引っ越しには今でこそ、引っ越しお任せパックやら、傷が入ったり壊れたりは、ほとんど有りませんが、私の小さい頃は自分家族総出で何日もかけて、食器や服を片付けました。
当時の引っ越し業者と言えばほとんど独占的にしていた業者があり、転居先で必ず数点ガラスや家具が壊れていて泣き寝入りしたものです。
もしその壊れたものが雛人形だったら…自分でできる修理はこんな風にやるといいですよ。
雛人形の修理は100均アイテムを使って自分でできる
ひな人形は当然縁起物ですから、購入するお客様は髪の毛一筋でさえ、傷や気になる場所があると、それはすぐに苦情に発展しますから、扱いはとても慎重かつ丁寧にします。
勿論、メーカーから届いても、もうこれでもかと検品します。
土地柄もそこそこで違うので、おおらかな土地柄だと問題にならない物も、私が販売していた所は非常に細かく厳しい土地柄で、神経をすり減らしながらの検品で、メーカーに返品交換は日常茶飯事で、本当に手間ばかり掛かっていました。
そうなってくると、簡単な手直しは自分達で出来るようになってきます。
その手直しを見ていた上司や他の部署の人に、マエストロとか、職人技と言われて苦笑いしたのも一度や二度では有りませんでした。
多分一番多いのは、枠等の引っ掻き傷や塗装の剥げたりが一番だと思いますが、後ろ側の見えない場所で試してから、その場所を補修して見てください。
女性で有れば一度ぐらいは化粧する時、指でアイシャドウ等をぼかした経験があると思います。
その要領で百均やホームセンターで、家具や床の補修用のクレヨンみたいな物や、油性マジックで、枠などの木地の色に一番近い色でぼかしてみてください。
大抵目立たなくなります。
雛人形が壊れたときのためにやっておきたいこと
でも、これは無理と判断した場合は、まず購入した店に相談してみてください。
送料や材料費等は必要になりますが、だいたい修理してもらえることが多いです。
場合によっては丸々交換になります。
勿論、大まかな見積りをお願いして判断されたら良いです。
但し、ささやか傷で有れば、逆に送る事によって傷がつく場合も有りますから、メリットデメリットを考えた上で、メーカーや販売店の意見をよく聞いて、不安なことは確認や相談して決めてくださいね?
商品は一度買ったお店からメーカーに送ってくれる場合と、メーカーと直接やり取りする場合も有ります。
出来れば購入したときのレシートなり、配送伝票等をひな人形の底に一緒に保管しておくと、何かあった時には証明書の代わりになりますので、オススメします。
また購入するときに、さりげなく壊れたときの修理が出来るかの確認をしておくと安心です。
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