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ネパール旅行の安い時期がヒマラヤ以外を観光するベストシーズン?

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ネパールといえば、ヒマラヤの国、世界最高峰のエベレストを始め7000m級の雪山が連なるヒマラヤ山脈を連想するでしょう。ネパールの気候は、日本とは異なり、雨季と乾季があります。一般的には6月頃から9月前半までが雨季で、9月後半から5月頃までが乾季となっています。つまりヒマラヤが見える季節は、一般的には乾季で、特に、11月~4月が最も人気のあるベストシーズンであり多くの観光客が訪れます。

でもネパールを安い時期に旅行したいなら、ずばり観光客の少ないオフシーズンを選ぶことです。

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ネパールを旅行する安い時期はいつ頃?

ネパールの雨季は6月頃から9月前半までと一般的に言われていて、モンスーンのこの時期、特に6月から8月に年間雨量のおよそ65%が降るといわれています。

日本の梅雨のように雨の日は一日中降り続くことは、少なく、夕方から明け方にかけて集中して降ります。夕立も雨季の始めは、短時間だったのが、1時間、2時間と増えていき、雨季が本格的になっていきます。

一日に何度かまとまった雨が降ることもあります。雨季の間でも一日1回は日が差して、太陽が降り注ぐので、一日中ジメジメしていたり、何日も雨が降り続けるというようなことはありません。

しかし、こうした雨季の間は、ヒマラヤの山々は雲の間に隠れてしまいますし、トレッキングしようにも、道がぬかるんでいて危ないので山歩きはお勧めできません。

ネパール観光のベストシーズンを外してもガッカリしないで!

ネパール観光のベストシーズンは9月下旬から4月頃までですが、雨季の始め(4~5月)や終わり(8~9月)は、天気の良い日であればカトマンズやポカラからヒマラヤを眺められる日があります。

ネパールの雨季は一日中雨ということが少ないので、雨季でも快晴ですっきり晴れるとヒマラヤが見える日があります。そんな日は、乾季に当たり前のように見えるヒマラヤに比べて、なんとも神々しく感じられるものです。

ですから、もし休暇が日本のゴールデンウィークやお盆のタイミングになってしまう場合にもヒマラヤの眺めをあきらめる必要はないのです。

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ヒマラヤ以外にも観光名所はたくさん!オフシーズンこそ安く楽しめる

ネパールは、ヒマラヤの国と言われていますが、実は他にも見どころがたくさんあります。

世界遺産にも登録されているカトマンズ、パタン、バクタプル』の3都市からなるカトマンズ盆地には、ダルバール広場を中心とした中世の街並みが残されて、ヒンズー教と仏教が混合する寺院や彫刻が見ものです。

カトマンズに次ぐ観光地のポカラには、街の象徴であるフェワ湖がありレイクサイドと呼ばれる湖のほとりには、レストランやホテルが連なり、一年中ツーリストで賑わいを見せています。

オールドバザールは、フェワ湖から4kmほどのところにあり、古くはチベットとインドを結ぶ交易路として栄えた古い町並みの名残を感じさせます。

他にも、中央ネパールには、ベンガルトラやインドサイなどの野生動物が溢れるサファリ「チトワン国立公園」(インド象にのって公園内をめぐります)、ブッダの生誕地として知られる西ネパールのルンビになど、多くの観光地がありますので、オフシーズンでも十分に楽しむことができます。

さいごに

ネパール観光のおすすめは、やはりベストシーズンの9月から4月です。

ネパールでは、この時期ホテルなどが、オフシーズンと比べると高めの設定になっていますが、日本から航空券を買うと、1~3月は最も安くなっているので、もし可能であるなら、1~3月に格安航空券を使ってネパールのベストシーズンを堪能することをお勧めしたいです。

また、ネパールは、2014年4月の大地震後、一時期は観光客も減ってしまいましたが、今は元の賑わいを取り戻しつつあります。観光大国のネパールでは、海外から観光に訪れることが、ネパールの災害復興にも繋がっているのです。

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