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積読状態解消にマインドマップを活用したら超便利だった

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いつか読みたい、いつか勉強したいと思って買った本が部屋の片隅に積読状態。そんな読んでいない本…見るたびに「読まなくちゃ」「もったいない」と罪悪感に変わっていませんか?

そんなマイナスな心境から解放されて、積読も解消するためにマインドマップを使った読書が超絶に役立ちます。

この記事では次のことがわかります。

  • マインドマップで積読が解消する理由
  • マインドマップの書き方
  • 作ったマインドマップの活用法

「ただでさえ本を読んでないから積読状態なのに、マインドマップって…」と思うかもしれません。でも安心してください。

1冊1時間以内で積読の罪悪感から解放されます。
集中力が無くてもできます。

マインドマップ×読書をはじめると積読が解消されるだけではありません。もっと本が読みたくなります。さらには知識量が増え、思考力が向上し、記憶力もアップするというおまけ付きです。

ちょっとうさん臭い感じがしますが、もともと頭を整理するためのツール、新しいアイディアを出すためのツールとしてマインドマップは利用されています。
知識を得るための読書と相性が良いのは当たり前なのです。ちょっと興味出てきませんか?

自分は耳で聞く読書、耳読と合わせてマインドマップを取り入れたら読書がサクサク進んでいます。積読状態に後ろめたい気持ちがあるなら、ぜひ参考にしてみてください。

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マインドマップで積読が解消する理由

積読を解消するためにマインドマップが超使えるんです♪

そして簡単&短時間にできます。なぜなら本をマインドマップ化するのは目次だけだからです。目次をマインドマップ化するだけで一冊読了とするので簡単なのは当たり前ですよね。

この方法だと一冊で長くても1時間で終わります。

本を最初から最後まで全部読むのは大変ですが、目次だけでも全体を把握できるのでざっくりと読んだ気分になれます。

もちろん本文を読まないので細かいことはわかりません。目次からだけだと間違った理解をすることもあります。そもそもお金を払って買ったのに目次しか読まないのはもったいないなと思う気持ちも分かります。

でも積読はお金を払って全然本を読んでいない状態です。本を読む時間がないとか、読んでない本が多すぎるなどのような場合は、積読状態で全く本が読めてないよりはマシです。

また目次だけだと量が少ないのでマインドマップ化が終わるまで集中力が続きやすいです。

目次の量が多かったり自分が疲れている時にはたまに時間がかかることがあります。そんな時は15分ぐらいに単位を区切って何回かに分けるなど工夫をすると負担が減ります。

このようにマインドマップを使うと簡単に積読を解消することができます。

目次をマインドマップ化する方法は?

本の目次をマインドマップ化する方法は、基本的には目次にある単語をピックアップして書き写すだけです。

手書きだと大変ですが、パソコンやタブレットのアプリを使えば修正も簡単にできるので気になる言葉をどんどんと追加して後から修正すると時間もかからず負担も減ります。

なお、この記事では基本的なマインドマップの書き方や用語の説明はしません。

ちなみに、自分はSimpleMindというアプリのPC版とAndroid版(Fire HD 10 Plus + Google Playストア)を使っています。このアプリは有料なので、無料のFreemindでも良いかと思います。

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マインドマップ化するルールは?

具体的に目次をマインドマップ化する方法です。イメージはこんな感じになります。

画像は Amazon の紹介文にある目次情報を参考に例として作成したものです。文字がつぶれてしまうので、1章の部分を拡大しています。

目次からどのようなワードがピックアップされ、どのようにブランチへつながっているかなど参考にしてください。「心」や「身体」のサブブランチは、グルーピングのために新設しました。

ています。

これが正解ではありません。人それぞれ注目するワードが違いますし、そのとき知りたいことも違います。あくまでも例です。とはいえ、何もルールが無いと困りますよね。

大きくは章ごとのメインブランチは書籍の目次のサブブランチと自分なりにマインドマップ化したサブブランチに分けます。後々見直したときに使いづらかったのでこうなりました。

