雨の日の強い味方、レインコート。私は電車通勤で、駅まで少し歩くので強い雨の日は傘だけだと濡れてしまうんです。
そこでレインコートを買いました。「これで雨が強くても大丈夫!」と喜んでいたのですが、ふと気になった事があります。
それは駅に着いて電車に乗る時に、レインコートを脱ぐべきか。電車を降りたらまた着るから本当は着たまま乗れたらラクだけど…。
レインコートを着たまま乗るのは迷惑かな?と迷っていました。そんな時、実際にレインコートを着て電車に乗っている人を見かけました。
客観的に見て学んだ事をお教えします!
レインコートを電車内でも着ていたオジさんの周辺が…
ある朝見かけた、レインコートを着たまま駅のホームで電車を待つ人。
レインコートは水をはじくとはいえ、雨の中歩いて来たので多少濡れています。
やがて電車が着き、その人はそのまま乗り込み社内に立ちました。
そうすると、その人の周りの人は濡れたレインコートに触れないように少し離れて立っているんです。
他の人にしてみれば、せっかく傘をさして雨を避けて来たのにレインコートに触れて濡れてしまうのはイヤですよね。
実際、少し離れていても隣にいたサラリーマンのスーツに水滴がついてしまっていました。
それと、レインコートからは水滴がポタポタと垂れて床も濡れています。
考えてみれば、濡れた傘だって服に触れたらイヤですもんね。
その場では何もありませんでしたが、注意を受けたりしてトラブルになる可能性もあります。
知らない人と至近距離になる電車内では、私は迷惑にならないようにレインコートは脱ごうと心に誓いました。
電車内でレインコートを着たままでもOKな場合とは?
電車内ではレインコートを脱ごうと心に誓った私ですが、実際に自分でも使い始めたら、こんな時は着たままでもOKだな、と思うシチュエーションがわかってきました。
休みの日、いつもは電車に乗らない時間にレインコートを着て出掛けた時のこと。電車内を見ると、お客さんが少なくて人と人のスペースがかなり空いています。
「これなら着たままでもいいかも」
でも、乗る前にはタオルでレインコートについた水滴をしっかり拭き、他の人を濡らさない配慮はちゃんとします。
それから、レインコートを着たまま電車に乗った場合は席が空いていても座らない事にしました。
いくら水滴を拭いたと思っても、目の届かない所がまだ少し濡れている可能性があります。その状態で座ると座席が濡れてしまい、後から乗る人の迷惑になりますよね。
そんな風に配慮をすれば、空いている時はレインコートを着たままでも他の人に迷惑そうにされる事もありませんでした。
濡れたレインコートを迷惑にならないようにたたむには?
さて、脱いだレインコートはどうしましょうか。
せっかく雨を防いだのに駅に着いてレインコートを脱いだ時、手や体が濡れてしまったらイヤですよね。
それに濡れたレインコートを持って電車に乗ったら、着ている時ほどではなくても他のお客さんの服や荷物に触れて
濡らしてしまう可能性があります。
そんな時はレインコートを脱ぐとき、こんな裏技を使いましょう!
それは、脱ぐ時にレインコートをくるっと裏返してしまう事。この時、脱ぐ前に水滴をある程度落とすようにしましょう。
周りの人に飛ばないように気を付けて下さいね!
脱いだ後もできるだけ水滴を飛ばしてポタポタたれないようにして持ちましょう。
乗っている時も他の人に持っているレインコートが触れていないか気を付けて。ビニール袋を持って行き、中に入れてしまえばより安心です。
さいごに
レインコートは強い雨でも濡れずに済んで便利ですが、電車内で着たままだと他の人に触れて濡らしてしまいます。
迷惑をかけないためには脱ぐのがベストです。
脱ぐときに裏返せば自分が持つときも濡れませんし、ビニール袋に入れればより安心。
内側がタオル地になっていて濡れたまま入れられるレインコート用の収納ケースなんかもあるので、気になる場合は使うのも手です。
また、車内が空いている時はしっかり水滴を拭いて他の人や車内が濡れない配慮をしっかりすれば、着たまま乗っても大丈夫。
私もたまにそうしています。
最初はちょっと恥ずかしかったし、他の人に嫌がられているんじゃないかとハラハラしていたんです。
そこで、カラフルでいかにもレインコートというデザインではなく、シックな色で普通のコートのようなデザインのものを選んでみると、気にならなくなりました!
これからも、雨の日でもマナーを忘れない心の余裕を忘れずに過ごします♪