初めてママ友とのハロウィンパーティ。持ち寄りだとどんな料理にしたら良いか迷いますよね。
それほど料理が上手じゃなくて、凝ったものはできなくても、ちょっとしたアレンジで普通のメニューもハロウィンっぽく変身します。それも難しくなく、シンプルなアイディアで十分です。
また選ぶメニューは「冷えても美味しい物」と良く聞きます。でも考え方をちょっと変えてみると良いですよ。
ハロウィンパーティーの持ち寄り料理で押さえておきたいポイント
ただのホームパーティではなく「ハロウィン」だからと難しく考えてしまうことはありません。かぼちゃを丸ごと使ってみたり、いつもとぜんぜん違うことをする必要もありません。
いつも作っている定番料理をハロウィン風にアレンジすればいいんです。そのポイントは2つ。
- 芋を使った料理をかぼちゃに置き換える
- 冷たい料理or温めても美味しい料理にする
1つ目は簡単ですよね。以前実際に作ってみて失敗したものですが、肉じゃがならぬ肉かぼちゃ。肉じゃがが作れるなら、ジャガイモのかわりにかぼちゃを使うだけなので簡単そうでしょ?
# 肉かぼちゃは見た目に、ハロウィンっぽい料理でもパーティー向きでもなさそうですが
味はというと、かぼちゃの甘さがマイナスの方向に作用して単純な食材の置き換えでは美味しくなりません。少なくとも調味料の分量とか調整する必要があるように感じました。そのあとにジャガイモとカボチャを半々にしてみたら良い感じになったんですけどね。
2つ目は、よく「冷めても美味しいものが良い」と言われますが、言い換えれば「温かいときに食べるのが一番だけど、冷めても不味くならない料理」とも考えられます。
それをそもそも「冷たい方がおいしい料理」「温めたらさらにおいしい料理」と発想を転換してみればよいと思うのですが、どうでしょうか?
ハロウィンっぽくアイディアでふだんの料理をアレンジする
ポイントがわかったところで「ハロウィン 料理」なんて検索してみると、グラタンとかパイとか普段作る回数が少なそうなメニューが出てきますよね。料理好きならいいのですが、あなたがそうだとは限りません。
そこで簡単にハロウィンっぽい料理にアレンジできる定番料理をいくつか紹介してみます。中には定番じゃないのも入っているけど気にしない♪
かぼちゃサラダ
ポテトサラダをかぼちゃに変えただけです。ええ、ただそれだけ。…っていうとあまりにも芸がないので少しだけアレンジしてみましょうか。
まず基本的な味付けに塩コショウやマヨネーズが一般的です。でも自分で作ってみたら何か一味足りないなと思っていました。そこでたどり着いたのが、ドレッシングもプラスするアイディア。
中でもキューピーのフレンチドレッシング(セパレート)は、透明なので色が変わらないから使いやすいところが好きです。普通のポテトサラダなら白いのでもいいでしょうが、かぼちゃサラダならこれ一択でしょう。
これをレタスの上に盛り、適当な大きさ(小さめのが食べやすい)にラップでくるめば一品料理として十分成り立ちます。
もう一工夫したいなら、星型やジャック・オー・ランタン風にくりぬいたニンジンを茹でて上に乗せれば一気にハロウィンっぽく変身です。包丁で形に切ってもいいし、クッキー型を使ってもいいでしょう。
大学かぼちゃ
大学芋のサツマイモをカボチャに変えて作ります。どちらも火を通せば甘みの出る食材なので相性は悪くありません。それに大学芋の素があれば、どんなに料理が下手でもそれなりのクォリティになります。
かぼちゃを軟らかく煮るのもレンジを使えば時間短縮にもなるし簡単です。おやつにもつまみにもなるし、子供に好評なメニューです。
ちょっと別物ですが、ここで思い出したのがサツマイモのハチミツレモン煮です。
- サツマイモの皮をざっと剥いてを1口大の輪切りにする
- 深さのある耐熱皿にひたひたになるくらいの水とサツマイモを入れる
- 上からハチミツを多めにかける
- ふんわりとラップをしてレンジで8分程度温める
- 柔らかくなったら皮ごと輪切りにしたレモンを乗せる
- 再びレンジで2分程度温める
これ、簡単でかなり美味しいです。レモンは1/2で十分。それ以上だと苦みと酸っぱみが出てしまいます。また自分は温かくして食べていましたが、煮汁ごと冷蔵庫で冷やしてから食べるのも美味しい食べ方だと教わりました。
そしてサツマイモのかわりにカボチャを使う、と。これもあり。
レンジで作る野菜チップス
芋やカボチャだけでなくニンジン、ゴボウ、レンコンなどの根菜類を使います。かぼちゃ料理ではなくなりますが、いろいろな味が楽しめるし見た目も良くなります。しかも作り方はどの食材もすべて一緒です。
- スライサーで薄く切る
- クッキングシートに重ならないように並べる
- ラップをしないで5分程度レンジにかける
レンジのワット数によっては5分だと焦げるかもしれません。最初は様子を見ながら試してみてください。途中で裏返すなどすればパリパリ感が増しますよ。
あ、仕上げに軽く塩を振りましょう。
持ち寄りで失敗しないために気を付けること
料理の持ち寄りで起こりがちな失敗は、他のママ友さんと料理がかぶることです。
特にポテトサラダは定番だし、かぼちゃサラダは似ています。なので誰かが持ってくるなら避けたいところです。新参者のあなたの料理に厳しい感想が集中するのが目に見えます。
パーティーに初めての参加なら、それとなく他の人の料理を聞いておくことをおすすめします。聞き方にも注意が必要ですかね。「皆さんどんな料理を?」みたいな聞き方よりも「私は○○を持ってこようと思うんですけど…」のような切り出し方の方が波風が立ちにくいでしょう。
誰しも自分が持っていくものを悪く言われたくありません。だから新参者のあなたが持っていく一品にツッコミどころを作ってあげるんです。「それ、○○さんが持ってくるから…」と言われたら「他の方はどんなものを?」と切り返すとスムーズに聞き出せるのではないでしょうか。
だいたい持ってくる料理の傾向がわかれば、誰かとかぶる可能性を減らすことができます。
さいごに
ママ友同士のハロウィンパーティに持ち寄る料理について紹介しました。「ハロウィンっぽい料理」という縛りが無ければ、別にかぼちゃ料理にこだわる必要はありません。
ピザや唐揚げなんかも持ち寄りパーティでは定番ですから。
そう。ぶっちゃけて言えば何も手づくりメニューにこだわる必要もありません。逆にあなただけががんばっちゃって浮いてしまう可能性だったるのです。そのためにも事前の情報収集はお忘れなく。
でもどちらかというと、頑張っちゃって浮いた方が無難です。
中には一品持ち寄り&手づくりじゃなくてもOKということでフルーツの缶詰をもっていったら、みんな手作り料理で恥ずかしい思いをした上に次から呼ばれなくなったという例もあります。
まあ最初は恥ずかしい思いをするのはお約束で、次からが本番みたいなところもありますよね。あまり適当なものを持っていくと挽回のチャンスがないかもしれないので気をつけましょう。