多くのアニメやドラマには、小説・まんが・ゲームと何かしらの原作があります。おもしろい作品だと、その原作もチェックしたくなりませんか?
だって、なんだかんだと「原作を超えられない」との声が多いんですから。それに省略されたシーンやエピソードも気になります!だから作品世界をより深く知りたいと思ったら、原作本とテレビ放送の両方が気になります。
気になったら購入よりもレンタルサービスです。テレビCMで存在を知ったのですが、上手に利用すれば、買うよりも安上がりに読むことができるんですよ。
さまざまなレンタルサービス
本のレンタルサービスをテレビのCMで初めて知りました。
テレビで流れていたのはRenta!。コミックも小説もということで、使えそうなのでさっそくどんなもんか、見てみました。
最後の2冊を読んでいなかった「xxxHolic」や最終回を知らない「けいおん」を買うほどではないけど読みたい、なんてときに使えたらと。また、放送中の番組の原作小説を格安で読めたらいいな、なんて考えながら。
Renta!は品ぞろえに偏りが…
さっそくRenta!のサイトを見てみると…あるある!でもコミックはあるんですが、小説(ラノベ)に至っては、検索結果にBLっぽいタイトルがズラッと。
そっちは求めてないんで。
DMM・ツタヤはリアル本のレンタル。さすがの品ぞろえ
ほかにレンタルサービスに目を向けてみると、電子書籍のレンタルはやっているところが少ない。
BookLive!には2日だけ読むことができる2days版というサービスがありましたが、対象のコミックは古いものが多くて使い物になりません。
そんな中で気になったのは、電子データではなく本を実際にレンタルするDMMとツタヤでした。iPhone/iPadでサクっと読むことはできませんが、品ぞろえとネームバリューによる安心感があります。
レンタル期間は最大で20泊21日と長め。漫画喫茶の方がお手軽で安上がりかもですが、自宅でのんびり読めるのはメリットですよね。
ただしどちらもコミックのみのレンタルで、小説のレンタルはしていませんでした。
小説のレンタルはないの?
コミックについてはDMMかツタヤだとしても、小説は取り扱いがありません。小説が原作の場合はあきらめるしかないのでしょうか?
似たような疑問を持った人がYahoo!知恵袋にいました。
レンタルの漫画はありますが、その他の小説やビジネス書や雑誌はなぜレンタルしてないのでしょうか。 - Yahoo!知恵袋
ベストアンサーの「図書館(無料)で借りられるため、レンタル(有料)を使わないから」という回答に納得。確かにね。
でもさ、モバイル端末で数日間だけ借りて読みたいんだよ。図書館に返却しに行くのもめんどうなんだよ。ああ、ここに「図書館利用者に朗報!自宅を図書館にする未来が見えてきた」の需要があるんだな!
安く借りれるのはどっち?
電子データでのレンタルは諸々の事情であきらめるとして、そうするとDMMとツタヤのどちらかかなと。
さてレンタル料金を比べてみると?
ツタヤのレンタル料金表
レンタル料金は14冊までは1冊162円で、それ以上は130円になります。送料は10冊以上で無料です。
DMMのレンタル料金表
レンタル料金は45円(旧作)か85円。作品によって料金が違うので、慣れるまでは難しいかも。
また、ツタヤは冊数によって料金が変わります。試しに巻数の少ないものと多いもので料金がどう変わるのか調べました。
少ない巻数は、「終わりのセラフ(8巻 続巻)」
ツタヤ 1,800円+送料600円=2,400円
DMM 440円+送料840円=1,280円
多い巻数は、「アニメ「ちはやふる」は子供に見せたい良作。実写化は?」にも書いた「ちはやふる(27巻 続巻)」
ツタヤ 2,619円+送料0円=2,619円
DMM 1,215円+送料840円=2,055円
こうして比べてみると、DMMの方が安く借りることができるようです。ツタヤは10冊から送料が無料になりますが、やっぱりDMMの方が安く借りることができます。
リアル本レンタルの問題点は?
DVD/CDでもそうですが、やはりモノがないと借りられないということです。
だからといってDMMの方が借りやすいかというとそうでもありません。作品によって違います。
現金決済ならDMM、Tカード所有者ならツタヤ
レンタル料金の安さで選ぶならDMM.comのレンタルでしょう。
レンタルしたコミックの料金をTポイントで支払えば実質タダになります。Tカード所有者はツタヤ一択かもしれませんね。