朝起きたら歯が痛いんです。まだ痛みは鈍くてがまんできないほどでもないし、放っておけば何でもないような痛みではありますが。
でも本格的に歯が痛くなったら…調べるまでは何したら良いかわかりませんでし。自分以外にも知らない人がいるかもしれませんので、もしものときのために情報をシェアします。
もし年末年始に歯の痛みではなく、体調を崩したのなら「年末年始に子供が熱だして病院いくか迷ったときの相談窓口」が役に立つでしょう。
年末年始に営業している歯医者をすぐ知る方法
かかりつけの歯医者以外で治療するのは怖い気もしますが、どうにもがまんできないときは専門医に診てもらうしかありません。
でも一般の病院と同じように歯医者も年末年始は休みです。しかも救急病院にも歯科はありません。
じゃあどうするの?となりますが、歯科医師会が専用の窓口を用意しています。ここに電話すれば、日曜・祝日・年末年始の休日でも診療してくれる歯科医を案内してくれます。
緊急の場合に備えて、メモしておくことをおすすめします。
- 東京都保健医療情報センター「ひまわり」:03-5272-0303
- 東京消防庁災害救急情報センター(23区):03-3212-2323
- 東京消防庁災害救急情報センター(多摩地区):042-521-2323
ただし気を付けなくてはいけないのが、場合によっては鎮痛剤を処方されて終わりかもしれないということです。他の病気と違って、そのときだけ歯医者を変えるということはあまりしませんよね。
お医者さんの方も治療中のところを割り込んでしまうと、治療計画に支障が出るかもしれないので、薬を出して休み明けに通院中の歯医者に行くように指導するだけにとどまるというわけです。
ほらそれに、よく抜きたがる医者とできるだけ抜かない医者っているじゃないですか。そういうところからも患者として不安になることもありますよね。
もしどうしても痛みが治まらなくて今回だけ治療してほしいが、次回はこれまで通りのところに通いたいという希望があるときは、治療前に一言伝えておくと良いです。
「いつもの歯医者が休みなので、今日はここに来たが、今後はかかりつけのところに通いたい」
こんな感じで。
歯が痛いときの痛み止めに市販薬3つ
自分の場合は、まだ痛み止めをするまでの痛さでもなく「いつか痛くなるかもしれない恐怖」で止まっています。
もし痛みが強くなったら上記に電話する前に、まずは市販薬で痛み止めを試してみるはずです。そのときに使える薬といえば、有名なのが3つありますよね。
まず一つ目はバファリン。今も昔も頭痛だけでなく歯の痛みにも使われています。医者ですらすすめるほどなので間違いはないのでしょう。
続いてロキソニンS。ちなみに「ロキソニン」は医者で処方される薬で「ロキソニンS」が市販薬です。お間違えの無いように。
最後に正露丸。これは鎮痛効果というよりも麻痺させる感じでしょうか。しびれと独特なにおいで使われることは少ないですが、以前は「歯が痛くなったら正露丸でも詰めておけ」と言われたものです。
余談として。プラシーボ効果かもしれませんが、腹痛には糖衣錠の正露丸よりもにおいの強烈な昔ながらの方が効果があるように思います。それこそ軽い腹痛なら臭いを嗅いだだけで治っちゃいますから。
歯が痛いときには冷やすのか温めるのか
これは簡単です。マンガとかで歯が痛いときは頬のところに氷袋を当てたりしてるじゃないですか。あれが正解。つまり冷やすんです。
ただし冷やしすぎは血管が必要以上に委縮して血行不良を起こす場合があります。痛みが和らいだら冷やすのをやめるなどして調節しましょう。
また、歯が痛いときに温めるのは良くありません。たとえばお風呂に入って血流が良くなると痛みが増すことがあります。そして血流が良くなるという意味ではお酒や過度な運動もNGですね。
とにかく医者に診てもらうまでは安静にして余計なことはしない。痛みのある部分を外側から冷やす。これが一番です。
さいごに
年末年始で歯医者も一般の医者も休みのところが多くて、もしものときに駆け込めないのは不安でしょう。平日に比べれば数は少ないですが、診てもらえるところはあります。
もし市販薬で一時しのぎができるなら、通常営業日まで待つのも手です。バファリンなら比較的常備している家庭も多いでしょうから。