コンピュータ

生成AIと個人専用AIアシスタントの未来

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最近、AIの話題で持ちきりですね。特にChatGPTやPerplexityみたいな生成AIの登場で、なんだか世の中がガラッと変わりそうな予感がします。

自分の場合、最近はChatGPTからPerplexityをメインに使うようになり、両方とも有料版を使い込んでいるわけです。

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革新的アプローチ:個人専用AIアシスタントの実現に向けた2つの鍵

あるときのPerplexityと雑談で『もしかして、これって個人専用AIになるんじゃない?』とひらめいてしまって、ちょっとワクワクを覚えました。

いまはいちいちプロンプトを考えなくてはいけません。でもPerlexityとの雑談の中で「頼れる助手ともいえる個人専用AIアシスタント」にまで進化してくれそうな期待感、可能性がチラッと見えました。

さらに会話を進めてみました。たとえば次のような2つの方法は現実的ではないでしょうか。

1. プロフィール情報のプロンプト化

AIに自分の情報をしっかり覚えてもらいます。趣味や経歴、知識レベルなんかをプロフィールとして設定するイメージですね。いまでもプロンプトエンジニアリングとしてこのようなテクニックはあります。

でもいまのところプロンプトはあくまでもAIへの質問のときのみ。それ以外の設定にまでは使えません。

これができるようになれば、AIが個人専用のAIアシスタントとしてより柔軟に自分に合った応答をしてくれるようになるはずです。

でも、ちょっと課題もありそう。プロンプトの長さには制限があるし、個人情報の扱いには気をつけないといけませんからね。

2. 会話履歴の読み込み

そこでプロンプトの文字数制限を回避する対策はこちら。

過去の会話を要約してファイルに保存しておいて、新しい会話を始める前にAIに読み込ませます。プロンプトには文字数制限があります。でもファイルなら分割したものを読ませれば文字数制限以上の情報をAIに渡せます。

これで長期的な文脈を理解してくれるはずです。そしてこれは、プロンプトでは長文の論文を渡すことができないのを回避するためにPDFにして渡すことがすでにできます。

これを応用すれば、スレッドを飛び越えて履歴そのものをAI自身が自動的に受け取って人間とのコミュニケーションがスムーズになります。

これができるようになれば、AIが個人専用のAIアシスタントとして頼れる存在になってくれるはずです。

もちろんこれにも課題はあります。

無限に増える履歴をどう管理・処理するかとかです。また覚えておいてほしくない履歴や失敗したやり取りとかが悪影響を及ぼすなどの対策が必要でしょう。

他にも課題はたくさんあるでしょうけど、これらのアプローチが実現したら、以下のような可能性が開けます。

驚きの5つの特徴:個人専用AIアシスタントがもたらす魅力と可能性

このような個人専用AIアシスタントが実現したらいろいろ楽できる便利そうなんですよねぇ。

  1. 長期的な記憶力: 前回の会話を覚えていてくれるので、話の続きがスムーズ。「そういえば、前に話していた○○はどうなりましたか?」って聞かれると、「ああ、コイツわかってるな」と思います。
  2. 好みの理解: 自分の趣味や興味を理解してくれるので、的確なアドバイスや提案をしてくれる。まさしむ長年の付き合いったパートナーのようにふるまうことが可能です。
  3. 個人に寄り添った対応: 一般的な回答ではなく、自分に合わせたパーソナライズされた応答。これも「ちゃんと私のことが考えてくれてる」って感じです。
  4. 24時間365日の存在: いつでもそこにいて、話を聞いてくれる存在。深夜に突然アイデアが浮かんだときも、いやな顔せずに相談できます。
  5. 成長と共に進化: 履歴が蓄積できれば、自分の成長や変化に合わせてAIも進化していく。まるで、一緒に人生を歩んでいるような感覚さえあります。

これらの特徴が実際の日常生活でどのように活かされるか、具体的なシーンを見てみましょう。

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日常を変える3つのシーン:個人専用AIアシスタントと過ごす未来の一日

