生活

七五三の写真着物レンタル無料で撮ったらイヤイヤ期の怖さ思い知る

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七五三は子供の晴れ舞台、大事にしたい行事の1つですね。参拝はもちろんのこと、スタジオで写真撮影をする方も多いと思います。

我が家も、もうすぐ3歳になる息子の撮影に臨んだのですが…。撮った時期はイヤイヤ期真っ只中だったのです!

なんでそんなタイミングで撮ったの!?と思われるでしょう。本当にその通りです。

子供の晴れ舞台のはずが、苦行と化した失敗談お聞きください…。「うわぁ、こんなことにならないよう気を付けよう」と皆さまのお役に立てれば幸いです。

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七五三で写真スタジオの着物レンタル0円につられる

それまで七五三のことを全く考えていなかった私。息子が2歳8ヶ月の時に以前利用した写真スタジオからあるハガキが届いたのです。

「七五三前撮り割引!お参り衣装レンタル0円!オマケあり!割引対象、数え年と満年齢3歳、5歳、7歳」

え!?お参り衣装レンタル0円?しかも割引!お得!数え年も対象だから息子も出来るってこと!?数え年とは、生まれた日から1歳とする数え方です。

1番魅力だったのが「お参り衣装レンタル0円」!お参り衣装レンタルは、買うよりは安いが結構なお値段です。それが無料。食いつかないわけがありません。

イヤイヤ期だったので「着物着るかな?」「ちゃんと撮影出来るかな?」などの心配はありました。でも最盛期よりは落ち着いて来たので大丈夫かなぁ、と。

夫に七五三撮影のことを話したら、「良いんじゃない?」と返事だったので早速写真スタジオに撮影とお参り衣装レンタルを予約しました。

イヤイヤ期に七五三の写真撮影も余裕か?

撮影とお参りの当日、見事に雨!!おいおいおいおいおい…
仕事があるので他の日に変えることもままならず泣く泣くお参りは諦めました…

あとは撮影です。

息子はこの日、朝から機嫌よく車でお出かけということで楽しそうにはしゃいでいました。撮影用の衣装を選んでいる間もご機嫌!

「お?これは撮影も楽勝か?」

はい。
イヤイヤ期の認識が甘過ぎました…いざ衣装を着るときになると「いやだ」レベル1。でも何とか持参のおもちゃで衣装を着せることにはクリア!その時から「私は考えが甘かった」と冷や汗ダラダラです。何とか撮影終了まで持って!と心の中で願い続けました。

撮影が始まり、まず最初は家族全員で撮ります。みんなで一緒撮るからか、撮影がスムーズに終わりました。ふぅ、第一関門クリア!

ここから息子1人での撮影です。一気に「いやだ」レベル5まで上がっちゃいました。半泣きで逃げ出す始末。

その時です!カメラマンさんとアシスタントさんが手毬やおもちゃの剣で遊び始めました。思わず、「わ、すごい…」と口に出してしまうほど息子に笑顔が出て何度もシャッターが切られます。その後もあの手この手で息子の笑顔を引き出し撮影が進んだのです。

釣り竿にボールを吊るし動かして叩かせたり
手毬を投げて「こっちに投げて」と遊んだり
おもちゃの剣で切られた振りや切る振りをしたり

元々、カメラを向けた途端に笑顔が消える息子。その息子の自然な笑顔を引き出し、シャッターを切る姿には尊敬の念と感心でいっぱいでした。

ですが、そのうち飽きて来て遊び作戦では通用しなくなって来ます。ここで最終兵器のスタジオ側が用意してくれたおもちゃが登場!楽しそうに遊ぶ息子。写真におもちゃが写っちゃうので遊ばせてシャッターを切る直前でおもちゃを離して撮る!を繰り返し撮影が進みます。

ここで撮影終了したら良かったんです…。

2着目の写真撮影に挑戦したのが間違いでした…

私の欲が出ちゃいました。2着目のスーツに挑戦です。(息子が)

もう着替えの時点で「いやだ」レベル8。特に、革靴が硬くて嫌だったみたいで履かせてもすぐポイっと脱ぎます。「無理やりやるなんて可哀想だったな、反省だ」と心の折れる私。

あ、夫はだいぶ序盤に心が折れてました。

おもちゃ攻撃でも嫌がって撮影が進まないので「靴は無し、おもちゃは写って良い」に。何枚かは撮れましたが、すぐに飽きて「いやだ」レベルMAXの10まで!

カメラマンさん達もお手上げで諦めムードが漂っていたので、私は「すみません、これで終わりにします…お手数かけました」と言い撮影は終了しました。息子にもスタジオの方にも申し訳なく、うなだれましたよ…。嫌がる息子を無理やり撮影して、周りにも迷惑かけて本当に私の決断を呪いました。

しかし…撮影の後の写真選びで驚きました。息子の可愛い写真がいっぱい!私は、良い写真は数枚しかないと思っていましたが「これも良いな、あれも良いな」と迷うほどたくさんの良い写真。さすがプロだなぁと、改めて感心しました。

たくさんの可愛い写真を選んでアルバムにして、オマケのキーホルダーやフォトスタンドも出来上がったので終わり良ければ全て良し!です。

(反省しろよ…)

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七五三は数え年 満年齢 早生まれいつやるかの経験則

これは撮影後わかったことなのですが、私の住んでいる地域では満年齢で七五三撮影やお参りをするようです。昔から長く住んでいるわけではないので地域の風習が身に付いていませんでした。私の勉強不足です。

風習や撮影のし易さから見ても、満年齢が最適だと再認識いたしました。息子には申し訳なかったですが、撮影後は思いっきり甘やかして労いました!

次の機会があれば、絶対に活かしたい教訓になりましたね、本当に。

さいごに

おそらく「イヤイヤ期に撮影なんて考えなくても上手くいかないってわかるじゃん」と思ったことでしょう。本当にその通りです。

でも中には七五三撮影やお参りを数え年でするか満年齢でするか、お悩みの方がいるかもしれません。え?いない?いるはずです、きっと。

数え年でお考えの方にこの話が参考になれば失敗した甲斐がありますよ!

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