嫁姑問題は、いつの世も女性たちを悩ます厄介な問題。その中でも特に嫁が困るのは、舅や姑からの「同居してほしい」というお願いですよね。我が家もありました。
子どもも生まれ、いよいよ自分たちの家庭ができてきたね!そろそろマイホームも購入しようか!なんてワクワクしていると…「そろそろ家買うでしょ?いつ戻る?そろそろうちの補修工事も始めようかと」こんな風に舅と姑から切り出され…はああ?何言ってんの?って思っちゃいました。
長男だからって同居とかありえん!考え古すぎ!はなから同居前提ってカッチーンですよね。さて、同居が絶対に嫌な嫁はどうすれば良いのでしょう?
そもそも義両親との同居にはデメリットしかない!
「子育て大変だから、近くに住んでたらいろいろお手伝いさせてもらえるから」
うちのように自分の実家が遠いママにとって、子育てでキツいとき助けてもらえれたら、そりゃあ助かりますよね。「だったら同居もありか」なんて考えは甘い!
誰にも頼らずとも子育てしている人は世の中たくさんいます。もちろん大変だけど、子どもは必ず成長していくもの。幼稚園や保育園にだって通うでしょう。そう考えると、子育てが大変な時期というのは長い人生のなかでたった数年です。その数年さえ乗り切ればあとは楽になるんです。
その数年のために同居なんてするもんじゃないです。その先何十年と続くかわからない同居生活が待っているんですよ?
ゆくゆく年老いた義父母を見捨てろと言ってるわけではありません。あくまで、できるだけお互いがストレスを感じず暮らしていくためには同居は回避するべきだと言っているのです。
例えば同居なり近くに住んで、子育てを助けてもらった場合、やはり手を出す以上は口も出したくなるものです。理性で抑えられる姑であれば姑の方がストレスをためますし、口出ししてしまう姑なら嫁がストレスになります。
自身のことであれば我慢できても、我が子のことでとやかく言われるのは許せないのが母親。どんな母親でも「私がママ」というプライドは持っていますからね。実際に同居していた友人は、食事やしつけ、叱り方に関していちいち口出しされ、参っていました。たとえ姑は良かれと思って言ったことでも、嫁には嫌味になるのがオチです。
逆に、嫁の方が舅や姑の生活態度に関して口出ししたくなることもあるでしょう。
もともとあかの他人。さらに世代も違う。そんな人間同士がいっしょに住んで簡単にうまくいくはずがないのです。離れているからこそ思いやったり譲り合ったりができるというもの!
同居を回避するには夫を味方につけるのがカギ
夫が「同居なんてしない!」とハッキリ言ってくれるタイプの人なら問題ないのですが、親に逆らえない、毅然と断れない夫の場合、言葉は悪いですが、夫を手なずける必要があります。うちの亭主がそうでした。
何か子どもの行事や、盆正月の集まりがあるたびに義父母には「こうしろ、ああしろ、それが常識」といちいち小うるさく口出しされるのですが、逆らえず黙って従う夫。「あんたにとって何が1番大事なん?親?いい歳こいて親の言いなりとは情けない!」と文句を言ってやったことがあります。
これくらいガツンということも大事です。(まあこれはかなりきつい言い方ですが)
要するに「嫌なものは嫌」とはっきりNOを突き付けることです。交渉の余地があると思わせないこと!
同居の意志が全くないということを夫に理解させた後はどうするか?
夫に尽くすんです。(あれだけ怒鳴ったのに?笑)
夫が好きなご飯を作ったり、労いの言葉をかけたり、マッサージをしてあげたり。そうすれば「こんないい奥さんなんだから、大事にしないと」となるわけです。いたって単純。味方になってくれるというわけです。
そうすればあなたが断りづらいと悩む必要はありません。「全て主人にお任せしておりますから」あたかも夫を立てる良き妻として、夫に断ってもらえばいいのです。
同居しないため新居購入に子供を巻き込む
やや荒業ですが、ある程度家の購入のめどが立っていれば、どんどん展示会に足を運ぶことです。素敵な物件を見て回るほど、夢のマイホームへの憧れが大きくなります。そこでいい物件があれば、しめたもの!
「もう決めちゃおうか~」とうまいこともっていきます。そのときは子どもたちの力も借りちゃいます。「〇〇くんもこのお家気に入ったよね?」たいがいきれいなお家を見れば子どもは「うん!」と言います。笑
他にも「こういうとこが便利よね」「ここが素敵!」などと盛り上げ、夫をその気にさせます。もちろん本当に気に入った場合しかこの方法はおすすめできませんが、家を買ってしまえばもう同居の話は完全に消えますからね。
うちは実際この方法で家を買い、同居を免れました。義父母もついに諦めたようです。
さいごに
なかなか鬼嫁だな、と思われましたか?笑
いえいえ、あくまで「賢く」同居を回避しただけですよ。
義父母には今まで通り振る舞っていますし、嫁として自分がしてもいいと思えることは舅姑のために尽くしておりますから。
キーワードは「賢くしたたかに」です!