健康

インフルエンザ?風邪?回復までの期間と過ごし方

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周囲でインフルエンザが流行っているときに風邪っぽい症状が自分にもあると「まさか自分も?」と焦りますよね。たとえば仕事で重要なポジションにいるなら、簡単に休むこともできずに対処が遅れて重症化することもあります。

インフルエンザか風邪か、素人には難しいときがあります。

休めないからと言って、「症状が軽いからと風邪だろう」なんて勝手に判断しないで、速やかに医者に診てもらったり、発症中の生活に必要なものをそろえたりと、準備を整えておくことで結果的には早くインフルエンザを治すことができます。

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インフルエンザと風邪の違いは?

インフルエンザと風邪にはどんな違いがあるのでしょうか?インフルエンザには、その年によって症状に流行があるとされています。それによって素人ながら簡単な判断している人も多いですし、話題にもよくします。

たしかに発症した人に聞くと似たような症状だったと口々に言うので、信ぴょう性がありそうです。でも実は違います。その人の免疫力によって症状が左右されるのが本当なようです。

国立感染症研究所 感染症情報センターによるとA型またはB型インフルエンザ の典型的な症状は次のようになっています。

1. 1~3日間ほどの潜伏期間
2. 突然の発熱(通常38℃以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛といった症状
3. 咳、鼻汁などの上気道炎症状が続く

風邪に比べると重い症状になることが多いのですが、人によっては「体がだるいかな?軽い風邪かな?」などと思っているうちに治っている場合もあるようです。

なので勝手な判断をしないで医療機関でしっかり検査することをお勧めします。「軽い風邪かな?」なんて言っている間にあなたがインフルエンザウィルスをまき散らしているのですからね。

インフルエンザが回復するまでの期間

「いつまでも寝てられない!」「早く治さないと周りが迷惑する!」なんて責任感の強いあなたなら、完治まで何日かかるのか気になるところでしょう。

インフルエンザは一般的には、発症してから5日、熱が下がってから2日、計一週間くらいで仕事に戻れるはずです。医師の判断によっては長くも短くもなる可能性はあります。ウィルスの活動期間を考えたら短くなることはないかな?

また、発症から48時間以内なら特効薬(タミフル)があります。ただし検査するタイミングが早すぎると陰性の結果になる可能性があります。発熱してから24時間ほど経ってからの検査がよいでしょう。

病院に行く場合には、事前に電話連絡をしてインフルエンザの可能性があることを伝えたり、外出時にはマスクをするなどの自分が感染源にならない配慮をしましょう。

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発症中の過ごし方とあると便利なもの

もしインフルエンザと診断されたらできるだけ外出は控えるべきです。症状によっては出かけたいとは思わないでしょうが。

出かけるにしても、あまり人通りの多いところにいかないとかできるだけ短時間で用事を済ませるといった配慮があるといいですね。料理ができなくても外食だけはやめましょう。

一人暮らしをしているなら症状が軽いうちに必要なものをそろえておくと良いかもしれません。必要なもの、あった方が便利なもの、「その時」になってから後悔しないように。例えばこんなものがあるといいでしょう。

  • ポカリスエット
  • 氷枕や冷却シート
  • 消化の良い食べ物(できればレトルトのように調理が簡単なもの)
  • ティッシュ
  • マスク

水分補給は普段よりも多めにしましょう。ただの水よりもポカリスエットのようなイオン飲料の方が吸収が良いのでお勧めです。
レトルト食品すら作るのが辛いなら、出前を頼むのも手です。ピザやカレーのようなものは避けて、できるだけ消化の良いものを食べましょう。

準備を済ませたら、十分な睡眠と安静を心がけて、食べられるようになったら栄養のある食事で体力を回復させることが結果的に早く治ることにもつながります。

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