生ごみのにおいとの生活に決別をしたいなら、生ごみ処理機がいいよ
8月に入って生ごみのにおいが気になる季節に突入しましたね。うちでは、家事の主導権が自分に移った3年前に我慢しきれずに対策を講じました。
最初のうちは失敗もありましたが、このおかげで生ごみの嫌な臭いとは無縁です。初期投資こそ必要ですが、生ごみ処理機は少ない手間で恩恵が多いので、導入して大正解でした。
燃えるごみの日まで待てないほどの悪臭に我慢できない!
母をガンでなくしてから一人になって、自炊も自分でしなければなりません。それまでは自分の部屋の掃除くらいしか家事をしなかったので洗濯も料理もダメダメな人間でした。
自炊では生ごみの処理に困ってましたね。潔癖とまでは言いませんが、臭い物・汚いものを触るなんてイヤでしたから。
ゴミ袋にポンポン捨てていると、ゴミの日までには家中が生ごみの匂いでいっぱいになりました。みんなこれ、どうしてるんですかね。玄関入ったら家が生ごみ臭いって、そうとうに凹みます。
ベランダに生ごみの袋を置くようにすると家の中のにおいは無くなりましたが、ベランダを開けた瞬間にプ~ンと酸っぱい匂いが!
「これ、近所迷惑じゃん!!!」
5~6月頃、夏前なのこんな状態でした。
生ごみ処理機というものを知る
どうにかならないかとネットで検索して見つけたのが生ごみ処理機です。電動式と非電動式があることを知って、最初は電動式を探していました。
値段が高いなってのが率直な感想。そして壊れやすいとか骨とか貝殻とかはダメとかで評判があまり良くなかったこと、それ以外にもこんなことが気になった記憶があります。
- 処理量が少ない
- 稼働時間が長い
- 電気代は意外にかからないらしい
続いて電気を使わないで自然に分解させて土に返す生ごみ処理機を調べてみました。
- 電動式より処理量が多い?
- 電動式より分解時間が大幅にかかる
- 毎日の手間がかかる
- 電気代はゼロだが、土を交換する必要がある
電動式は、ゴミを入れてスイッチポンで非常に簡単で失敗もなさそうです。だから家事に忙しく、結果が早く欲しい、お金で手間を解決したいという場合は電動式の生ごみ処理機を買った方が良いでしょう。
電気を使わない生ゴミ処理機を購入
分解した生ごみをガーデニングの土として利用できるということで、当時ベランダで植物を育ててみたいと思い始めていたこともあって、結局これ”自然にカエル”を買いました。
ちょっと大きめかな?でも土の良い匂いがして、好印象です。毎日レバーを右に12回左に12回まわして土をかくはんして分解を促進します。
慣れれば生活の一部に
面倒かなって思いましたが、家事の導線の一部として組み込まれてしまうと無理なく続けることができました。
炊事のときに傍らに置いて、皮をむいたり魚をさばいたりするそばからポンポンと捨てていきます。すべて終わったらレバーをぐるぐる回して撹拌。これの繰り返しです。
ちゃんとゴミが土の中に隠れるようにすれば生ごみの匂いは気になりません。土の香りです。しかもこれ、レバーを回すの結構楽しかったりします。お子さんがいたら楽しんで回してくれるんじゃないかと(笑)
入れてはいけないもの
これも万能ではありません。こんなものを入れてはいけません。
- ガム
- 水分
- 人間が食べられないもの
特に水分は気をつけないといけません。煮物の汁とか、付けダレの余りとか、考えなしに入れていると土が湿っぽくなります。こうなると分解能力が低下します。
そして生ごみの匂いがしてきて、小バエが発生する最悪の事態になります。
中の土はできるだけ水分が少ない状態を保つようにしないといけません。そこでうちではこういうものを排水口につけました。
水分がある生ごみはここに集めて、キッチンペーパーを敷いたざるにあけて水けをとってから”自然にカエル”に放り込むようにすることで改善することができました。
ガーデニングの土に使うとこんな恩恵も
そんなこんなでもう3年も使ってます。約半年に1度、土の一部をガーデニング用に使い、新しい土を足しては使い続けています。
この土にはいろいろな野菜の種も紛れています。その中で芽が出たのが、トマトとカボチャです。残念ながら日当たりが悪いのでまともに成長しませんでしたが、トマトは1つ実がなりました。
捨てたトマトから自然に芽が出てこうなった。さすがに、日当たりが悪いからミニトマトサイズにしかならない。 pic.twitter.com/4dxQSAmFUY
— nao39miz (@nao39miz) 2013, 7月 27
他にもイタリアンパセリとかバジルとかを育てるときに使ったりと、重宝してます。
市区町村によっては助成金も
お住まいの市区町村によっては、生ごみ処理機を購入すると一部助成金をしんせいできます。
当時も今も、自分が住んでいる区では助成金の制度がありませんでしたが、一度調べてみると良いかもしれません。
公的な検索システムが無かったのですが、パナソニックのこのページが使えるかもしれません。
自治体の助成金検索 | 生ごみ処理機の基礎知識 | Panasonic
助成金の対象にもなっている”自然にカエル”が、うちの生ごみの嫌なにおいから解放してくれました。あなたはまだ生ごみのニオイと一緒に生活しているのですか?