4年ほど掃除をしていないオーブンレンジを掃除することにしました。記事ネタにしようと思わなければ、今年も汚いまま使い続けていたかもしれませんが。
さて重曹は「土鍋についた焦げの落とし方 一番簡単に取れたのは?」でも活躍しました。オーブンレンジのがんこな汚れには効果があるのでしょうか?
オーブンレンジの汚れを重曹で掃除する
オーブンレンジや電子レンジは、使うたびに掃除をした方が良いです。その方が簡単に汚れが落ちます。それをサボるとこうなります。
もうこうなると簡単には落ちません。濡れタオルをチンして汚れを浮かせて…やったけどむりでした。ほぼ変わりません。
そこで重曹の登場です。
土鍋でご飯を炊いたら失敗して焦がしたときに、きれいに焦げを落とすことができました。今回も同じようにきれいなったらいいなと期待するわけです。
重曹水はレンジでチンして汚れを浮かせる
これは「濡れタオルをチンして汚れを浮かせる」の重曹版です。コップに大さじ1の重曹を溶かして2分~3分温めて、10分くらい放置すると庫内の汚れが水蒸気で浮いてきます。
そこをキッチンペーパーなどで拭き取ればきれいになります。
天井もきれいになります…
きれいになるはずでした…が、あまりにも頑固な汚れには効果が薄いようです。
濡れタオルや重曹水の水蒸気で汚れを落としやすくする方法は、日々のメンテナンスでは効果があります。きれいなものをきれいなまま維持するのは簡単なのです。
今回は、汚れがこびりついて簡単には取れなくなってしまうという好例でしょう。
「落ちませんでした~」で終わりにしてもいいんですが、もう少し粘ってみようと思います。次は重曹ペーストでこすり洗いです。これは土鍋の焦げをもきれいにした実績を持つ方法なので、これこそ本命です。
期待してよいでしょう!
重曹ペーストで焦げをこそぎ落とす
水蒸気で浮かすことができなかったがんこな汚れは実力行使します。重曹ペーストを作って直接ゴシゴシこすり洗いです。重曹はクレンザーよりも粒子が細かいので、傷をつけたくないところにも使えます。
重曹をお皿などにとって、少量の水またはお湯で溶いてペースト状にします。水が多いと重曹水になってしまうので、少しずつ加減を見ながら足していくのが失敗しないコツです。
これをスポンジに少量取ってレンジの汚れ、特に焦げ付いた所をこすり洗いします。今度はきれいになったでしょうか?
天井はどうかな?
最初に比べればきれいになったと言えますが、完全に汚れを取りきることはできていません。重曹だけではこれが限界なのでしょうか?
1回では落ちなくても、繰り返しているうちに少しずつきれいになるということもあります。これを出発点に、きれいを維持するように心がければあるいは…。
もし「やり方が甘い」「もっときれいになるはずだ」という人がいましたら、ぜひ教えてください。
まとめ
もっとピカピカになるのを期待していました。重曹だけでは理想的な効果は得られませんでした。このあと激落ちくんも使ってみたのですが、劇的な変化はありませんでした。
この結果からわかることは、汚れがひどくならないように日々の掃除が一番ということです。
自分は数年に一度の掃除でした。これを見たあなたは、年に一回の大掃除だけでなく使うたびに汚れを落とすようにした方がいいですよ。やり方は重曹水のと一緒です。きれいを維持するだけなら重曹は入れなくても良いでしょう。
せめてこれを反面教師にして「ちゃんと掃除しなくちゃダメなんだな」と少しでも思ってもらえれば、記事を書いた甲斐があるというものです。