では、実際にどんな風に私たちの生活を豊かにしてくれるのか、いくつか具体例を見てみましょう。

1. 健康管理の強力なサポーター

夜、就寝前にスマートウォッチのデータを確認しながら、こんな風に個人専用AIアシスタントに尋ねるかもしれません。

「最近の睡眠の質はどうかな?」

AIアシスタントはこのように分析結果を教えてくれるでしょう。

「この1週間の就寝・起床時間を分析しました。平均して7時間は睡眠が取れていますが、毎日の変動が大きいようです。就寝時間をもう少し一定にすると、さらに睡眠の質が向上する可能性があります。」

運動不足が気になる時は、こんな風に相談できます。

「今週の運動量はどうだった?」

AIアシスタントは次のようにアドバイスするかもしれません。

「今週は運動量が少なめでした。明日は天気も良さそうです。いつも行かれる公園でジョギングはいかがでしょうか?新しく見つけたポッドキャストを聴きながら走ると、楽しく運動できそうですよ。」

2. 趣味や学習のパートナー

新しいことに挑戦したくなったとき、こんな風に個人専用AIアシスタントに相談できます。

「最近、新しい料理に挑戦したいんだけど、何かいいアイデアある?」

AIアシスタントはこのように提案するでしょう。

「先週、イタリアン料理に興味があるとおっしゃっていましたね。簡単なパスタのレシピをいくつか見つけました。作ってみませんか?必要な材料リストもお出しできますよ。」

趣味のスキルアップについても、こんな風に相談できます。

「写真撮影のスキルを上げたいんだけど、何かアドバイスある?」

AIアシスタントは次のようにサポートしてくれるかもしれません。

「先日、光の使い方に興味があるとおっしゃっていましたね。ポートレート撮影の基礎テクニックをまとめてみました。週末にでも試してみませんか?具体的な練習方法もご提案できます。」

3. 心の支えになってくれる存在

仕事でストレスを感じたときに、こんな風に個人専用AIアシスタントに相談できるかもしれません。

「最近、仕事のストレスがたまっているんだ。何か良いリラックス方法はない?」

AIアシスタントはこのようにアドバイスしてくれるでしょう。

「そうですね、最近の会話からストレスが溜まっているのを感じていました。短い瞑想を試してみるのはいかがでしょうか?以前、海の音が好きだとおっしゃっていましたよね。海の音をBGMにした5分間の瞑想ガイドを用意しました。休憩時間に試してみませんか?」

良いことがあったときは、こんな風に報告できます。

「今日、ついにプロジェクトが成功したよ!」

AIアシスタントは次のように祝福してくれるかもしれません。

「おめでとうございます!本当に頑張りましたね。このプロジェクトのために長時間働いていたのを覚えています。素晴らしい成果です。自分へのご褒美に何か考えていますか?リラックスできる活動を提案することもできますよ。」

このように、個人専用AIは単なる情報提供だけでなく、ユーザーの感情や状況を理解し、適切なサポートを提供する心強い存在になる可能性があります。

もちろん、AIはあくまでもツールであり、深刻な悩みは専門家に相談することが大切ですが、日々の小さなストレス解消や気分転換には大いに役立つでしょう。

実はこれ、まったくの空想ではないかもしれません。

サービスとしては未来でも、個別には役目を果たしそうな部品がアノ会社にはすでに揃っていることを知っていますか?

Apple製品で実現?個人専用AIアシスタントへの期待と可能性

ここまで書いてきて、ふと気づきました。「あれ、これってAppleの持ってる製品を組み合わせたら、もうできちゃうんじゃない?」って。

Apple Intelligenceを発表したAppleなら、個人専用AIアシスタントの実現に必要な要素、実はほとんど揃ってるような気がします。

考えてみましょう:

  • iOSとかMacOS、iPadOSが仕事の状況の把握が可能
  • iCloudでデータ同期してるし、ユーザーの行動パターンを把握できる
  • カレンダーやリマインダーで予定や目標も押さえてる
  • Apple Watchで体の状態がモニタリングが可能
  • 心拍数、睡眠、運動量なんかをコツコツ記録してる
  • ヘルスケアアプリで長期的な健康トレンドも分かりそう
  • Siriが日ごろの会話でメンタルの把握が可能
  • 音声コマンドの履歴から、ユーザーの好みとか習慣がわかりそう
  • HomeKitと連携すれば、生活環境やルーティンまで把握できそう
  • Apple Intelligenceがそれらの橋渡しできる
  • 機械学習でユーザーの行動予測とかできそう
  • プライバシーを守りながら、端末上で処理するのもAppleらしい

