重度の歯周病(歯槽膿漏)になると骨が溶けて歯が抜けるという情報は聞いたことがあります。どうやらこのままいくと、それを身をもって経験することになりそうです。
何度も言われてきたのですが、今回は最後通告に近い雰囲気を感じました。歯間ブラシ、今度こそちゃんとやります。
歯間ブラシで歯石の溜まり方がそんなに違うの?
歯医者で歯石を取ってもらったときに、歯間ブラシを使うように本気で言われました。これまでも言われていて最初こそやるものの、すぐにやらなくなってしまいます。
前回歯石を取ってから2ヶ月、歯ぐきの下がり具合が相当に危険だったのかもしれません。その口ぶりから本気でやらなくてはいけないなと直感しました。
なぜ歯間ブラシをやらないのか
いやまあ、めんどうだからです。
歯ブラシは朝晩と毎日やります。気がついたときはコンクールFを使ったうがいもやります。
さらに歯間ブラシとなると、これまでの歯ブラシ人生からすると過剰な感じがしていました。「そんなに歯に一生懸命にならなくていいんじゃないの?」と。
なにせ35年以上も歯医者に一度もいったことがなかったのです。その時点で「歯ぐきの1/4が溶けてる」と言われても、今後もすぐに歯茎がなくなるわけも無いだろうと高をくくっていました。
だって、35年で1/4でしょ?そこから35年行かなくても最初の半分くらいは残るだろうと考えていました。老化や経過年数によって加速することを考えられませんでした。アホですね。
歯間ブラシの選び方?
これまではゴム素材の使い捨て歯間ブラシを使っていました。歯ぐきを傷めないし、痛くなさそうだったからです。
でも効果はさほど期待できないようです。
ということで、近所のドラッグストアでどんなのがあるのかを見てみると、大別してI型とL型がありました。使いやすさはL型、低価格はI型という選択肢があるようです。
使い捨てのゴムとは違い、洗って使い続けることができるようなので使いやすさのL型を選ぶことにしました。ただでさえめんどうなのに、使いにくいI型ではまたやらなくなるのが目に見えている気がしましたから。
また太さ?にも種類があって、歯と歯の隙間の大きさや歯槽膿漏の進行具合によって選ぶ必要があるようです。ゴム製のとは違って気をつけることが多いんですね。
実際に使ってみてわかりましたが、1種類のサイズではすべての歯間にフィットすることはありません。歯周病の進行具合によっても隙間の大きさが違います。
「サイズが合わなければ交換します」と書かれた商品もありますが、複数のサイズを数本ずつ入れてほしいなと感じました。
歯ブラシと歯間ブラシ、その順番は?
歯ブラシと歯間ブラシ、どちらが先でどちらが後にやるものなのか気にしていますか?自分は、歯ブラシで歯の間にカスを押し込めてしまったものを後から歯間ブラシで取り除く感覚でやっていました。
どうやら逆のようです。
歯間ブラシと『糸ようじ』またはフロスの順番はどちらでもいいですが、歯間の掃除は歯ブラシで磨く前にしてください。歯ブラシをしてから歯間清掃をされている方が多くいますが、本当は歯間清掃を先にしてから、歯ブラシをするのが効果的です。
歯垢をしっかり取り除く!アカデミー │ 小林製薬株式会社
歯間ブラシで歯の間のカスを取り除いて、歯ブラシでそれをきれいにする手順です。どちらが先でもうがいをちゃんとすればいいのではないかと思うのですが。
やってみてわかること
これまではまじめに歯間ブラシをやってきませんでした。ちゃんとやろうと思って使ってみると気になることがでてきます。
「歯間ブラシって歯磨き粉はいらないの?」
目的が”歯と歯の間の食べかすを取り除く、歯垢を除去する”ということなので不要だろうと思いつつ、歯と歯の間をフッ素でコーティングしたい人もいるのではないかと思ったり。
「使い終わったらどこに置こう」
これまではゴム製で使い捨てだったので、洗って使い続ける感覚がありません。歯間ブラシはだいたい小さいものですよね。だから普通の歯ブラシたてではサイズが合いません。「歯間ブラシ立て」がほしいところです。
で、気がついたのがいま使っている無印良品の歯ブラシ立て。ちょうど1本立てるのに良いサイズでした。
たしか、習慣化するまでに2週間くらいかかるという説があったはず。それまで続けてみるか。がんばりすぎると疲れてしまうのでほどほどに、ね。