気とテレビをつけて」
と1回ですませることもできます。
自分は、めんどうと思いつつもこういう対応を考えるのが楽しいし、改善できたら達成感も得られるので良いのですが、少数派でしょう。
言った通りにしか動かず、考えた通りに動いてくれないと「やっぱり使えない」と思ってしまう人もいると思います。
リモコンの自動認識率が期待したほどでない
国内メーカーであればリモコンの認識率が高いのではないかと期待したわけですが、結局リモコン四つのうち自動で認識してくれたのは半分の2つです。
認識してくれなかったものについては手動でボタンひとつひとつを設定しました。こうすればどのようなリモコンでも一応使えるわけなので無駄にはなりません。
でも…これならNature Remo miniじゃなくてもよかったのじゃないかと…。
Nature Remo miniでよかったのか問題
つまり、Nature Remo miniの機能の中で本当に使いたいのは電源のオンオフなどの基本的なリモコン機能と、いくつかのセンサーがあれば、それ以上の高度な機能はなくてもいいのではないかと思うのです。
そうするとNature Remo miniよりももっと安いスマートリモコンでもよかったのではないかという気がしてしまいます。
さらに…
さらにやりたいこと
家電の電源が入ってるか入ってないかを完全に把握しようとするとコンセントのところで管理をするのが一番ではないのかと思うようになりましたつまりスマートコンセントです。
ちょっと待て。
- 自動でリモコンを認識できなくても良い
- 家電の基本的な操作だけできればシーン機能のようなものはいらない
- コンセントや電球のスマート化もしてみたい
- 初期投資は安い方が良い
これだったらSwitchBotで良かったんじゃないかと。スマートリモコンの機能としては価格が約半分ぐらいの値段で、必要に応じてコンセントを買い足せば良かったのです。
スマートコンセントも導入するのであれば、最初からSwitchBotでリモコンもコンセントも一箇所で制御できるほうが便利だったのにと思ってしまいます。
さいごに
物理スイッチの制御はいらないから「Nature Remo miniで十分」と思っていたのですが、予想以上の便利さに他のものもスマート化してみたいという欲が出てきました。
これからスマートリモコンの購入やスマートホーム化を考えている人がいて「Nature Remo良さそうだなあ」と思っているなら、自分がやりたいことは何なのか、本当にNature Remoでいいのか、同じことが安くシンプルな方法でできないかなど、いろいろ考えを巡らせてみると良いかもしれません。
基本的にはスマートホーム化するのは超便利なのでおすすめです。
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