セントラルイメージ

セントラルイメージは本のタイトルです。自分は Kindle 本の表紙のスクリーンショットを撮ってセントラルイメージにしています。

メインブランチ

セントラルイメージから伸ばすメインブランチは章ごとに伸ばします。5章あるならメインブランチも5本になります。

そのメインブランチから2つのサブブランチを伸ばします。

1つは書籍の目次をそのまま書き、さらに節に分かれるサブブランチ。もう1つは、この章と節から切り出したキーワードをマインドマップに落とし込んだサブブランチです。

目次と両方かいておくことで、本文を読みたくなった時にどの章(節)を読めばよいのかがわかりやすくなります。

いまは「はじめに」「あとがき」などは省略しています。これらは著者の主張などが書かれている部分でもあるので、今後変更するかもしれません。

キーワード

キーワードは目次から選びます。それぞれ、その章、その節をイメージしやすいワード、象徴するワードにします。

マインドマップはイメージを膨らませる為にも使いたいので意味を固定しないよう、できるだけ単語だけにするのが望ましいです。

どうしてもという場合は「マインドマップはイメージを膨らませる」というサブブランチを

  • マインドマップ
  • イメージ
  • 膨らませる

のように文章を3つのサブブランチに分けます。

キーワードは意味合いが同じなら別の言葉に変えても良いですが、目次にあるワードをそのまま使う方が無難です。

目次で使われていないワードにすると本文を読むときに、読書術・速読術で言うところのキーワードリーディングやスキャニングがやりにくくなります。

ブランチの数

目次をそのままかいたサブブランチは、章の数、節の数に合わせて制限なくいくつでも伸ばします。でもマインドマップ化した方のサブブランチは、できるだけ3~5のブランチにまとめます。

この数は認知心理学や記憶術などで言われているマジカルナンバーに由来します。マジカルナンバーは人間の短期記憶で一度に認識できる数のことで、4±1とされています。

ブランチが6個以上になる場合は、似た意味でグルーピングするなどして3と3とか2と4のようにまとめると良いでしょう。

そう、マインドマップ化するということは、記憶しやすくなるというメリットもあるのです。

いくらでもやり直せる

目次だけとはいえ慣れていないと、どのブランチにどのキーワードをつなげたらいいのかなど迷うことが多いかもしれません。

でも大丈夫です。

本来マインドマップは手書きでするものらしいですが、アプリを使っていることで修正はいくらでも簡単にできます。

PC 版は画面が大きくて見やすいのですが、キーワードやブランチを指で簡単に操作して移動する点においてはタブレットの方が優れています。

このように考えながらどんどん修正していくやり方だとハードルはかなり下がるはずです。

マインドマップ化に向かない本

目次のマインドマップ化に向かない本というものもあります。小説はもちろん、目次が少なすぎる本、たくさんの人のエピソードや名言を集めたような本などです。

なぜなら、小説は目次が少ないし、ストーリーがあります。また、エピソード集や名言集はテーマが多岐にわたりすぎて関連性を見つけるのが難しい場合があるからです。

このような本は無理してマインドマップ化しようとせず、やりやすい本を選ぶようにすることで「めんどくさい」「やりたくない」を避けることができます。

もし既にこのような本をたくさん積読状態にしているのであればごめんなさい。

マインドマップ化した目次の活用法

ここで作ったマインドマップは作って終わりではありません。何度もおいしく活用できます。

マインドマップを作るために目次全体がだいぶ頭に入っているはずです。つまり本の概要がすでに頭に入っている状態です。

積読が解消されただけでも十分かもしれませんが、これを手始めに目次マインドマップを活用することができます。

読みたいところをさらに深く

ここでは目次をマインドマップ化することを前提にお話ししていますが、気になる話題があればマインドマップ化が終わってから本文を読んでみましょう。

そして本文から得られた情報をマインドマップに追加していくのです。どんどんマインドマップを充実させていくのも面白いですよ。このとき、目次を写しただけのサブブランチは触らないように注意してください。

