このブログも記事がコピーされるほどに成長していたようです。知らずに約5か月放置していたので、いまさら感たっぷりですが。
せっかくなので(?)Googleに通用してみることにしました。
ブログ記事がコピーされてた
ブログ記事を書く者として、誰かが書いたブログ記事を引用したり、URLリンクを貼ったりするのは常識の範囲では普通の行為です。
度が過ぎて長文を引用してしまうのは…まあ、ギリギリ許したとしましょう。
ですがコピペで張り付けたようにまったく同じ内容の記事だったり、ブログ全体がオリジナルと同一な内容で公開しているものは、さすがにやりすぎではないかと思うのです。
今回、偶然うちのブログの画像が外部のブログで使われていることを知ったところから探ってみたら非常に酷似した内容の記事を見つけました。
記念に魚拓をとってみたので、パクリサイトの記事とオリジナルの記事「フィッシング詐欺に付き合ってみた」を見比べてみてください。
オリジナルの記事の公開日は2015年4月2日で、パクリサイトの公開日は2015年6月30日です。それから気づかずに11月まで放置していました。
こういうのをツールでいちいちURL指定しないで見つけられる方法ってあるんでしょうか?記事数が増えたら見つけるのは難しくなるよね?
文章を書いた本人から見れば、一字一句同じです。画像もこちらで取ったスクリーンショットが使われています。しかもうちのURLへ直リンクです。
何から何まで、貸した覚えのない人のふんどしを使っています。気持ち悪いですね。
Google検索でコピーコンテンツの存在は、検索結果から削除される可能性を含んだ怖いものなんです。たとえブログの引っ越しで一時的に同じ記事が2つ存在したとしても見つかればクロ判定されます。
一応は先にGoogle検索に登録された方をオリジナルと考えてくれるようですが、絶対ではありません。下手をすると自分が書いた文章なのに、こちらがコピーした側にされます。
そうならないために、Googleへコピーコンテンツを検索結果から削除してくれるように通報してみました。
googleへコピーコンテンツを通報をした手順
Googleへ著作権違反をしたと思われるコピーコンテンツを通報するのは意外に簡単です。
まずこちらを開いての右上にある「著作権その他の法律に関する問題」をクリックします。
そしてこの画面から申請をします。
名前は、最後に記入する署名と同一にする必要があるのでアルファベット表記が良いと思います。
記入に悩むかもしれないところは3つです。
「著作権対象物を特定する情報とその著作物の説明」には、自分のブログ記事がコピーされたことを説明します。日本語で書いて大丈夫です。
今回不正にコピーされた記事は、ブログ名が「物欲の扉」の頃のもので事情が複雑でした。
なので一応、ブログ名称を「キョウミのトビラ」に変更したこと、記事タイトル先頭の「[扉]」の文字を削除したという点についても説明しておきました。
そのような変更が何もなければ
当ブログの「記事タイトル○○」( http://www.example.com/foo/bar.html )が「記事タイトル××」( http://www.copycontent.com/foo/bar.html )へコピーされています。
インデックスからの削除をお願いします。
くらい書いておけば良いんじゃないでしょうか。
つぎに「当該著作物が許可を受けて掲載されている場所」には、コピーされたオリジナル記事へのURLを書きます。
複数ある場合は、1行1URLとして列挙します。
最後に「権利を侵害している著作物の場所」には、コピーコンテンツを公開している削除を希望する記事のURLを書きます。
これも複数ある場合は、1行1URLとして列挙します。
上にも書いたように、「著名」には最初に入力した名前と一致している必要があります。冒頭の名前を日本語で、署名をアルファベットで入力したので、こんな感じで怒られました。
もしかして、どっちも日本語でよかったのかな?
申請が終わると、削除用ダッシュボードというもので状況を見ることができます。
早ければ数時間で削除が済むそうなんですが、こちとら1日以上待ってるぜ?まさかコピーコンテンツとして認められない!?
まとめ
残念ながら、まだ結果がわかりません。もしかすると説明の仕方が悪かったのかなあ?
今回のようなパクリサイトを運営している中には、完全自動化で放ったらかしのものもあるかもしれません。そんなヤツにはインデックスが削除されても痛くもかゆくもないのかな?
だまって黙々とGoogleにインデックスの削除依頼を申請した方が賢い…いやどうせイタチごっこなのだから放置してるのがもっと賢い選択なのかもしれません。
でもオリジナルコンテンツよりもコピーコンテンツのパクリサイトの方が検索上位に表示されては、せっかくがんばって記事にを書いたのに報われないじゃないですか。
もしあなたのブログやその記事が不正にコピーされて悩んでいるなら、申請するときの参考にしてください。