サイクロン掃除機って、紙パックをいちいち買わなくていいからラクですよね。ゴミがたまるカップやフィルターも丸洗いできるし。
水道でジャーっと洗ってしばらく乾かして、またカチッとはめたらスッキリ清潔！と思っていたら…ん？なんか臭う？？
雑巾みたいな臭いがプーンと。このにおいはどこからか調べてみると、フィルターが臭いを発しているようです。
ちゃんと洗えてなかったの？と思ってまた洗っても…やっぱり臭い！部屋をきれいにする掃除機がこんなに臭いなんてイヤ過ぎます。
こんな時に簡単に臭いを取るにはどうすればいいか、お教えします！
掃除機のフィルターの臭い取りに効果があるのは？
洗っても臭いが取れないという事は、フィルターに菌が繁殖してしまっている可能性が大です。
雑巾も、何度も使って洗ううちに雑菌が繁殖するからあのイヤーな臭いがします。フィルターも同じなんです。
そこで、今度は洗った後に漂白剤で漬け置きしてみましょう。この時に使う漂のは、酸素系の粉末タイプが私は良いと思います。
確かに塩素系は殺菌力は強いです。でもあの強烈な塩素臭が嫌いなんです。元々の臭いは無くなっても、毎日のように使う掃除機から塩素の匂いがするのはちょっとイヤじゃないですか。
そんなわけで酸素系漂白剤を推します。
さて、酸素系には粉末と液体がありますが、粉末の方が液体より殺菌力が強いのでより効果があります。
粉末タイプのより効果的に使うには、水ではなくぬるま湯に溶かす事。洗剤はぬるま湯の方が溶けやすいので、お風呂の残り湯などがあれば使うといいかもしれません。
つけ置きしたら、よく水ですすいで下さいね。乾かせばバッチリ、臭いが取れています！
フィルターが洗った後に臭くならないために必要なことは？
漂白剤を使って洗ってきれいになったからって油断してはいけません。よく乾かすのが大切です！
フィルターが臭いのは菌が繁殖してしまったからでした。それは、洗った後完全に乾かさないまま使用してしまったからなんです。
洗濯物の生乾き臭ってすごくくさいじゃないですか。あれも、水分が中途半端に残っているから雑菌が繁殖しているんです。
なので、せっかくフィルターを漂白剤で除菌しても、生乾きのまま使うとまた臭くなる可能性があります。
洗った後は風通しのいい所に置いて乾かす事。そして水分が完全になくなったのを確認してから掃除機に装着しましょう。
それでも臭いがとれないときは？
長い間使っていると、しっかりお手入れしていても少しずつ臭いは残ってしまいます。それが、同じフィルターをずっと使うサイクロン掃除機のデメリットと言えるのかもしれませんね。
何度洗ってもどうしても臭いが取れなくなってしまった時は、きっとフィルターを買い替える時期なんです。
フィルターは高そう？いやいや、実は数千円で手に入ります。いやーな臭いをがまんするなら、安くないですか！？交換して正しいお手入れを続けていれば、長い間臭くなる事もありませんよ。
今はネット通販でも買う事ができるので簡単です。
ただし説明書やメーカーのホームページで品番を調べるのを忘れずに！
さいごに
サイクロン掃除機のフィルターの臭いをとるには、繁殖してしまった菌を漂白剤で除菌するのが簡単な方法です。また、洗った後は完全に乾かす事も大切。
何度洗っても臭いがとれなくなってしまったら、買い替えもネット通販などで思ったより簡単にできるとわかりました。
どの方法を試すにしても、メーカーによってやっちゃダメな事があるかもしれないので、説明書やホームページをまず確認してくださいね。
フィルターをしっかりお手入れしていればイヤな臭いがしないだけでなく、吸引力も落ちずに長い間使う事ができます。
臭いもなく快適に使える掃除機にしておけば、日常の掃除もちょっぴり苦じゃなくなる…はずです。