こういう時は、ハードもソフトも自社で開発している会社は強いですね。プライバシーへの配慮も、Appleならきっと大丈夫でしょう。

例えば、Apple Watchで測った睡眠データとiPhoneの予定表を組み合わせて、「今日はこの時間に起きるといいよ」みたいなことを提案してくれたり。

日々の行動、健康状態、仕事の予定、趣味の情報なんかを組み合わせて、個別化されたアドバイスをくれるAIアシスタント。もう夢物語じゃないかもしれません。

つまり、「個人専用AI」の土台は、実はもうできてるんじゃないかな、って思うんです。

あとは、これらのパーツをどう組み合わせて、どんな風に活用するか。そこが鍵になりそうですね。

「個人専用AIアシスタント」という視点からみてもAppleの製品群が気になります。

みなさんはどう思います?

ところで、Appleの技術を活用した個人専用AIの実現が期待される一方で、プライバシーに関する懸念も無視できません。

プライバシーと個人情報:個人専用AIアシスタント時代の課題と対策

こういったパーソナライズされたサービスには、プライバシーの懸念がつきものです。

個人情報の取り扱いには十分な注意が必要ですし、ユーザーが自分の情報をコントロールできる仕組みは絶対に必要でしょう。

でも、適切な対策を取れば、プライバシーを守りながら個人専用AIアシスタントの恩恵を受けられるはずです。

例えば、データの暗号化、ユーザーによる情報管理、透明性の高いプライバシーポリシーなどが考えられます。

承知しました。記事内容にあるAIとの対話のトーンに合わせて、より自然でバランスの取れた対話に修正します。

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さいごに - 5つの妄想:個人専用AIが拓く私たちのちょっと楽しい(そして少しおかしな)未来

さて、ここまで雑談からひらめいた個人専用AIアシスタントの可能性について考えてきました。確かにプライバシーの課題はありますが、それを上回る大きな期待感と可能性を感じます。個人的には、こんな未来が待っているんじゃないかと妄想しています:

自己理解の深化: AIと深夜まで語り明かして、「お前、誰よりも俺のこと分かってるな」って感動する日が来るかも。でも、「あなたは内向的な性格ですね」って言われて、「えっ、俺って内向的だったの!?」って自己認識が揺らぐこともありそう。AIの解釈と自己イメージのギャップに戸惑う日々が始まるかも。

生産性の飛躍的向上: 「明日までにレポート書いといて」って頼んだら、本当に書いてくれるかも。夢みたいだけど、ちょっと怖いですよね。

より豊かな人間関係: AIが恋愛相談に乗ってくれて、「そうか!告白しよう!」って背中を押してくれる日が来るかも。でも、AIに「彼女ができたら報告してくださいね」って言われて、ふと「お前が相手ならそれでいいのに」なんて思うこともあるかもしれません。

健康的なライフスタイルの実現: 「今日はピザにしようかな」と思った瞬間に、「昨日も食べましたよ」って止めてくれる。ありがたいけど、ちょっとウザい。

生涯学習のサポート: 「私、宇宙飛行士になりたい!」って言ったら、「まずは50m走れるようになりましょう」って現実的なアドバイスをくれそう。厳しいけど的確。でも、もし「宇宙飛行士になるなら火星語もマスターしましょう」なんて言われたら、ちょっとAIの冗談センスを疑いたくなるかも(笑)。

こんな風に、AIアシスタントが私たちの毎日をもっと楽しく、ちょっと賢く、そしてずっと豊かにしてくれる…そんな未来が来たら最高じゃないですか?

そうそう、最後にこの記事を書くことを決めたときのエピソードを。Perlexityに「こんな記事書いたらPV伸びますかね(笑)」って聞いてみたんです。すると「トレンドトピックだし、実用的な内容だし、独自の視点もあるから、PVは伸びる可能性が高いよ!」って返してくれました。

というわけで、オナシャス!

みなさんも自分だけの個人専用AIアシスタントについて考えてみてください。

ひとまずセキュリティ云々など課題は置いておくとして、どんなAIアシスタントだったら嬉しいですか?コメントで教えてください。

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