健康

唇の皮むけの原因はリップクリームにあり?乾燥を防ぐには?

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子供のころはリップクリームを塗ったそばから唇の皮がむけていたので嫌いでした。それ以外のリップケアを知らなかったので、唇はいつも血だらけ。

でもそれは唇の状態に合わせたリップクリームの選び方を知らなかったり、唇の荒れを悪化させる習慣が身についているだけかもしれません。

あなたのリップケアはどの程度間違っているのでしょうか?きれいな唇を手に入れるにはどうすればよいのでしょうか?

夜寝る前のリップケアについては「寝る前のリップケアと口の乾燥を防ぐ方法とは?」をどうぞ。

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唇の皮むける原因

自分の場合は、身体全体の潤い、水分量が足りないのではないかと思ってしまいます。

指先は水分が足りずにいつもサラサラです。だから紙を1枚ずつめくるとか、ゴミ袋のビニールを広げるのが大の苦手。舐めたり濡れタオルを触らずにできたためしがありません。

指先以外にも唇も水分が足りません。唇を動かすたびにひび割れて血が出ます。遠目から血色がよいように見えても、それは違に忌んでるだけですから。

唇を舐めるのは逆効果!

唇に水分を絶やさないようにと水で湿らせたり舐めたりしていたわけですが、これが良くありません。

その瞬間は良いのですが、乾いた時には舐めたとき以上に痛みすら感じることがあります。

唾液、つまり体温で暖められた水分で唇を湿らせると何が起こるのでしょうか?洗い物をするときに水よりもお湯を使った時の方が手荒れがひどくなるのはよく知られています。

唇にも同じことが言えます。唾液の熱で、水分が蒸発するときに唇の潤いまでも蒸発させます。水道水とかで湿らせても同じです。スピードは違っても水分を奪っていくことには違いがありません。

舐めてきれいにしたつもりが、唇の皮膚の間まではきれいにとれていないことも多く、そればかりかしわの間に押し込んでしまう可能性だってあります。

食事で汚れた唇はどうしてる?

レストラン、せめてファミレスでの食事なら見る光景ですが、ファストフードとかで食べ終わった後に口を拭わない人が多いようです。特に男性かな。

女性でも口紅が落ちるとか気にしてそのままにして、飲み物とかで洗い流した気になっていたりしませんか?

唇についた水分が蒸発するときに…というのはすでに書きました。

例えば何科のソースが唇についている、ハンバーガーショップで食べたフライドポテトの塩が唇に残っている、食べ終わった後でもそんな状態になっているなら唇にとっては非常に悪い環境になっています。

ソースの塩にやポテトの塩、これらが問題です。魚の下処理で塩を振ったり、豆腐に塩を振って短時間置いておくのはなぜか。余分な水分を抜くためです。

そう、塩は水分を外に出そうとします。唇に塩がついていれば、とうぜん唇の水分を外に出そうとするんです。だからいつも唇の皮が剥けているんですよ。

唇を動かすと皮膚が裂けて血がにじむのは水分がなくなっているからです。

栄養不足で唇がガサガサに?

肌のハリやツヤを保つための栄養素といえば何があるでしょうか?ビタミンCでしょうか、それともビタミンEでしょうか。他にもコラーゲンとかもありますね。

これらは唇にも効果を期待して積極的に食べるようにした方が良いです。

そのほかにも血行を良くするといわれている栄養素などが不足していると、血色が悪いとか、体内の水分が身体の隅々までいきわたらないとか。

食事の量が少ないとか、栄養のバランスを考えた食事をしていないということであれば、肌荒れや唇の荒れにもつながります。

ビタミンCといえばレモンというイメージがあります。でもすっぱすぎてたくさん食べるわけにもいきません。

そんな時に強い味方なのがミカンです。幸いなことに唇が荒れやすい冬に手に入りやすくておいしくなります。1日に6~7個食べて改善したという人もいます。

あまり食べすぎて手足が黄色くなっても、それは黄疸ではありません。食べる量を減らせば自然と元の色に戻るので心配しなくて平気ですよ。

リップクリームの選び方

リップクリームには2種類あるのは知っていますか?「医薬部外品のリップクリーム」と「医薬品のリップクリーム」です。

自分の唇の状態にあったものを使わないと効果が得られないどころか、悪影響を及ぼしかねません。

唇が乾燥しているだけで特にひどい荒れなどがない場合は、肌荒れの予防だけで十分です。そんなときには医薬部外品のリップクリームを使いましょう。

主に唇にあるうるおい成分を外に逃がさないように働きかけます。

もし血がにじむほどに乾燥して、治りも悪いようであれば医薬品のリップクリームを使いましょう。オロナインとかでも良いですね。

「医薬品」というだけあって保湿だけでなく、治癒にかかわる成分が含まれています。

ここを間違えて、医薬品を使うべきところまで悪化しているのに医薬部外品を一生懸命使っているとか、医薬部外品を使うべきところを医薬品の刺激の強いものを使うとか。

こんなチグハグな選択をしていれば結果が期待通りにならないのは想像できますよね。それどころか悪化する可能性だってありますよ。

あと頻繁に塗るのも良くないそうです。やりすぎれば、荒れているから塗る、塗りすぎで唇が荒れる、荒れるから皿に塗る、こんな感じで悪循環に陥ります。

まあ、医薬部外品で何も変化がない時点で皮膚科で診てもらった方が良いのではないかとも思いますが。

やっぱり市販薬よりも処方してもらった薬の方が、自分の症状にあっているので治りも早いでしょうからね。

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唇の乾燥を防ぐには?

すでに挙げた唇の皮がむける原因に注意しながら逆のことをすれば、良い方向に向かうのではないでしょうか。

これまでの自分の行動を思い起こしてみましょう。

間違ったことを信じ込まされていました

ちなみに自分の場合は、「舐める」はよくやってしまいます。あとリップクリームを塗ってむけてきた皮を取りたくなるとか。むりやりは良くありません。

その昔、リップクリームを塗ると皮がむける。その皮をむき続けることできれいな唇になっていく。そんな風に教えられました。とんでもない間違いですね!

口呼吸は唇の潤いを奪う

あなたは鼻呼吸してますか?唇を乾燥させる大きな要因として、口呼吸があります。息を吸ったり吐いたり、口でするほどに唇は乾燥していきます。

唇を舐めて口呼吸とか、最悪ですね。積極的に乾燥させているような行為です。唇の乾燥を防ぎたいなら、いますぐにやめるべきでしょう。

保湿したらワセリンやリップグロスで水分の蒸発を防ぐ

唇用美容液や保湿クリームを塗った上からワセリンやリップグロスなどで保湿効果がより期待できるでしょう。

これは化粧水で水分を補った上から、水分が逃げないように乳液で膜を作るのと同じ効果を狙っています。

唇の縦のシワに沿って優しく塗りこみます。でも少量ですよ。たっぷりつけたら逆効果です。量をケチるくらいがちょうどいいと思いましょう。

まとめ

唇の皮がむける原因とその対処いついてみてきました。リップクリームは皮を向けやすくするためにつけると信じ込まされていました。

じつは用途が違うものを使っていたためだと真実を知らされたときは、自信満々で周りに答えていた自分が恥ずかしいです。でもそう信じている人だってまだいるよね?ね?

唇の潤いが奪われるような行為をしないようにするのと、蒸発しないようにガードすること、これまでのことを振り返ってみましょう。

一気に改善することはありませんが、いつはじめても遅いということもありません。知った今の瞬間からできることを取り入れることでガサガサな唇、血のにじんだ唇からサヨナラすることができるでしょう。

こちらの記事も参考になります。

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