小さい子どもがいると、食事も大騒ぎ。おとなしく食べてくれる事なんてほとんどありません。
いつも絶対に何かこぼすんです。その中でも一番「やめて~!」と思ったのが醤油。
ある時、食卓の上に置いてあった醤油ビンを倒して、カーペットにこぼしてしまいました。
すぐにふき取ったのですが、数日経っても醤油の臭いが残っているんです。どうすればこの臭いはきれいに消えるの?
私が試して「効いた!」と感動した方法をお教えします。
粉の酸素系漂白剤で臭いの原因菌を取り除く!
とれない臭いを取り除くには?と考えて思いついたのは漂白剤です。
ただし、塩素系は避けなければいけません。塩素系は殺菌力が高いですがその分漂白力もとても強いので、
カーペットが色落ちしてしまいます。
普段の洗濯でも、塩素系は真っ白な衣類にしか使えないほどです。なので、酸素系の漂白剤を使いましょう。
酸素系は色柄物にも使えるぐらいの漂白力なので、カーペットに使っても色落ちの心配はありません。
ところで、酸素系の漂白剤って液体と粉末がありますよね。私はその違いがずっとわかってなくて「洗剤みたいに液体と粉っていう形の違いだけだよね?」と思っていました。
ですが、ある時ママ友にそんな話をしてみたらビックリ。「粉末の方は洗濯だけじゃなく掃除にも使えて便利だよ」と教えてくれたんです。
酸素系漂白剤は、液体と粉末で成分が違うと初めて知りました!
特徴を比べてみましょう。
液体は「酸性」で、漂白力はそれほど強くありませんが、洋服のシミに直接塗ったりと扱いやすく、洗濯に使う事がほとんどです。
粉末は「アルカリ性」で、漂白力(つまり殺菌力)が強いです。油汚れにも効くため掃除にも使われます。
ふき取っても醤油の臭いが取れないのは、雑菌が繁殖しているから。なので、今回のように臭いを取るのが目的なら殺菌力の強い粉末タイプが最適なのです!
早速、ママ友に「これがいいよ!」と教えてもらったのを買ってきました。
臭いを取るにはどう使うのが効果的?
酸素系漂白剤の便利さはわかりましたが、実際に効果的に臭いを取るにはどう使えばいいのでしょうか?
教えてくれたママ友にコツを聞いてみると「お湯じゃないと汚れが落ちにくいから気を付けてね」との事。
粉末の酸素系漂白剤はお湯か水に溶かして使うのですが、冷たい水では効果を発揮しにくいんです。一番いいのは40度前後。お風呂の残り湯ぐらいの温度です。
という事は、お風呂に入った後冷める前のお湯を使えば、沸かす手間も省けてバッチリですね!
今日も一日騒ぎ疲れた子どもがお風呂に入って気持ちよく寝た所で、早速やってみます!
製品の規定の分量で酸素系漂白剤を溶かしたお湯を臭いが残っている部分にしみ込ませます。
そのまま一晩置き、朝起きたらすぐ濡れタオルでトントンとたたき、その後乾いたタオルでもトントン。これを何回か繰り返す。これだけです。
さて、臭いはどうかな?顔を近づけてみると…。これはすごい!あのふいてもふいても取れなかった醤油の臭いが、全くしません。
酸素系漂白剤を使うだけで、こんなに簡単に臭いが取れるなんて!感動です!
漂白剤って子供の肌に触れるものに使っても大丈夫?
さいごにカーペットに残ってしまったやっかいな醤油臭さを取るには、粉末タイプの酸素系漂白剤がベストだとわかりました。
その効果はまさに感動モノ!ですが、効果が強力な分肌荒れには注意が必要です。
臭い取りの強い味方を見つけた私は、子どもの大騒ぎもちょっとだけ温かく見守れるようになりました!