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雛人形の収納をマンションだからコンパクトにしたいを解決!

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雛人形って、かさばるんですよね。

昔は雛人形も嫁入り道具の1つでしたが、いまの核家族化や住宅事情を考えれば実家に置いてきたという人も多いのではないでしょうか。

田舎の実家は広いし、住んでいるのは両親2人だけだし、しまって置ける場所はいっぱいあるから、と。

でもたまに聞くのが「両親も年を取って、大きな戸建てよりもマンションの方が住みやすいから引っ越すことになった」という話しです。実家にある雛人形を引き取らなくてはいけないというケースもあるでしょう。

コンパクトなものならまだしも、7段飾りのような豪華なものだと収納場所にも困りますよね。

そこで雛人形をマンションで収納するならどこがいいのか、コンパクトに収納する方法はあるのか、など紹介します。これから購入を考えている人も参考になるかもしれません。

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雛人形の収納はマンションだとどこがいい?

雛人形を保管するのに注意しなくてはならないのは次の3つです。

  • 湿気
  • 害虫
  • 紫外線

湿気によってカビが生えますし、ゴキブリなどの外注を引き寄せる原因にもなりますから第一に気をつけたいですね。

もし雛人形を出しっぱなしにしていたら紫外線の影響で変色してしまいます。収納時にも場所がないからと陽の当たる部屋の中で保管してはいけませんよ。無いとは思いますが。

それらの条件を踏まえて、理想的な保管場所は押し入れの天袋というのが一般的です。

ただし天袋の場合は出し入れで持ち上げるの必要が出てくるために大変です。押し入れの上の段に収納するというの現実的ではないでしょうか。

タンスも上の段の方が湿気が溜まりにくいのを知っていますか?それと同じ理屈で、押し入れに収納するにしても下の段は避けた方が良いのです。

もし下の段しか収納スペースがないというなら、スノコを敷くなどして湿気が溜まらない工夫は必ずしましょう。

ところで、押し入れといえば梅雨の時期になると湿気対策に悩まされますよね。そういう意味では、天袋だから安心、上の段に置いておけば大丈夫、とは限りません。

当然、一年の大半を閉めっぱなしでは湿気がこもってしまうので保管場所には適していません。物置部屋を作って頻繁に空気の入れ替えをしている方がマシという場合もあります。

押し入れやクローゼットに収納するにしても、開け閉めを適度にして空気の入れ替えをすべきです。

理想は土用干しなんでしょうけど、そこまでしなくても大丈夫という家も多いのですよ。

雛人形をコンパクトに収納したいんだけど…

購入時の段ボールにしまっている家庭は多いですが、人形が傷つかないように大きめに作られている場合も少なくありません。コンパクトな収納を考えれば必ずしも理想的とは言えないでしょう。

段ボールも、乾燥材で湿気対策をしていれ¥スペースが十分に確保できるのであればムリして他の方法をとる必要はありませんよ。

もし小さな入れ物で収納をしたいということであれば、安上がりに済ませるなら購入時の段ボールを加工して小さくするという方法が良いでしょう。

または資源ごみの日に家電製品の段ボールを拾ってくるのもいいですね。なぜ家電製品なのか?比較的丈夫なものが多いからです。そしてきれいな場合が多い。

次の安価なのは衣類などに使われることが多いプラスチック収納ケースです。比較的密閉度が高く、実際に雛人形の保管に使っている人もいます。

ただし気を付けることが2つあります。

1つは紫外線。半透明なので陽の光で変色します。収納部屋に置いておくような場合には注意が必要ですね。

もう1つは湿度です。「湿気」ではなく「湿度」としたところがポイントです。乾燥材を入れ、密閉していると湿度が低くなりすぎる場合があります。乾燥しすぎると人形が割れる原因にもなり得ます。

いろいろ考えてみて、やはり理想的なのは桐の箱なのでしょう。箱自体が呼吸をして湿度や温度を調整してくれます。

もちろん桐の箱に入れたら何も手入れをしなくて良いわけではありませんが、大事な雛人形をいつまでも良い状態で保管したいのであれば一考の余地はあります。

とはいえ、桐の箱は安くありません。いまのままで収納スペースや湿気問題に悩まされていないのであればこれまで通りの方法を続けるのが一番でしょう。

実家の人形を引き取るとか、引っ越しをするなどで環境が変わった後気に収納する箱を変える必要がでたら考えれば良いことです。

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マンションで収納が足りないときの最終手段は?

もう押し入れはいっぱいだし、収納部屋なんて作れない!

そんな場合は思い切ってトランクルームを借りるのも手です。今のトランクルームサービスには、ひと昔前の「とりあえず空き部屋の再利用」「野ざらしのコンテナ」みたいなイメージはありません。

セキュリティがしっかりしているだけでなく、空調完備で温度や湿度の管理が年間通して一定という雛人形の保管にも適したところが増えてきました。

子供の成長に合わせてモノはこれからも増えていきます。雛人形だけでなく、正月やクリスマスの飾りなど一年に一度しか使わないようなものにスペースを取られて、家族が生活する空間が奪われるのです。

  • いま家の空間を圧迫している物たちがなくなったら部屋はどれくらい広くなりますか?
  • 家の中がまるで物置のように見えていたアレが視界からなくなったら快適だと思いませんか?
  • 地震が来たら倒れるかもと心配だったものを預けたら危険が1つ減りますよ

問い合わせるのはタダです。トランクルームを利用すれば快適な生活空間に近づくかもしれません。

さいごに

もしどうしても収納場所を確保することができないなら、人形の一部を処分して数を減らすことも考えてみてはどうでしょうか。

何十年も昔に変われた場合は豪華な雛人形かもしれません。でも収納場所が確保できないために虫食いやカビだらけにして捨てる結果になっては元も子もありません。

場合によっては英断をする必要もあるでしょう。

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