トゥルースリーパーはちょっと価格が高めなので購入する前にレビューを見る人が多いと思います。先日購入しましたので、何かの参考になれば幸いです。
自分は床に布団を敷いて寝ています。普段どんな感じなのかは「寝起きの背中や腰痛が和らぐ敷布団の使い方」の記事を見てもらうと少しわかるかもしれません。
さて、寝心地はどうなのか、身体の調子に何か変化はあったのか、1週間ほど使ってみての感想です。
どんな感じで届くの?どうやって使うの?
先日トゥルースリーパーを購入しました。腰への負担が和らぐかのような声があるので、ちょっと期待しています。
通常はベッドの上に引くタイプのものですが、これを床に敷いて使うつもりです。床に敷くタイプのものも別にあるのですが、大きさの関係でこちらにしました。
届いた中身は?
商品は圧縮された状態で届きます。段ボールの中はこんな感じ。
専用内カバーなるものが付属しています。トゥルースリーパーにこれをかぶせて、その上からシーツをかけて寝るようです。
トゥルースリーパー本体はこんな感じで円柱形に圧縮されています。中を取り出してしばらく置くと使えるようになります。
5時間くらい放置していましたが、たぶんもっと早くても大丈夫です。
また、専用内カバーは戻りきる前にかけた方が良いかもです。戻りきるとカバーが相対的に小さくなるので若干入れにくくなります。
これで準備完了。敷布団の上にトゥルースリーパーを敷いて寝るのが正しい使い方のようです。
三つ折りタイプの場合
今回購入したトゥルースリーパーは本来ベッドの上で使うタイプです。このほかに床に直接敷く三つ折りタイプのものもあります。
こちらは、今回自分が購入したような圧縮はされていません。梱包を解いたらすぐに使うことができます。そのかわり、とても分厚いのでかさばります。
トゥルースリーパー自体がそれなりの重量なので、毎日押入れにしまう家庭では注意が必要かもです。腰や肩への負担が気になって買うような人が重いものを出し入れするのは本末転倒ですからね。
万年床にしたくなければ、この三つ折りタイプは避けた方が賢明でしょう。
効果が変わらなかったら買った意味がない?
敷布団の上に敷いて使うということは、いま敷布団を2枚重ねているのと大して変わらないということです。も、もしかして、いらない物だった?
試しに寝てみて”より上質な睡眠”が得られないようであれば、現状と変わらないということになります。もしそうならがっかりですね。
使い古した敷布団で十分なのに、ン万円も出して高いものを買う必要がなかったんですから。
トゥルースリーパーを使ってみた感想
これまで床に布団を敷いて寝ていた人がトゥルースリーパーに変えたら違いはあるのか、参考にしてください。
1日目
背中が痛い。背中の筋肉が緊張したような痛さ。寝起きから不快感でいっぱい。これが続くなら捨てたくなるレベル。よくみんなこんなのに寝ていられるね。
2日目
目覚めてすぐの痛みはなくなった。動いているとちょっと突っ張ったような感じになる。自覚がないだけで、まだだめなのだろうか。
3日目
筋肉疲労のような疲れがちょっぴり。背中の筋肉をと突っ張るような感じ。柔らかいトゥルースリーパーに体が沈むのに抵抗するように緊張しているのだろうか?
4日以降
3日目とあまり相変わらず。これが普通の状態みたい。
身体への負担を軽減してくれるとは限らない
すでにいま柔らかめな敷布団で寝ているなら十分検討の余地があります。低反発で適度な硬さがあるトゥルースリーパーが体を下から包み込むような優しい寝心地は、より上質な眠りが得られるでしょう。
でも普段から固いせんべい布団で寝ている人は違います。低反発が柔らかすぎると感じるからです。そのために、これまでには無かったチカラが背中に入ってしまう可能性もあります。特に、腰痛の人がその痛みを軽減するためにと思って買ったら改善どころかひどくなったら逆効果ですね。
実体験では「寝起きの背中や腰痛が和らぐ敷布団の使い方」にもあるように、使い古したせんべい布団を2枚重ねても身体の痛みはありません。
どうしても新しいのを新調しなくてはならないのなら、こういう高反発のマットレスも選択肢に入れた方が良いです。
以上、正直な感想でした。少しは参考になったでしょうか?