毎月恒例のWindowsUpdateは、Windows10になっても存在します。違いは、他人のアップデートに自分のインターネット帯域を使われるところ。
これによって、たとえMicrosoftのサーバーが混雑したり、ダウンしたりしても世界中のインターネットにつながっているWindows10パソコンから更新プログラムをダウンロードすることができるようになります。
もしメイン回線がモバイルルーターなら、知らない間にパケットを使い切って課金されてた、なんてことがあったら不安です。
Windows10のインストール直後はこの機能がオンになっています。オフするには、こうします。
機能をオフにするのは簡単
新しいWindowsUpdateには、P2Pの技術が使われていことをGIGAZINEの「Windows10はWindows Update時に他ユーザーの帯域を使うことが判明」で知りました。
たしかに便利ですが、インターネット回線を他人とシェアすることで速度が遅くなるのではないかと不安になる人もいることでしょう。
Windows95時代のMicrosoftならわかりませんが(え?)、Windows10ならこの機能をオフにすることができます。
WindowsUpdateの配信の最適化をオフにする手順
スタートメニューからWindowsUpdate画面を開きます。Windows7時代とは違い、少々手順が必要です。
真ん中あたりの「更新プログラムの提供方法を選ぶ」をクリックする。
家族がそれぞれ自分用のパソコンを持っていて、自宅に何台もパソコンがある場合は、あえてオフにせずに「ローカルネットワーク上のPC」を選んでおくと幸せになれるかもしれません。
オンでも影響は少ない…と思いたい
たぶん、パソコンがアイドル状態(使われていないとき)だけ回線帯域をシェアするとか、最大で何%の帯域を使用するとか、インターネットの使用に支障が出ない配慮はされていると思います。
でなければ、苦情が殺到するでしょうから。
ですが心情的に使われたくないという人もいるでしょうし、クラッカー(悪いハッカー)によって悪用されるかもしれません。
心配な人はオフにしておきましょう。