事の発端は「液体洗剤で唯一漂白剤配合*。 ニオイ菌・カビ菌までWで防ぐ「アタックNeo 抗菌EX Wパワー」 2014年5月31日新発売。」というニュースでした。
「漂白剤入りなら、漂白剤いらなくね?」
それなのに花王のQ&Aには、こんな質問があります。
Q、「アタック Neo(ネオ)抗菌EX Wパワー」は漂白剤入りだけど、さらに漂白剤を入れてお洗濯してもいいの?
「漂白剤を買う必要はありません!」くらい言えばいいのに、「この製品の漂白効果は低いので、併用をお願いします」って言っているように聞こえます。どうなのさ。
そんなことを言えば「自社製品の酸素系漂白剤の売り上げが落ちる」とか考えてのことかもしれないですけど。
この疑問を解消するために花王に電凸してしてみようとしたところで別の疑問が。
「他の製品は漂白剤の他にどんな特徴があるの?」
酵素と漂白剤、同じアタックNeoで何が違う
アタック Neo(ネオ)抗菌EX Wパワーに似たような製品にはウルトラアタックNeo(ネオ)があります。これは酵素配合でスピードコースでも通常と同様の洗浄力が得られるというものです。
「そういえば、酵素って何してくれるの?漂白剤との違いは?」
当初の目的を忘れて、こっちを調べ始めてしまいました。
酵素
酵素は皮脂やたんぱく質の汚れを分解して、汚れを落とします。自分の中の洗濯のイメージはこれですね。
汗臭さが際立ってくる中学生頃からの男子や、加齢臭がキツくなってくる40代以上の男性には、皮脂汚れに効果がある酵素入りの洗剤なら、よりにおいを抑えてくれそうな気がします。
ただし泥んこ汚れには効果がないので万能ではありません。
漂白剤
漂白剤は色素を分解して無色にするので、一見きれいになったように見えます。が、汚れがなくなったわけではありません。
繊維に深く染み込んで取れなくなってしまった汚れはこっちの方が効果がありそうです。
新発売の「アタック Neo(ネオ)抗菌EX Wパワー」とは?
これまであった「アタック Neo(ネオ)抗菌EXパワー」の改良製品です。
名前の由来は、ニオイ菌とカビ菌をWで防ぐところからきています。
製品特徴としては次の3つ
・国内の液体洗剤で唯一漂白剤を配合している(2014年2月現在 花王調べ)
・洗うたびにニオイ菌を99%抑える
・洗濯槽や衣類のカビ菌を防ぐ
洋服やタオルが濡れたときに嫌なにおいがすることがあります。その原因はニオイ菌やカビ菌です。
だからアタック Neo(ネオ)抗菌EX Wパワーを使うのがにおいの原因を防ぐのには適しているんですね。
部屋干しでおきる生乾き臭や、タオルが濡れたりすると出てくる戻り臭が気になっているなら気になる製品かもしれません。
ちなみに、香りはシトラスグリーンです。
酵素入り洗濯洗剤+漂白剤が最適解か?
調べて初めて知りました。製品によって住み分けができているんですね。
当初は「漂白剤入りなのに”漂白剤は不要です”と謳わないのはなぜか」と花王に電凸するつもりでした。
調べているうちに酵素入り洗濯洗剤の方が自分の用途には合っているのではないかということがわかったので、とりあえず漂白剤のことはどうでも良いです(笑)
うちでは旧製品の「アタックNeo 抗菌EX パワー」を使っています。漂白剤入りです。それにプラスして酸素系漂白剤と重曹を使っています。
いま改めて見ると、皮脂汚れに対抗する手段(酵素)が足りていません。加齢臭が気になる身としては、次からは酵素が入った洗剤を使ったうえで漂白剤や重曹を使う方が良いかもしれません。
酵素で皮脂汚れを落とす+漂白剤で除菌と殺菌+重曹で消臭
最強カルテットじゃないですか!?
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