普段からhuluを流しっぱなしにしています。音だけの音楽よりも音と映像があることに価値を感じているからです。
配信されている作品の中で気になったのが「NHKで放送されていたログ・ホライズンがなぜ視聴できるのか?」ということでした。
NHKのコンテンツがNHK以外で見れるとは思っていなかったので。
世代間の認知度にギャップがあるから?
NHKには「NHKオンデマンド」という有料配信サービスがあります。それなのに、なぜhuluなのだろう?
NHKはアニメの配信に力を入れていない?
NHKオンデマンドで配信されている作品をザッと眺めてみると、ドキュメンタリーやドラマは大量にあります。そしてアニメや子供向けの作品は非常に少ないです。
なんでだろう?と考えてみると…
NHKといえば国営放送と勘違いされるほど信頼度が高く、お金と時間をかけたドキュメンタリーの質の高さにも定評があります。大河ドラマや連続テレビ小説はNHKの代表的なコンテンツの1つとして放送前から話題になります。
また、高齢者ほどNHKの情報を信頼しているとか、災害時の情報はNHKから、という認識が個人的にあります。
こんなところから、子供よりも高い年齢層をターゲットにしたテレビ局かなと思うので、オンデマンドで観れる作品もそれ相応のものを揃えているのでしょう。
NHKの認知度アップ作戦?
別の見方をすれば、アニメファンにとっては「NHKとアニメ」という認識が薄いのかなと思います。オンデマンドで力を入れている作品を見れば、狙い通りなわけですが。
独自配信サービスにこだわるよりも、若者の認知度が元々高いYoutubeやhuluを利用した方が良いのでしょう。宣伝費が安く済むとか、収入が読みやすいとか。
アニメ作品を見たい側からすれば、放送局は関係ありませんしね。
放送局の垣根を取り払ってほしい
NHKは自給自足のように閉じた世界だと思っていましたが、状況に応じてhuluのような外部サービスも利用するんですね。
映像コンテンツを利用する側からすると、放送局ごとに配信サービスに加入・課金するのはめんどうだしお金もかかります。ほかの放送局の作品も一ヶ所で見れる流れが加速しないかなと思うわけです。