さて、本文でもやり方は全く同じです。

読んでいて気になるキーワードが出てきたら関連性が高いと思われるブランチに追加していきます。もちろんこれも章を超えない範囲でブランチを変更したり、似たキーワードとグループ化しなおしたり、いくらでも修正できます。

じつは、章ごとにブランチを分けたように節でも分けた方が良いのではないかと考えていたことがあります。でも細分化しすぎると同じワードが色々なブランチに出てくることになります。

一見すると整理されているようですが、煩雑になるのではないかと思って分けるのはやめました。読みたい節を特定しにくくなるのが難点でしょう。

ところでこのような読み方をすると、内容の取りこぼしがあるのでは?と気にされるかもしれません。

でも大丈夫です。

ある著者さんから聞いた話ですが、1冊の本の中で本当に言いたい部分は一部で、あとは補足とか文字数稼ぎであるとのことです。

これはパレードの法則(2:8の法則)とも通じるのではないかと思うのです。

この方が本を執筆するときも目次から作り、トップダウンで書いていくと言っていました。目次をマインドマップ化するのはズレた考え方ではないと、この時確信しました。

また、「気になるところだけ」とすることで読書のハードルが下がります。心理的にも読み直しがしやすくなりませんか?

複数の本を同時に読む

読書術に並列読書や並列読みと呼ばれるものがあります。2冊3冊(人によっては5冊10冊)を同時に読むというものです。

文章の書き方が自分に合っていなかったり、偏った情報に基づいていたりするのを避けるため、インプットの量を増やすためなどの理由から推奨されています。

「1冊でも大変なのに、何冊も同時になんて…」
そのとおり!自分も嫌です(笑)

でもマインドマップを2枚3枚だったら?

自分で書いたマインドマップです。おぼろげながら既読感があるはずです。まっさらな状態で読むこれまでの並列読書よりラクじゃないでしょうか。

共通ワードを探す

たとえば3枚のマインドマップを並べてみたときに、3枚すべてに同じキーワードや同じ意味合いのサブブランチがあったらどうでしょう。

それは、そのテーマで外すことのできない基礎的なものだと言えないでしょうか。

未知のテーマについて勉強しているときに「最低限押さえておくべきテーマ、最重要なキーワードと位置付けて、優先的にインプットすべき」などとわかったら嬉しくないですか?

また1冊目では分かりにくかった解説も、2冊目3冊目と別の角度から同じことを説明されているうちに理解ができるようになったり、より深く理解できるようになったりします。

このように、並列読書は同じことについて何度も目にしているうちに基礎知識が蓄積されているので速く読めるようになります。速く読めるようになって理解度も深まります。

いくら早く読めるようになるとしても、全てを並列読書するには時間も集中力も持ちません。でも目次のマインドマップを活用することでこのようなことができるようになります。

思考を整理することができる

本来マインドマップは思考を整理する為のツールです。だから本に書かれている様々な情報をまとめ、整理するのにはピッタリです。しかも「自分専用」に。

先ほどの並列読書の時でわかるように、目次のマインドマップは一覧性に優れています。共通項や関連性を見つけやすい形式です。

気になるテーマが見つかるたびにマインドマップを見ながら「あーでもない、こーでもない」としているうちに別の視点や新しいアイディアが現れることがあります。

マインドマップ化している最中でも、どのワードをどのブランチに関連付けるかとか、複数のワードをグループ化できないかなど試行錯誤しているうちに書籍全体がざっくりわかってきたはずです。

このような試行錯誤は、読書術の「疑問を持ちながら本を読む」に共通するところがあります。

目次をマインドマップ化すると、思考をまとめることができたり深い読書をするためのヒントが得られたりなどの活用するメリットが得られます。

さいごに

この記事では

  • マインドマップで積読が解消する理由
  • マインドマップの書き方
  • 作ったマインドマップの活用法

について紹介しました。

このように目次に絞って本をマインドマップ化することで、積読状態を解消することができて、それによる罪悪感を消すこともできます。

ぜひ試してみてください。

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