いつもは元気な子供も何故か年末年始になると熱を出してしまうことってありませんか？
普段ならかかりつけの病院もやっているし、多少のことでは不安にならなくても「年末年始で病院がやっていない」と考えてしまうと何かと心配になってしまうものです。
でも年末年始でも観てくれる病院はあります。ここでは子供が急な熱を出して不安になってるお母さんの心を支えてくれる相談窓口を紹介します。
年末年始に子供が熱をだしたらどうする？
一般外来の病院だと年末年始はお休みです。
そして子供は、そんなときに限って体調を崩すものです。とうぜんかかりつけのお医者さんもお休み…どうしよう！
焦る必要はありません。年末年始でもやっている病院はありますし、重篤な場合でも救急車があります。まずは安静にするのが一番の応急処置になります。1日程度は様子を見るくらいの心の余裕を持ちましょう。
そして休みなのは一般外来の病院だけです。1次救急、2次救急、救急外来のある病院なら診てもらえます。ちなみに○次救急というのは次のような分類です。
- 1次救急： 軽症患者（帰宅可能患者）に対する救急医療
- 2次救急： 中等症患者（一般病棟入院患者）に対する救急医療
- 3次救急： 重症患者（集中治療室入院患者）に対する救急医療
もっとわかりやすく「近所の救急外来をやっている病院」という具合に覚えておくと良いでしょう。いまではGoogleマップなどを使えば近所の病院をすぐに調べることができます。
病院に行くか迷ったら？
また病院にいくべきか、薬を飲んで安静にしていれば大丈夫なのか、迷って判断できない場合には相談できる窓口があります。
● 小児救急電話相談
短縮ダイアル： #8000 （全国共通）
電話：03-5285-8898
月～金 （土日・祝日・年末年始を除く）17:00～22:00
土日・祝日・年末年始 9:00～17:00
小児科医や看護師が子供の症状に応じた対処や受信する病院などのアドバイスをしてくれます。#8000 の番号はどの都道府県でも使えます。地域によって適切な窓口に転送される仕組みなので、不安があれば電話してみるのも良いでしょう。
救急車を呼ぶか迷ったらここへ相談！
病院に行くかどうかだけでなく、救急車を呼ぶべきかどうかにも迷ったときにも相談できる窓口があります。
● 救急相談センター
短縮ダイアル： #7119 （全国共通）
東京23区： 03-3212-2323
多摩地区： 042-521-2323
24時間年中無休
月～金 （土日・祝日・年末年始を除く）17:00～22:00
土日・祝日・年末年始 9:00～17:00
ただしこの窓口では緊急性の高い相談に対するアドバイスだけで、薬の飲み方や処方についてはアドバイスしてもらえません。
さいごに
子供の頃って新年を迎える瞬間にドキドキしませんでした？
そんな「普段と違うとき」には体調を崩すことも少なくありません。親としても病院が空いていないという普段と違う状況で焦ってしまうことのないように、相談窓口を覚えておくと冷静な対処ができるはずです。
もしもの時のためにも覚えておくと良いでしょう。
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