本格的な掃除などした事が無かった私ですが、ハウスクリーニング業で独立しました。
専門的な研修は受けているものの、いざ現場ではわからない事だらけ。中でもキッチンの掃除には苦労しました。
色々と専門の洗剤や薬品を試してみた結果、やっといい洗剤にたどり着きました!それがカビキラー!!
「でも、そんな単純でいいの?」
「すでにやって、それでも困ってるんじゃないの?」
こう感じているあなたに、ぜひ読んで頂きたいです。
こすっても取れないキッチン排水口の黒ずみの正体は?
黒ずみは黒カビです。
カビは湿度約90%以上を好みます。そのため、カビが発生しないようにするには乾燥させる事が重要です。
当然ですが、カビが生えたまま乾燥しても、カビはなくなりません。
カビの生息できる環境を変える事も一つの手段でしょう。
でも…
- カビの栄養源を断つ
- 酸素をなくす
- 湿気をなくす
こんなこと、どれも実践しようとすると無理な事ばかりですよね。
結局カビを発生させなくするのは事実上困難なわけですが、これらを気にかけるだけでも黒くなるまでの頻度は少なくでます。ぜひお試しください。
排水口にゴミを流さないようにするカゴやその周辺の黒カビやヌメリ。嫌ですね。そこで活躍するのが、カビキラー!
キッチンの排水口にできた黒カビ退治にはカビキラーで十分!?
カビキラーの特徴は、ご存じの通り「泡」です。
ハイターなどの塩素系漂白剤は液体で、吹き付けても直ぐに流れてしまうし、乾いてしまうのが致命的でした。
そこに着目し開発されたのがカビキラーです。
泡だから流れにくい。さらに、乾燥はしますが、それまでの時間がかなり長いのが利点です。
つまりカビを殺菌する時間が長い事になります。いままでの漂白剤ではこの「しっかり殺菌する時間」が短かったのです。
カビキラーを三角コーナーやキッチンゴミの流出を防ぐ為のカゴを外して表面・裏面ともしっかりとカビキラーを吹き付けてください。
ゴシゴシこすり洗いをしてカビを落とす手間はありません!
殺菌をしている間に他の掃除でもしていてください。
カビキラーを使うときの注意点は?
強力な洗剤ですが使い方を間違っては自分自身にダメージになる事もあります。使用するときには、前もって環境を整えましょう。
よく言われていることばかりなので、難しいことはありません。
- 必ずマスクをする
- 直接肌に触れないようにゴム手袋を着用する
- 窓を開けたり、換気扇を作動させて室内の換気をする
当たり前だと思うでしょうけど、これらは大切な事です。ぜひ守ってくださいね。
さいごに
カビが黒くなった時には、既にかなりの成長期です。
黒くなる前の段階で処理できるならとても楽ですし、清潔が保たれます。
カビキラーの注意書きをよく読んで実践してみてください。
スプレーする際には噴射口を必ず下に向けましょう。上に向けると空気中に飛散し自分の口や鼻に入る恐れがあるからです。
今後、カビを発生しずらくする方法として熱湯を使うやり方があります。後片付けの最後、仕上げに排水口に熱湯を流し込むのです。
熱湯と言っても約50度でカビは死滅すると言われているので、100度である必要はありません。
60度前後の熱湯が適当です。お鍋や電気ケトルでお湯を沸かして、そのまま排水口に流すだけです。
カビキラーは市販品なので手に入りやすいですし、気軽に試せます。キッチン排水口の黒カビが気になる方はお試しください。