赤坂で”違いの分かる人”とコーヒーが飲みたくなったら「コヒアアラビカ」。ここならハズレはありません。
リラックスできるできる雰囲気と、気軽に話をしてくれたマスターのコーヒーへの思いが自然体かつプロで好感が持てます。コーヒーの興味深い話が聞けるのも、スタバやドトールにはない特徴です。
難点があるとすれば、それは価格。お財布にちょっぴり余裕を持たせておきましょう。
急に思い出して「こんど行こ」と考えながら書いている記事なので、いまは写真とか何もありません(笑)
赤坂の老舗珈琲専門店「コヒアアラビカ」
赤坂で美味い珈琲を嗜むなら「コヒアアラビカ」がおすすめ。落ち着いた雰囲気の店内は、スタバのようなチェーン店には無いくつろぎの空間です。
マスターも気さくで、素人が”コーヒーのしったか的な話題”をふってもていねいに答えてくれます。
さぞかし良い水を使っているんでしょ?
お店に入って出される”おひや(水)”の味が蒸留水のように透き通っていました。
珈琲もこのクセのない透明な水で淹れているんだろうと思ってマスターに聞いてみたんです。そしたら返ってきたのは意外な答えでした。
「おひはミネラルウォーターですが、水道水で淹れてます」
水道水!?まじでか~!!聞けば、沸騰させた水道水で十分なんだそうです。豆にも水にも気を使っているのかと思っていたので、ちょっと肩透かしを食らった気がしました。
珈琲豆は見えるところに出しません
じゃあどこに気を付けているのかというと、豆の保管について教えてくれました。
よくカウンターのところに珈琲豆を並べてる店ありてますよね。いかにもって感じで美味しい珈琲を飲ませてくれそうな気がします。
が、コヒアアラビカで豆はどこにも見当たりません。
あれは雰囲気作りのためであって、豆のためには良くないんだとか。空気や光に触れるとどんどん品質が劣化してしまうそうです。
だからお店では冷蔵庫に入れて保管して使う分だけ出していると教えてくれました。
逆に言うと”豆を陳列しているお店は見かけだけの可能性がある”ということですね。他のお店に行った時のチェックポイントとして使えそうです。覚えておきましょう。
珈琲は最低1,000円
ほかの店に比べると高いんです、この店。
自分が行ったときはまだ消費税5%の頃で、たしかカフェオレがかろうじて900円台でした。あとはすべて1,000円以上で、希少な豆を使った2,500円のが最高だったと記憶しています。
使っている水のことや豆の保管について正直に教えてくれたことを考えると、この値段設定も「きっと適正価格なんだろうな」と思ってしまいます。
もちろん赤坂価格としての適正値ってことで、ぼったくってはいないって意味でね。
黒砂糖はどうするの?
ふだんからコーヒーに砂糖は入れません。喫茶店とかでまともなコーヒーを飲むときはミルクすら入れません。
だから記憶があいまいなんですが、ミルクと砂糖が出てこないで黒砂糖だけが出てきたような気がするんです。
「この黒いかたまりは何?お菓子?注文してないよ?」
そう心の中で抗議していたら
「黒砂糖を口に入れて、珈琲を飲んでください」
たしかそんな風にいってました。黒砂糖と珈琲、初めての組み合わせです。しかも口に入れたまま飲むなんて、初体験ですよ。
言われたとおりにやってみるとね、これがすっごい合ってるの!
黒砂糖って甘いけど、柔らかい甘さ。そこに珈琲の苦味とか渋みとかが合わさると今までに味わったことのない味に。思わずニヤニヤしちゃいました(笑)
結構な塊を口に入れてましたが、これは小さめに砕いてからの方が健康にも良いかもです。チビチビやるのをミミッチイととるか幸せな時間を堪能すると取るか、です。
とにかくコヒアアラビカにいったら、この飲み方はやらないとソンですよ!
東京都 港区 赤坂 3-18-2 B1F
コヒアアラビカ