実写版「進撃の巨人」の予告編をみて不安がる人がたくさんいるようです。これとアニメの映像を見比べたら”不安”から”確信”に変わるのではないでしょうか。
それほどに作品の良さが引き出されていないのがわかります。「立体機動予告編」なのに、その立体機動が残念すぎて何もいえない。
躍動感なさすぎ。スパイダーマンくらい動いてほしい
邦画は人物に焦点を当てる傾向がありませんか?友情とか恋愛とかに重きを置いて、画面いっぱいに顔のアップという印象です。もっと引いて体全体を見たい、しぐさが見たい、周囲の状況も見たい、と思うことが多々あります。
映画は予告編が一番面白いはずなのに…
予告編を見てすごい面白そうだからと映画館に見に行くと、じつは面白い場面はすべて予告編にあって、他はたいしたことがなかったなんて経験があります。
それなのに、この進撃の巨人の予告編にはその「予告編が一番面白い」と思える要素が少ない。いや、無いと言ってもいいくらいです。
その点は、アニメの方が心得ています。短いシーンながら立体機動の躍動感が出ているし、巨人の残酷さ、人間側の怒りや恐怖感を感じられます。
実写版「進撃の巨人」は前編後編の2部構成
2015年8月1日から公開する実写版「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」は前編です。後編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD」は9月19日から公開になります。
ここで期待値をドン底まで下げておいて本編で大逆転の大好評!といけばいいんですが、どうでしょうか。