麦茶はお湯を沸かして作れば美味しいのは知ってても、暑い夏にお湯を沸かすのはどうも…と、ついつい水出しにしていませんか？そして麦茶パックを容器に入れっぱなしにしていませんか？
電気ケトルを使えば火を使わずに手軽にお湯だし麦茶が作れます。
麦茶だけでなく、コーヒーにも応用できる
麦茶を作るときには、沸騰したお湯の中に麦茶パックを入れて煮出すのが以前のやり方でした。でもこの方法では3つの欠点がありました。
- 夏だとお湯を沸かすのが熱くていやになる
- 煮出すと苦くなる
- めんどくさい
これを多少改善したのがお湯だし。水のときから麦茶パックを入れて沸騰したら火を止めてしばらく放置します。色味が良くなったら麦茶パックを取り出します。
これで2番目の「苦くなる」は克服できましたが、鍋を取り出して火にかけるめんどくささがずっと残っていました。
そこでさらに改善したのが水出しです。寝る前にでも容器に水と麦茶パックを入れれば朝起きたら麦茶ができてます。
でも水出し、最大の欠点があります。美味しくないことです。手間は改善できますが、味は格段に落ちます。
煮だし、お湯だし、水出し、どれが美味しい？
結論から言うと、お湯だしが一番美味しいと感じます。
お湯だしは、煮出しの苦味や雑味が無く、水出しのパック臭さがありません。一度沸騰させているのでカルキ臭さも抜けるので水道水も使えて手軽です。
鍋で沸騰させるまでの工程が手間と感じるし、もっとも麦茶を必要とする夏場には暑くて日を使いたくありません。
そこで登場するのは電機ケトル。
ズボラで簡単な麦茶の作り方
火を使わずにお湯を沸かす最強の道具、電気ケトルの登場です。
うちでは麦茶をいれる容器は2L入るものを使っています。電気ケトルで1度に2Lのお湯を準備することはできません。ですが、そんな量を沸かす必要はありません。
普段の麦茶の作り方はこうです。
- 適当に1Lくらいのお湯を沸かす。もっと少なくてもいいです。適当で
- 容器に麦茶パックを入れて、沸かしたお湯を容器に入れる
- カップラーメンができるくらい、しばし放置
- 容器の8～9割まで水を入れて、さらに放置
- 好みの濃さになったら麦茶パックを取り出す
- 容器に氷を入れて、いっぱいにして冷蔵庫で冷やす
欠点としては、工程4で水を使うところでしょうか。いまはミネラルウォーターを買っていないので、ここで使う水は水道水なんです。美味しさを求めるなら軟水のミネラルウォーターを使った方が良いでしょう。
または水ではなく、さらに電気ケトルでお湯を沸かして使うことです。この場合は荒熱が取れるまでの時間がさらにかかります。
# その場合は、記事タイトルの「コンボ」が無意味になるので寂しい…
そうすると、工程6の氷も不要な手順ですね。水や氷は少しでも早く粗熱をとるためのものなので、自分でも氷がなければやりません。
ポイントとしては、麦茶パックを長時間入れっぱなしにしないことです。入れる時間が長くなるほどに、苦味？えぐみ？とか濁りが出てきます。また、パックのにおいが麦茶に移ってしまって不味くなります。
あと、麦茶パックを取り出すときに搾っちゃダメですよ。不味くなります。
1杯分のアイスコーヒーを作っていたときの応用だった
実はここで紹介した方法は、1杯分のアイスコーヒーを作るのと同じ方法だったことに気がつきました。
どっかで記事にしていたのでは？と探してみたら「不眠軽減？ノンカフェイン・コーヒーで睡眠が長く・深くなったかも」にさらっと書いていました。
このときの手順をちゃんと書くとこうです。
- できるだけ少ないお湯でインスタントコーヒーを溶かす
- 氷をたくさん入れて冷やす
- 牛乳を入れてカフェオレにする
毎回作るのが手間になったのでいっぺんに作る方法に行き着きました。1杯だけなら保存の必要も無いので牛乳でカフェオレに、大量に作るなら水で薄めて、飲むときに牛乳で割ります。
すぐなくなる冷たい飲み物をいつでも冷蔵庫に！
熱中症対策もかねて、外に出歩くときも水筒に麦茶を入れて持ち歩いています。だから少しでも手軽に手早く麦茶を作る必要に迫られました。
慣れるとここで紹介したやり方で麦茶を作った方が早くて美味しくできます。暑い最中には火を使いたくない、けど不味い麦茶は飲みたくないと思っているなら、ぜひ試してみてください。