健康

あかぎれをすぐ治すための夜のケア 1日で改善した治し方とは?

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冬の水仕事は手荒れがひどくて大変です。自分も指の関節のところがぱっくり割れて血がにじんできました。あかぎれです。

手を洗うために水に触れるだけでもピリピリと痛みが走るし、手をグーの形にすると血は出るしで困っていました。頻繁に手を洗うため、ハンドクリームをつけてもほとんど意味がありませんでした。

そんな状態で2週間以上も悩まされていたあかぎれが、たった一晩で改善。二晩で痛みもほぼなくなった治し方を紹介します。

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あかぎれをすぐ治すために見落としがちなこととは?

あかぎれに限らず、手荒れ全般の対処法として「保湿をする」といわれます。でもいくらハンドクリームを塗っても効果が見られないと思いませんか?

それは手に守るための水分が不足しているからです。

たとえば顔のケアで考えてみましょう。汚れを落としたら化粧水で潤いを与えてから乳液などをつけますよね。つまり水分を補給してから油分で蓋をするのです。

手荒れに話を戻すと、ハンドクリームも油分と考えることができます。つまり化粧水に当たるものを使わずに、いきなり油分で蓋をしているのと同じです。手が乾燥していて水分が少なくなっているのだから、ハンドクリームを塗っても改善されないのは当たり前だと思いませんか?

だからハンドクリームを塗る前に手に水分を補給してあげる必要があるのです。

手荒れの対処法として「ハンドクリームをしましょう」「保湿をしましょう」というのはよく聞きますが「水分が足りません。保水しましょう」とはあまり聞きません。手が乾燥しているから手荒れが起きているのだから、まず必要なのは手の乾燥を改善すべきなのに。

あかぎれも手が乾燥して起きる手荒れやヒビが悪化して起きるものです。まずは手荒れ対策として、乾燥に対する水分補給。そして潤った水分を逃がさないための保湿をすることで改善していきます。

それには夜のケアが重要になります。日中の起きている時間帯はどうしても手を使うことが多いからです。睡眠中が一番手を使わずに済む時間帯です。睡眠時間といえば一般的に6~8時間でしょう。これだけの時間をかければ手に潤いが戻ってくるのもうなずけるのではないでしょうか。

保湿だけでなく、保水にも目を向けてケアを心がけましょう。

手荒れに効果的な夜のケアとは?

手荒れの水分補給を簡単にするのに適しているのは化粧水です。高級なもの、高機能なものは必要ありません。美容成分が少ない安いもので十分です。

そのあとでハンドクリームで保湿します。このクリームも実は高級なものを使わなくても昔ながらのあるものでも十分なケアができるのを知っていますか?

それはワセリンです。

最近、ワセリンやヴァセリンが手の保湿に良いという話しを頻繁に効くようになりました。純水に保湿の効果を期待するなら、高級なハンドクリームを購入する前にワセリンを試してみる価値はあると思います。

化粧水で潤いを補い、ワセリンで潤い分が逃げるのを防ぐ。夜寝る前にやるハンドケアでお金をかけずに目に見える効果を期待できるのがこの組み合わせです。

少なくとも、自分には効果絶大です。一晩であかぎれの血が止まり、裂け目がふさがりました。二晩で患部をおしても痛くなくなりました。しかも指の腹がプニプニです。

その方法は、よく聞かれるもので目新しさはありません。でもやってみたら効果があったのだから、仕方がありません。

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手のあかぎれが1日で改善した治し方とは?

まずは夜寝る前に歯を磨き、トイレを済ませ、もう水を触ることがないようにしてください。せっかくケアをしても手を洗ってしまっては意味がありませんからね。

先ほどもサラッと書きましたがケアの方法はシンプルです。化粧水で保水してワセリンで保湿したのちに手袋で潤い分の蒸発をトコトン防ぎます。

さてまずは手の水分補給です。ここで使う化粧水は安いもので十分です。美容成分なんて気にせず安いものを選びましょう。いろいろなものが混ざっていると、あかぎれの手には染みる可能性があることからも水のような薄い化粧水が良いとも言えますね。ただし肌に合うものであることが絶対条件です。

さて、化粧水は少しずつ手に取って馴染ませていきます。一度にたくさん出してはダメです。少しずつを数回に分けて、浸透させていると手が潤ってきます。

十分に手全体に潤いが回ったところでワセリンを塗っていきます。これも少量を延ばして刷り込むように、マッサージしながら塗ります。手の洗い方に「ねじり洗い」というのがありますが、あれの要領で指1本ずつやります。

爪や甘皮のところも丹念に塗りこみましょう。こういったところからも水分が失われていきますから。

そして仕上げに手袋をします。自分はビニール手袋をしました。この状態で一晩たつと手袋の中で汗をかきます。肝心の潤いは逃げずにあかぎれの血は止まり、裂け目はふさがっています。一晩では、まだあかぎれの裂け目付近を押すと痛みがあります。二晩たつと痛みもほぼなくなります。

手袋については、アレルギーなどがある人は綿手袋が良いでしょう。ただ、綿手袋には疑問があります。自分ではやっていないので想像なのですが、綿手袋でワセリンがきれいに取れてしまったり、水分が吸い取られるなんてことはないのでしょうか?

さいごに

手を洗ったり水仕事を頻繁にしているとあかぎれは避けられず、だんだんひどくなります。日中にもケアできるのが一番ですが、水を使う回数が多すぎるとかケアする暇がないなどの場合は、ここで紹介した方法で夜だけでも十分にケアしてあげましょう。

この方法でケアして治した後も継続することで水仕事を続けてもあかぎれを起こさなくなりました。指のプニプニもそのままです。

手荒れで人に見せられない状態になってしまったら、ぜひ試してみてください。

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